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◆◆◆ -- 2005年2月のお話 -- ◆◆◆
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■■灰色の決して途切れぬ幸せの環 2 ■■ |
以下は昨日の続きであるのである。(話師風に) |
◆◆◆◆ |
誰かに助けを乞う覚悟。 |
それはその誰かがいなければ決して為し得る事のできない覚悟。 |
その誰かの存在を、それがなければ誰かに助けを乞う覚悟ができないものにするのは、私だ。 |
そしてゆえにその誰かの存在を私の目の前に置き据えて見つめる事が、 |
自然自らの覚悟のほどを示している事になる。 |
そこに誰かを存在させているのは、私。 |
けれどその誰かが存在する事を私が決めてよいのは、そこに既にその誰かが居るから。 |
決して私ひとりだけでは、その誰かの姿を作る事はできない。 |
レキの苦しみというものが、それがたとえどんなに辛いものだとしても、 |
最終的にその辛さでレキ自身の存在を消してしまうかどうかを決めるのは、レキ自身だ。 |
それが7年だろうが10年だろうが、レキが耐えられる辛さだと考え続けている限り、 |
レキは決してそのレキが自身に背負わせた苦しみによって消し去られてしまう事は無い。 |
地獄のどん底で悪夢を見続けるそのレキの仕草は、あまりにも悲しい。 |
しかし、レキがその悲しみに囚われている事を是としている限り、 |
そこでどんなに嘆こうとも、一向にレキは救われない。 |
だから、レキ、もう悪い夢を見続けているのは、やめようよ。 |
レキがどんなに自分を責め苛もうとも、それは絶対に幸せには繋がらない。 |
どんなに罪を償おうとして笑顔を続けていたとしても、決してレキは心から笑う事はできない。 |
レキが自らの内にある幸せになりたいという意志を全肯定しない限り、 |
いかなるレキの行為もただの暇潰しでしかない。 |
レキ! レキ! 自分を責める事に溺れないで! |
自らの犯した過ちや愚を知ろうともしないよりは万倍マシ。 |
知った現実を実感して、しっかりと自分を見つめていくのは大事。 |
けれどそれで終わって、だから後は消えていけばいいんだなんて言っているのなら、 |
レキはただの大馬鹿者だ。 |
ラッカは言うのだ。 |
私の名前を呼んでと。私に助けを求めてと。 |
誰だか知らない形だけの他人の影に怯えて助けを求めるその手を引っ込めるレキを叱り飛ばす。 |
レキが自分はレキだと言うようにそこに居るラッカをラッカと呼ばねば、 |
永遠にラッカはレキの目の前に舞い降りてきはしない。 |
そして逆に、レキがそこにラッカの姿を確かに認めれば、 |
それを認めたレキの姿をここに見つける事ができるのだ。 |
ラッカを見つけたレキが此処に居る。 |
ラッカが大好きなレキが此処に居る。 |
そして。 |
永遠にこの世界で幸せのうちにみんなと笑い合っていたいレキが此処に居る。 |
レキという姿を世界の中に探したって、そんなものは見つからない。 |
見つかるのはどうしようも無く醜い現実に彩られた引き裂かれたる「轢」だけだ。 |
だから、それは探すものじゃない。 |
其処にあると、レキが自分で言う覚悟を以てして初めてそれは存在するのだ。 |
ラッカが確かに其処に居て、それに助けてを求めることを認め決心したレキは、だからレキになれた。 |
そして。 |
ラッカがそこに居ると認められたのは、それはレキがラッカが其処に居て欲しいという願望によるものだが、 |
しかしレキがラッカという存在があることををそれに先立って気付いていたからこそ、レキはそう願えた。 |
ラッカはレキが願わなくても最初から其処に居る。 |
だからレキは、ラッカが其処に居ることは最初から知っていた。 |
当たり前の事に、ただただレキは気付いていくだけなんだ。 |
レキに知らないことなんて、本当はなにも無い。 |
レキは最初からすべて、知っている。 |
自分の中にある優しさの事も、自分が幸せになれることも、 |
そして自分の見ている悪夢が間違っていることも。 |
レキは必ずそれらのことを最初から知っている。 |
レキはだから、すべてそれらの当たり前の事に気付き、そしてそれがレキの本質となった。 |
ああ・・・・そっか、私は私じゃんか。 |
ラッカが最初から居なければ、レキは絶対にラッカに出会うことはできない。 |
だからレキにとっては、ラッカはラッカ。紛れも無い、ラッカ。 |
そのラッカが居たからこそ、レキもまた紛れも無いただのレキに出会えたのだ。 |
誰にも優しく接しみんなを笑顔にさせる弱者の導き手たることを望んだ、踏み石のレキ。 |
その望み溢れる姿こそ、レキの本質。 |
紛れも無い、たったひとりの、レキ。 |
私はレキを救う鳥になるといって、その美しい灰色の羽で希望の夢を魅せたラッカ。 |
ラッカはレキを救う鳥。 |
そしてレキは。 |
悪い夢をすべて解体し、忘れていたすべての当たり前のことを思い出し、壁を越えたのだ。 |
灰羽のレキに永遠の祝福のあらんことを。 |
この願いこそがレキの巣立ちを巡るすべての者達の仕事だと、私は思う。 |
◆ ◆ |
灰羽連盟雑談会『オールドホームのお話会』、無事終了致しました。 |
参加してくださった方々には、厚く御礼申し上げます。 |
やーもー、楽しかったです、私は。 |
はっきりいってどんな感じのものになるか想像もできなくて、 |
もしかしたら灰羽とかてんで関係無い話とかに行っちゃったりするのかなぁ、とか思っていましたけれど、 |
なんのことはない、始まってみればみなさん不自然なくらいに灰羽盛り沢山状態で、 |
あーもう、こういう風にやりたい放題で自然に出来上がっていくなんて、なんて幸せ、とか思いました。 |
萌えとか考察とかこじつけとか宗教とか妄想とか寝落ちとか、もう色々な方向に二転三転して、 |
これはもうあれですよ、嬉しいですよ、豊か過ぎて。 |
お話の内容云々よりも、こうして色々な事を思い思いひとりひとりがのんびりと話し合えること、 |
それがこのお話会の大元にちゃんと芽を出してくれたということに、なによりも豊饒さを感じました。 |
ええもう、いいんですいいんです、いい加減な事ばっかりでも、真面目一辺倒だろうとも、 |
そんなのかまいやしないんです。 |
ああやって自由に滅茶苦茶にお話できること、それでばっちり。 |
なにもこれが完成形だと思う必要もなく、思うところのある人は、 |
また次回のお話会で喋る事の構想を練ってみたりすれば、それでもう楽しいじゃないですか。 |
今回のようにまた凝りもせずのんびりするもよし、 |
調べものをしてちとカッコ良く決めてしんぜようと思うもよし、 |
次こそ参加者全員にレキさん萌えって言わせてやるいひひ、と暗い情念を渦巻かせるもよし、 |
ボケてもよし突っ込んでもよし、取り敢えず居眠りしてみるもよし、もうね、そういう感じ。 |
えっと、なんだか同じことしか言ってないような気がしますが、 |
その分私の言いたいことはよくわかって頂けたのではないかなとひとり合点したところで、 |
今回の灰羽騒動にひと終止符を打ちたく存じます。 |
どーせまた、近いうちに背中に羽が生えてくるとは思いますけれど。(黒っぽいのが) |
P.S: 要望があれば、また灰羽のお話会はやろうと思っています。ええ。 |
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■■灰色の決して途切れぬ幸せの環■■ |
レキ・・・・・・・レキ・・・話したいことがあるの。 |
干涸らびた白い空を真っ直ぐに落ちていく。 |
この体に込められた想いを風に奪い取られる事も無くただ真っ直ぐに。 |
なにも失ってはいかない守られた今のこの瞬間が過ぎていくのをでも止められない。 |
真っ直ぐに、真っ直ぐに、落ちていく。 |
思い出せない夢に囚われている。 |
自分の罪を知らないという罪。 |
それを断罪するのは自分だけ。 |
助けてなんて、言えない。 |
悪いのは自分なんだから。 |
そうしてこの悪い自分はただ消えていけば、それでいい。 |
だって、赦して貰えるような事ができるほど、自分はまともな奴じゃないから。 |
誰かに優しくされるために誰かに優しくし、自分が救われるために誰かを利用して。 |
ずっと自分が笑顔で居ればみんなが幸せで居られ、そうなればますます自分の価値が高まっていく。 |
そんな薄汚い事しかできない自分を、それをこそ責めなければいけないのに、 |
どうしてもそれだけしかできなかったんだから。 |
絶対に、絶対に、それをやめることは、できなかったのだから。 |
そうして結局最後の最後まで、黒いその羽と共にその自身の救済を乞うことを肯定することもできなくて。 |
いい加減なの。 |
どうしようも無く、駄目な灰羽だった。 |
レキは、そう云ったよね。 |
ただ死を選ぶことしかできなくて。 |
ただただこの永遠の幸せを自分から捨てる事でしか誠意を示す事ができなくて。 |
呪われた羽を背負う苦しみに必死に耐えて、それに耐える事しかできない自分を責め続けて。 |
自暴自棄になることさえ許されないから、だから進んでみんなのために生きようとしていたのに、 |
それは結局自分が赦されたいからしてる事じゃないか、そうとしか思えなくて。 |
そんなの許せる訳無い。 |
そんなみんなを利用して貰える幸せなんて、大嫌い。 |
この街での至福の時間が続くと言うことは、それだけ自分がみんなを騙し続けるって事なんだ。 |
だから自分はこの一瞬一瞬にすべてをかけて、早くこの罪を償わなくてはいけない。 |
そして、レキにはわかっていたんだよね。 |
絶対に、だから自分は赦される事はない、って。 |
だから、静かに独り消えていく事を選ばなくては、って。 |
だからレキは、永遠に生きることを許されないんだ。 |
だからレキは、永遠に幸せになることを許されないんだ。 |
『だとしても、レキはもう、この悪い夢を終わらせなきゃ駄目なんだ。』 |
レキ、私はあなたを助けたい。 |
私はレキが大好き。 |
私は、私の事が大好きなレキが好き。 |
レキは、悪い人なんかじゃない。 |
レキ、レキは私達をレキの贖罪のために利用してるって言うけれど、それがなんだっていうの。 |
レキ、レキ、レキ! 聞いて! |
レキは私の事、ずっとずっと守ってくれるって言った。 |
レキが私の事を優しい気持ちで見てくれたのは、本当だよ! |
レキがどんな言葉で自分の気持ちを説明しようとしてたって、 |
レキが私達に優しくしてくれたのは事実だよ! |
レキは、別にラッカはラッカじゃなくても良いって、言った。 |
違う。 |
レキは確かにあのとき、私を見てた。 |
誰でもいいなんて、嘘だよ。 |
レキは誰かに助けてって言っても、誰も応えてくれないかもしれないから怖い、そう言っていたけれど。 |
レキはあのとき、確かに私に最後の希望を託すって言ったじゃない! |
レキは、ほんとは助けてって、ずっとずっと言っている。 |
私が此処に落ちてきたそのときから、ずっとずっと私に助けを求めてた。 |
だからレキ。 |
だから、レキ。 |
そのレキの本当の思いを捨てないで。 |
自分のために私達に優しくしたって言う前に、本当の本当に私達の事が好きだって言ってよ! |
だからどうしても助けて欲しいんだって、私に向けて思い切り叫んでよ! |
レキはレキの想いにすべてを詰め込んで、懸命に幸せになりたいって願ってよ! |
レキが本当に優しい人だって、みんな知ってる。 |
でもレキがそうじゃないって言ってしまったら、本当にレキは悪い人になっちゃうよ。 |
レキがレキを責め続ける事に、本当は意味なんて無い。 |
レキの罪は、レキが自分に罪があると思ってそれを償わなければいけないと思い、 |
そして周りの人達に優しく接したときの自分の気持ちを邪なものだということをやめられない、 |
そこに本当はあるんだよ。 |
レキはその罪の環に囚われて、ずっとずっと抜け出せなかった。 |
レキは自分の中に優しい気持ちがある事をちゃんと知っていたのに、 |
それを自分の思い出せない夢で塗り潰しちゃったんだ。 |
自分が幸せになりたいって想うことをすべての元凶と見立てて、 |
全部自分のしてる事なんて結局自分の幸せのためにやってる事に過ぎないって言って、 |
そのレキの大事な大事な想いを投げ捨てちゃったんだよ。 |
レキの恐怖が、私にはわかる。 |
途切れる事無く湧き出る幸福への欲求に怯えて、必死になってそれを否定していたんだよね。 |
だからレキは、その環から出られない限り、永遠に幸せになることはできないんだ。 |
だから。 |
罪を知る者に罪は無いんだよ、レキ。 |
レキ。 |
レキはレキであることを知らなくちゃ、駄目。 |
レキは自分の中にある優しさと幸せへの憧れを認める覚悟を持たなければ、駄目。 |
レキの本当の名前は、なんだと思う? |
それはね、やっぱりレキが決める事なんだよ。 |
レキは周りの人間をただ自分が幸せになるための道具としてしかみれない、 |
そういう他の人達から引き裂かれたるもの、「轢」なのかもしれない。 |
レキは少なくともそういう風に言ってる。 |
でも、でもね、レキ。 |
それがなんだって言うの? |
それでもレキがみんなに優しくして、みんなの事が大好きだって思ってるのは確かじゃない! |
レキはみんなとずっとずっと永遠にいたいんでしょ! |
みんなの笑顔を永遠に見ていたいんでしょ! |
どうしてもみんなと一緒に永遠に生きたいんでしょ! |
たとえレキが「轢」だったとしても、そんなの関係ない。 |
レキは誰をも幸せへと誘う小径の踏み石の「礫」になりたかったんでしょう!! |
レキが自分の中の優しい気持ちを、それを邪なものと言っている限り、レキは轢。 |
でもレキがその自分の想いを認めてしっかりと覚悟できたら、レキはもう、礫なんだよ。 |
その踏み石の礫に罪なんてもう、追いつけないよ。 |
レキ。 |
レキは救いを待っていた。 |
ずっと、ずっと、ずっと。 |
そして、レキの目の前には「誰か」しかいなかった。 |
誰でも良い誰か。 |
ただの道具としての誰か。 |
レキはその冷たい道具達に囲まれている夢の絵を描き続けていた。 |
泣きながら。命懸けで救いを求めながら。 |
この罪の環を断ち切る事は、レキにはできなかった。 |
だって、レキにはその「誰か」しかいなかったのだから。 |
私には、鳥が居た。 |
私にはその鳥が誰なのかはわからなかった。 |
誰でもない誰かだったの。 |
だから私はそれが誰かを思い出す事ばかり考えて、そうして罪の環に囚われてしまったの。 |
私はね、レキ。 |
その罪の環から抜け出せた。 |
それはね、私がその「誰か」が誰であるかを求めるのをやめたから。 |
私はね、その「誰か」を私を見ていてくれた大切なたったひとりの『誰か』にしたんだよ。 |
誰でもいい「誰か」じゃなくて、この人で無くてはいけない『誰か』に。 |
私はあの鳥を、私の中の決して壊れぬ井戸の中に見つけた。 |
私はもう、その鳥を見失わなかった。 |
私の中に確かに在る、誰かに見守られていたことを知っている私を見捨てなかった。 |
レキ。 |
私が言いたいこと、わかるかな? |
私はその鳥に救われたの。 |
私はその鳥に救われた私を救ったの。 |
レキ。 |
だから、私の名前を呼んで。 |
私をその冷たい「誰か」達の中から取りだしてよ。 |
レキが独りぼっちなのは、その中に私が居なかったから。 |
私というたったひとりの『誰か』をレキが作り出せなかったから。 |
レキ。 |
そのレキの本当の気持ちを言って。 |
私が生まれてきたとき、私に託した最後の希望を今此処で、もう一度叫んで。 |
私、ちゃんとレキの事、見てるよ。 |
レキのお願い、ちゃんとちゃんと、聞いてるよ! |
だから私、それを伝えるためにレキの冷たい夢の中に飛び込んだよ! |
私は鳥。 |
レキを救う鳥。 |
レキにとっての「誰か」では無くて、『誰か』。 |
私はラッカ。 |
レキの7年間のすべての想いを託された、灰色の羽の私。 |
私、待ってなんていられないよ。 |
私はレキが私を見てくれるまで、レキの元に飛び続けたよ。 |
そして。 |
そして、レキは私を見つけてくれた。 |
レキは悪い悪い夢の満ちた冷たい部屋の中で、私を見つけたよ。 |
レキ・・・・レキ・・・・・・・・・・レキっっ! |
名札の名前が・・・・礫になったよ! |
レキはもう、引き裂かれた独りぼっちのレキじゃない。 |
だってレキは、私に助けてって言えたんだから! |
自分の中にある優しい気持ちを認めて、 |
そしてその優しさの受取り手である私を信じて、助けてって言えたのだから。 |
レキの周りには、もうレキの大好きなみんなが居るよ。 |
レキの周りには、もうレキの好きで好きで堪らないこの世界が広がっているよ。 |
罪の環はもうレキを捉える事はできずに、幸せの環へと変わったよ。 |
レキ。 |
レキはもう、自分の優しさを信じて他の人達や世界と繋がっていける。 |
どんどん、どんどん、繋がっていける。 |
自分の想いをどう説明しようとも、その大元にある大事な想いを持っていられるようになったのだから、 |
レキは永遠に自分を生きていける。 |
そして。 |
ほら・・・レキの羽・・・・・綺麗な灰色になったよ。 |
祝福を受けて光り輝く灰色の羽の羽ばたきは、もうなにものにも止められない。 |
永遠に続く、レキの飛翔。 |
そしてそれは、決して途切れぬ幸せの環。 |
自らの優しさの動機を、すべて笑顔で語れるレキ。 |
自らの想いを、すべて大好きなオールドホームの絵に描いたレキ。 |
私はそんなレキが、大好きだよ! |
・・・以下、第 二部に続く |
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■■ 普通ですから ■■ |
逆さまにしてバカにするですぅ。(挨拶) |
今週の岩窟王、観ました。 |
カバルカンティ、あーあ。 |
もう知らないぞ、このカバ。 |
で伯爵な訳なのだが。 |
先週の分も観てふと思った訳なのだが、伯爵はあれだね、 |
アルベールに照準絞ってるんだね。 |
アルベールを自分と同じ境遇に陥れる、というか。 |
フランツのあれだって、きっと伯爵、フランツってわかっててやったのだと思う。 |
最初はなにかと邪魔なフランツを、この際除いてしまおうという偶発的なラッキーをものにした、 |
そういう風に思ったけど、伯爵は最初から標的はアルベールじゃなくてフランツだったのかもしれない。 |
自分にとってなによりも大切な人を奪われる苦しみを、アルベールに与えるために。 |
だからきっと伯爵はアルベール、殺さないんじゃないかと思う。 |
そしてたぶん。 |
伯爵はアルベールに殺されるのを選ぶのかと。 |
伯爵はアルベールを自分に仕立てて、復讐を完遂する。 |
復讐の標的は、伯爵自身。 |
アルベールを憎悪の化身として育て上げて、自分の代わりに復讐を為さしめる。 |
伯爵は、きっとアルベールの事を殺せない自分を殺しきれなかったのだろうから。 |
伯爵は自分がやっている事がどういう事か、そんなことエデに言われなくてもわかっているし、 |
まだ自分自身が徹底した復讐を望むほどには冷徹になれない事も知っている。 |
なれないからこそ冷徹になろうと心懸ける事、それだけでこの復讐を押し進めてきた、 |
ゆえに伯爵には、アルベールと出会ったそのときから、自分自身でこの復讐を達成する事はできない、 |
その事はわかっていたはず。 |
伯爵はただただもう、「冷徹にならなければならない」と思う事しかできないのだから。 |
伯爵はだから、アルベールを憎むこともできない。憎まなければいけないとしか思えないのだから。 |
伯爵はもはやフェルナンを見てはいない。 |
伯爵はもはやアルベールしか見てはいない。 |
目の前に居るのは、ただただアルベール。 |
それを無視して己の復讐を完遂しようとするのは、目隠しで突っ走るようなもの。 |
伯爵は、そんな事は絶対しない。 |
不確定な復讐などありえない。復讐とはあまりに緻密なもの。思い通りにならない復讐など、無い。 |
だからこの状態から抜け出せない伯爵には、もはや復讐者としての資格は無いはず。 |
だから伯爵には、アルベールを復讐者に仕立てるという復讐、それしかもう、無い。 |
アルベールに憎しみの果てに自分を殺させる事で、すべて終わりにする。 |
なんとなく、伯爵を見ているとそう思えてならなかった。 |
あー、そうすると逆に伯爵はアルベール以外全部殺っちゃいそうな気も・・・・。 |
逃げろ、マクシミリアン!(そっちかよ) |
◆ ◆ |
えーと、なんだか他にもなにか書くことがあったような気がするのだけれども、 |
お風呂に入っていたら忘れてしまったので、無かったことにします。 |
で、最後に。明日はオールドホームのお話会の日です。灰羽です。 |
うん、今晩私は12話観て、明晩お話会の前に最終話を観て準備完了なのです。 |
灰羽! 灰羽! 灰羽! |
あれ? |
今日はおもくそ灰羽について語ってみようと思っていたのだけれど、 |
厳窟王書いてたら忘れちゃったよ、おい。なにやってんだ、カバ。 |
ということで、やりなおし。 |
灰羽! 灰羽! 灰羽! |
ええと、その、うん、あれです、えっと。 |
そう! それ! 思い出した。 |
灰羽はすごいですね。ほんとにすごいです。 |
その凄さを説明しようとしているうちはでも、まだまだ。 |
それはね、灰羽に負けてる。 |
灰羽に描かれている事はこういう事であると灰羽を主体にしてみて分析していると、 |
それはそれなりの文章は書けるのだけれども、 |
それは所詮灰羽を宣伝してるだけにしか過ぎない。 |
違う。そうじゃないの。それじゃまだまだ。 |
もっと灰羽に。より、灰羽に。 |
ということでね、灰羽を書くということは灰羽を説明することで無く、 |
灰羽を観ている私を書くということなのです。 |
ようは灰羽を観て私はこう思った! って事を灰羽の言葉を使って書けばよろしい。 |
昔はともかく、今の私のスタイルはそういう方向であって、 |
そしてそういう感じでいざ灰羽に向き合ってみたらあら不思議。 |
灰羽じゃん、これ。やっぱり私は灰羽でいくでしょう、うん。 |
なにを憚ることもなく、灰羽から全部補給できますじゃん。 |
そう、うん、灰羽は今、新しく私の前にその素晴らしき素材を魅せてくれましたのです。 |
あーもー、なに言ってんだか絶対明日の私にはわかんねーなー、これ。 |
ということで。 |
明日はほんと自分とかどうでもいいんで、話したい放題語りたい放題で、 |
めっちゃくちゃのぎったんぎったんに灰羽で盛り上がりませう。 |
私もたぶん、明後日の私には絶対わかんないよーな事喋りまくりますので。 |
それでは、また。 |
ごめんなさい。(色々な意味で) |
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■■ 補足説明 ■■ |
いたの? ケン。(挨拶) |
さて、さて、さて。 |
いつもありがたくアイコンを使わせて頂いている眠りの園様にて、 |
カレイドスターのアイコン制作の発表がありました。 |
今年に入ってから一番はしゃぎました。 |
小躍りとはこういうステップなのさー。 |
うーん、嬉しい、嬉しいよみんなー。 |
ということで気長にいつまでもアイコン完成の日を待たせて頂きます。 |
あ。 |
すみません。 |
今日は昨日の日記の補足説明するのがメインでした。 |
だのにカレイドスター話に浮かれてしまってすっかり出鼻を自ら挫いてしまいました。 |
まー全然良いのだけれども。 |
で。 |
昨日の。 |
まずは厳窟王。 |
某中佐というのは、某錬金の終盤で半分人間をやめた軍人の本分に忠実な人の事です。 |
ロボアー○ャー発進。 |
で、デス種。 |
昨日の文章だとアスランの良さを語るはずがなぜかガンダム比べになっているように見えますね。 |
違うんだよ、ボーイ&ガール。 |
セイバーとかそれはもうそれだけじゃ意味ないの。 |
セイバーがスゴイのは中の人がスゴイからスゴイの。 |
そこで敢えてセイバーという外を褒める事で中の良さをさらに際立たせているの。 |
すみません。 |
自分でもどうでも良かったらしいです。 |
アスラン萌え。(単刀直入に) |
それでデスノート。 |
は、特になし。 |
敢えて言うならば道端でデスノート拾っても、 |
私はいちいち名前書き込むの面倒だからいらないなぁとか、うん。 |
それだけ。 |
灰羽とか。 |
灰羽万歳。 |
以上。 |
補足とかなんの関係も無し。 |
ラストお知らせをひとつ。 |
長いこと改装中でした悠久的遍歴の改装がすべて完了致しました。 |
いままで2002年と2003年のログへとリンクを繋げていませんでしたが、 |
その辺りもようやく元に戻しました。 |
それと、今まで私が書きためた灰羽連盟に関する文章を雑談会を機にまとめて展示しました。 |
特設展『灰羽の部屋』と題しました。 |
よろしければ、どうぞ。 |
では。 |
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■■ 中が灰羽 ■■ |
ごきげんよう、紅い瞳です。 |
ここしばらくの間PCが壊れてしまっていて、日記の更新が出来ていませんでした。 |
でももう直りましたので、こうして日記を書いているわけです。 |
決して日記サボれるからもう少し壊れていて欲しかったなぁ、なんて思ってはいません。 |
さて。 |
色々とまだ後始末が残ってはおりますが、取り敢えずまずは日記を書こうという訳です。 |
なにを書いたものだろうか、とふと小首をひねって考えてみるところではたと膝を叩く訳です。 |
そうだ、岩窟王だ、と。 |
フランツー、だと。 |
すごかったですよね、今週のお話は。 |
フランツの本命はユージェニーなのでは、とかあらぬ方向へ胸ときめかせてる場合じゃないぞ、諸君。 |
伯爵ばんざーい。この鬼ー。 |
フランツやったぜ。この漢(と書いておとこと読む)ー。 |
アルベールのおたんこなすー。もういいから帰って寝てろ。 |
結論。 |
フランツはロボ化して復活するに一票。(某中佐のように) |
ふむ。 |
デス種。 |
略したり訳さなかったりするとガンダムシードデスティニー。 |
つまりアスラン萌え。 |
や、このひと言でいっても良いデスヨネソウデスヨネ、ハイ。 |
シンを舎弟にしていまや押しも押されぬナンバーワン。 |
超、カッコイイ。 |
セイバーとかセイバーとかセイバーとかあと変形したセイバーとかイイ。 |
インパルスなんてただ名前だけの主人公が乗ってるだけじゃないですか。 |
フリーダム? |
時代遅れなんだよ、ボケが。(パイロットは先端の斜め前を行ってますが) |
デスノートとか、読んだ。 |
DEATH NOTE. |
あー、人の名前を書き込むとその名前の人が死ぬノート、を読んだ訳では無く、 |
人の名前を書き込むとその名前の人が死ぬノートを使ってはっちゃける主人公のお話、を読んだの。 |
そう、1巻と2巻だけなのだけれども。 |
おー、これが噂のデスノートかと。 |
これが今はやりの漫画かと。 |
うむ。 |
なるほどなるほど、これは面白いなぁ、うん。 |
徹頭徹尾お腹の中まで主人公と敵役である探偵さん(?)との駆け引きで塗り潰されていて、 |
なんていうかジェットコースター(絶叫系)に乗っているときのような手放しの爽快感があったねぇ。 |
うんうん、これはもう楽しいね。ワクワクするよね。 |
頭の悪い私でもギリギリついていける程度の知恵比べの展開だから、これはもう極楽です。 |
漫画の娯楽としての大事な側面が、こういうところでちゃんと育っているのも嬉しいね。 |
こんな感じでわーっと遊べる漫画は久しぶりでした。 |
ええっと。 |
デスノートは人物の心理とかテーマとかなんとかそんなの全然どうでも良いお飾りだから、 |
それを目的として読み解こうとするのはなかなか奇想天外波瀾万丈なことですけれど、 |
うん、でもわざわざそれが奇矯な行為だからやるだけ無駄だぞーなんて野暮なことを言うつもりも無く、 |
ええまぁ、デスノートはお勧めですよ♪ (無難な結論) |
いい感じで脱力中。 |
◆ ◆ |
それはもう、実際は灰羽ですよ。 |
はい、灰羽連盟です。 |
先日より毎晩就寝前に灰羽の時間を創造して、灰羽連盟のアニメを1話ずつ観てますよ。 |
観ながら、それはもう唸ったね。 |
ほとほと感心したり呆れたりしてるよ、ほんと。 |
うわ、これ、最高じゃないの? |
確か1、2週間前にカレイドスターが最高のアニメですと本気で言ってたのはこの口か、とか、 |
自分の口に説教している自分の姿はとても後世には残してはおけないって何言わせるんですか馬鹿。 |
そうそう、うんうん、えへへ。 |
灰羽とはかくも重層なるものであったのだなぁ、って、 |
もう一体何回目なんでしょうね、それに気付いたのって。 |
分析につぐ分析、想像につぐ想像。そして、感動。 |
今まで私がなしてきた灰羽の感想のどれとも違う、またひとつ新しい灰羽への感想の誕生。 |
うわー、これもう果てしないよね、うん。 |
なんでコレ観てて、こんなに想いが溢れ出て止まらないんだろう。 |
観るたびに印象が、いえそれどころか其処に読み込めるものが大変化及び大増量しているんです。 |
嗚呼・・・これが私が愛した灰羽なのか・・。 |
今はホラ、アレです、第6話でしたっけ? クゥの巣立ちの。 |
あれで一応灰羽は話数的にも内容的にも折り返し地点になるのですが、 |
今までは6話以前の話には特別になにかを細かく読み込むことはなかったのですけれど、 |
今はもう、そんな、あの、えっと、どうしよう。(頭の中が色々一杯です) |
あー、くそぅ、灰羽だなぁ、もう! |
そういう感じで既に私の中には灰羽が目一杯詰まっていて、 |
そのうち背中を破って黒い羽が生えてきそうな勢いですので(罪憑き)、その、よろしくです。 |
なにをって、あなた。 |
あなたも灰羽連盟観るんですよ、何を今更。(決定事項) |
では、良い夢を〜。(灰羽の) |
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■■ 後手 ■■ |
ごきげんよう、紅い瞳です。 |
今日は図書館から借りてきた本を読んだり、自分が書いた以前の日記を読んだり、 |
他のサイト様の文章を読んだり新聞読んだり空気読んだりとか、そういう感じでした。 |
先日図書館行ったときさ、5冊を選んでバンと自信たっぷりにカウンターにおいて借りようとしたのですが、 |
「あー6冊既に借りてますね。返却日もかなり過ぎてますね。 |
返してからまたきてください。あ、この本は元の棚に戻しておいてくださいね。」って普通に言われました。 |
・・・・・・。 |
あまりの事に、もはや言葉もありません。 |
ていうか恥ずかしすぎ(汗) |
バンて。なんの疑問も無く借りようだなんて。 |
ははは。 |
ほんと、なにやってるんでしょうね、私は。 |
ということで、早速今日図書館に行って返して、先日棚に戻したばかりの本を借りてきた訳です。 |
いやほんとごめんなさい。 |
で、借りてきた本はこんな感じ。 |
・覇王の家 (司馬遼太郎) |
・新樹の言葉 (表題作を含む短編集 太宰治) |
・女の学校 (佐藤愛子) |
・二百年の子供 (大江健三郎) |
・邪悪な花鳥風月 (岩井志麻子) |
覇王の家のみ既に読了。久しぶりの司馬遼太郎は少し新鮮でした。 |
ていうか最近読んでた歴史小説がいい加減なのばっかりだったからなのだけれども。 |
太宰治と岩井志麻子はいつもの定番ということで借り。 |
佐藤愛子は前回借りた作品が面白かったので、この機に読み進めようと思って。 |
大江健三郎は昔読んだ作品が腹の立つほど面倒な文章だったので諦めていたのだけど、 |
今ちょっと読書欲がでてきたところなので、それに乗じてまた読んでみようと思ったから。 |
一応二百年の子供は文章は簡単だったので、まずは。 |
あとなんかいうことあったかな? |
あ、そうだ。 |
ギャグマンガ日和。 |
ああああああああああああ (笑いすぎて喉が枯れました。) |
◆ ◆ |
このたび、アニメ灰羽連盟についての雑談会を行う事に決定致しました。 |
日時は2月25日23:30より、場所は星降ル海之宴にて行います。 |
お時間お有りの方、是非お越しくださいませ。 |
今日から一日一話ずつ観て勉強しておくか(ぉ) |
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■■ 愚か者のスター ■■ |
カレイドスターに、捧ぐ。 |
初めからあった訳では無いから。 |
だから、自分で作ってみようと思った。 |
わかりきった色を重ねてその調和を愉しむ事になど満足できないから。 |
どんどんと無茶をしながら、いつしかそれが無茶でもなんでもない、 |
とてもとても嬉しい道程なんだと、気付く。 |
嗚呼・・・これが・・・・これがすごいってことなんだ。 |
自分のことをすごいといえることが、それがどういうことかって、 |
それを夕日を背に受けて、そのぬくもりと共に、感じた。 |
みんなの視線がジリジリと髪を焦がしていながら、それが、全然痛くないんだ。 |
嗚呼・・そうか・・・私はひとりじゃ、無いんだ。 |
なんにもなかったこの体の中に、色んなものが詰め込まれていくのが、 |
それがとてもすごいことなんだって。 |
それは私の中に初めからなにもなかったから、じゃない。 |
初めになにもなかった事なんて、なんにも関係ありはしない。 |
だからきっと、初めから私が持っているものなんて、あんまり意味なんて、無い。 |
こうやってずっとぼんやりと歩いてきた道の中で、私と触れあい擦り合いながら、 |
そうしてこの体にその痕跡を刻んでくれたもの達、それが居ること、 |
そしてその存在にありがとうって、そう素直に言えてしまったときこそが。 |
それこそが、すごいことなんだ。 |
ああ・・・・みんな私を見てくれてる。 |
ああ・・・私、今みんなが私を見ていてくれてるって事を、わかってる。 |
そうだね・・・・そうなんだね・・・。 |
だからこうして、前に進める。 |
空に向かって激しく飛び立てる。 |
この翼の羽ばたきを、誰よりも感じているのは、私。 |
一番幸せなのが、私でいいだなんて。 |
今、私、幸せです。 |
夜明け前の地に伏すことに誉れを感じることに満足しない。 |
戦いの果てにだけしか未来が無い世界なんて、作らない。 |
すべてを飲み込んでしまえる強靱さを。 |
現実に甘えてなんていられない。 |
誰もが笑顔になれる瞬間を、今ここに導き出したい。 |
光り輝くこのステージの上で、すべての人達が幸せのうちに笑い合えるように、したい。 |
そのためにならどんな事をも厭わない、なんて、もう言わない。 |
私は。 |
私はもう、厭うことからも逃げ出さない。 |
甘えてなんて、もういられない。 |
そしてだから。 |
戦うことをも含めた、最高の幸せを、みんなに魅せたい。 |
誰のためにこの現実があるのか。 |
そしてなんのために現実と呼ばれるものがあるのか。 |
現実はそれに従うためのものじゃない。 |
現実はそれを無視して素通りしても良いものじゃない。 |
現実をしっかりと受け止めて、尚かつ自分の思う通りにその現実を変えていく。 |
それが私の、夢。 |
愚かで険しく大変な、道。 |
そして、すごい、こと。 |
現実を知り尽くした賢者になんて、なりたくない。 |
現実を利用して独り勝ち抜く勇者になんて、なりたくない。 |
私は、この現実を変えるスターになりたい。 |
誰もが争わない、誰もが笑顔になれるステージ。 |
確かに争いは満ちているよ。 |
だからその中で生き残らなくては、なにもできないよ。 |
でも、私は決して生き残るためだけに戦ったりはしない。 |
私は。 |
私は絶対に争いを無くすために、戦う。 |
私は、戦わなくてはいけない現実と、ずっとずっと、戦う。 |
ほら、そうしたら随分違うでしょう。 |
この夜は翼をもいで地を這うために与えられた時間だとは思えなくなるでしょう? |
この暗闇は、遙か彼方に見えている朝日に向かって翼を暖めるための空間。 |
この翼は、紛れもなく、明日への夢。 |
私は今、この夜の中でどれだけこの翼を暖められるのか、それを頑張ってる。 |
そして。 |
もう既にこの翼は、開いている。 |
明日へ。朝日へ。 |
夢の空へ。 |
もうそこには、どうにもならない夜なんて、無いんだよ。 |
現実を知ったからこそ、だからこそより強く夢を求められる。 |
闇の帳がその裾野をどんなに広げても、私はもうそこから逃げ出す必要も無い。 |
私はしっかりともう、この夜空の下の湖で、翼を暖めていく事ができる。 |
この暗黒の空間がどんなにその闇を濃くしても、私はそれに恐れをなして瞳を閉じることも無い。 |
私はしっかりともう、この暗闇の中で、薄明るい夜空を見上げていく事ができる。 |
私はもう夜の過酷さを知らなかった者でも、知った夜の過酷さの奴隷でも無いのだから。 |
だから私は翼を抱いて夢を見る事ができる。 |
明日を、信じて。 |
信じることは、難しいよ。 |
ほんとのほんとに、難しいよ。 |
だからって誰も信じないなんて、そんなの良くない。 |
でもただがむしゃらに信じたって仕方が無い。 |
相手がどう思っていようと私はその人を信じると、ひとりで気張っても全然意味無い。 |
私はね、みんなを信じられる。 |
だって、みんなの笑顔がそこにあるんだから。 |
それは私が、勝手に思い込んでる笑顔じゃないんだ。 |
暗い現実の中で、確かに笑っている人達がいるんだよ。 |
私はその人達が居るからこそ、その人達を信じて飛んでいけるんだ。 |
私はその人達のために、ほんとうに頑張れる。 |
その人達の笑顔があるからこそ、一生懸命になれる! |
私はひとりじゃない。 |
そして私の夢は、私ひとりだけの夢じゃない。 |
その夢に向かって翼を羽ばたかせるのは、私。 |
でもその羽ばたきは、みんなの見上げる空が其処にあるからできるんだ。 |
私がどんなに飛び上がったって、そこに空が無かったら意味無いでしょう。 |
ほら、此処に、すごい夢が、あるよ。 |
『翼は、夢。そして空へ。』 |
◆◆◆◆ |
本日、キッズステーションにて放映中だったアニメ「カレイドスター」の全放送が終了致しました。 |
そして。 |
私の中でカレイドスターが最高のアニメになりました。 |
すごい。 |
こんなに明快に豪快に「夢」というものを語ってくれたアニメはありません。 |
そしてこんなに繊細かつ大胆に見るものに希望を抱かせてくれたアニメはありません。 |
完璧です。 |
これほどまでにバッチリなのでは、もはや私如きに語れることなど御座いません。 |
紅い瞳、全面的にカレイドスターに賛同ですもの。 |
私の手など借りなくとも、このまんま全部見てるだけですべてわかっちゃうもんね。 |
もし私がカレイドスターを誰かに語るとしたら、きっとこう言うでしょう。 |
「カレイドスターを見れば、きっとわかりますよ」って。 |
うん。 |
ほんとはね、最初の頃はね、カレイドの「このすごさ」をわかるのは私だけと思っていました。 |
だからその自分の感じ考えたすごさを感想として文章化しようと思っていました。 |
そうしてみんなにもそのすごさを伝えようって。 |
きっとカレイドを見ても素通りしちゃう人って、たくさんいると思います。 |
全然まったく面白く無かったって、そう言う人いっぱいいると思います。 |
だから私は少しでも私の言葉で、カレイドのすごさをアピールできたらいいなぁって、そう思った。 |
でもね、今はね。 |
そんなこと、必要無いような気がしたのです。 |
嗚呼・・・・・このすごさは、きっと私なんかの言葉が無くてもみんなに届くだろうなって思ったから。 |
なんか矛盾するかもしれないけれどね。 |
でも私はそれほどこのカレイドスターの持つ説得力、そしてなによりもその力強さに、 |
もうね、心の底から感動しちゃったから。 |
というよりね、これはもうどうしても信じられちゃうよ。 |
他の人達も、きっとこれはわかるんじゃないかなぁって。 |
うん。 |
それが現実的にどうかとか、そんなの関係ない。 |
少なくとも、私はカレイドのすごさをわかってしまったのだからね! |
私は。 |
カレイドスターをすごいと言う自分のこの言動、 |
それだけを通して、カレイドスターを語ろうと思っています。 |
カレイドスターはほんとにすごいよ。 |
だからみんなもカレイドスターを見てみよう! |
私は、すごい、本気です。 |
日頃の紅い瞳のいい加減さを鑑みれば、この本気さは貴重ですよ。(自分で言うな) |
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■■ 栄えあれ ■■ |
これだから、サッカーは。 |
すごすぎ。 |
感動し過ぎ。 |
震えました。 |
ああ、これがサッカーか! |
うん、もうね、最高の時間をありがとう。 |
日本と北朝鮮の選手達、大好きです。 |
そして、サッカー万歳。それでいこうよ、うん。 |
試合内容とか、ほんともう、それだけがサッカーじゃないよね。 |
上手い下手、勝ち負けだけじゃない、もうあのスタジアム全部がサッカーだったね。 |
選手のひとつひとつの動きが、一瞬たりとも途切れずに目に飛び込んできたね。 |
うーん、これ、最高だよ。 |
これ見てた人、たぶんみんな面白くて面白くて仕方が無かったと思う。 |
あの雰囲気! そう、あれだよね、サッカーの一番美味しいところは。 |
サッカーをよく知っている人も知らない人も、それぞれの国に思うところのある人ない人達も、 |
これはもうあのグラウンド上で動いているものだけにぞっこんだったのじゃないかなぁ。 |
小笠原のフリーキック! あまりのウマさに声が出なかった! |
川口のスーパーセーブ! さすがです! |
ナムソンチョルのミドル! 敵ながら天晴れなゴール! |
中村のボールキープ! うわ、相変わらずリズムが違うね! |
そして大黒の! 良くやった!! |
日本勝利、おめでとう! |
楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。 |
面白くて面白くてたまりませんでした。 |
ほんとに、ありがとう御座いました。 |
うん。 |
これからもまた、あんな試合を見たいです。 |
試合が終わった後、一番最初に思ったのはそういうことでした。 |
もっともっとサッカーを! |
もっとたくさん面白いサッカーを! |
北朝鮮チーム、また日本とサッカーやりましょうよ。 |
うん、それ。そういうこと。 |
もし敢えて他になにか言うことがあるとすれば、それだけです。 |
また、サッカーを一緒にやりましょう! |
この日の喜びを、あのスタジアムに来た人達、 |
そしてこの試合を見たすべての人が大事にしてくれると、嬉しいなぁ。 |
さて、私も頑張りますか。 |
◆ ◆ |
蒼さんとこで灰羽のラッカさんがほわーっと描かれていました。(2/7の日記) |
それでなんだか蒼さんの心暖まるぬはーっとした灰羽への想いがちょろっと語られていて、 |
それ見てたら。 |
あー、もう、駄目。 |
もう灰羽が止まらない。ノンストップ。 |
私とか、程々にしておきなさいと自分でも言っちゃうほど灰羽が大好きなので、 |
ちょうど程々に忘れかけていた熱っぽさを呼び覚まされてしまう感じでさ、もう大変。 |
寝ても覚めても灰羽。寝てても灰羽。そのうち寝もせずに灰羽になるよな。 |
すみません、ほんと、灰羽で。 |
私が一番スゴイと思うヒトはレキさんなのですが、 |
レキさんはラッカさんが居なければどうにもならなかったヒトで、 |
ラッカさんはラッカさんで、レキさんが居なければそもそもなんの意味も無いヒトだったと思う。 |
レキさんが居たからラッカさんは頑張っちゃった訳で、 |
レキさんはラッカさんが居たから笑おうと思えた訳で、 |
ええとほら、もうさ、あれですよ。 |
私的に灰羽は最終回でぜんぶまとまっちゃったと思っていますけれど、 |
でもそれまでのひとつひとつのお話が無ければ、やっぱり最終回にはなんの意味も無かったワケで、 |
だから灰羽とはつまりこういうことでしょ? なんてヒトクチで最終回を要約したような事だけ考えても、 |
それはあんまり面白くないし、なによりぎゅっと汚く縮こまっちゃう。 |
だからさ、灰羽なんてのはさ、色んな人が色んなときに色んな場所で色んな風にこまめに語ったり、 |
描いたり、或いは歌ったりして、そうしてたくさんの欠片を見渡して、 |
そうしてなんかほわーっとした感覚に包まれるのじゃないかなぁ、って思う。 |
蒼さんの絵なんてさ、なんかちょっと嬉しくなっちゃうよね、ああやってぽっと描かれると。 |
よし、うん、灰羽でしょ、もう。 |
ということで、ことあるごとに、いや、ことなくとも灰羽について適当なこと言い出すと思いますが、 |
暇なお人はそれにお付き合いしてくだされば、幸いに存じます。 |
チャットとかでほんといい加減なこと喋ったりしてますから。 |
そして暇な人がヘンな具合に集まれそうになってしまったら、 |
灰羽を語る会みたいなのもやってみたいですね。というか、やる方向で |
あ、うん、でもね。 |
それもいいのだけど、私はそういうのよりも、普段のチャットで普通に灰羽話ができる方がいいなぁ、とか。 |
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以上、灰羽が大好きな紅い瞳でした。 |
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■■君嘆くことなかれ■■ |
ごきげんやう、紅い瞳です。 |
なんやかやとサイトでやりたいことが、私の中にもくもくと生じ始めています。 |
あーアニメ感想書きたいー、とか。 |
でも最近はどうしても感想を書けるアニメを見つける事ができなくて難儀をしております。 |
今最も私が入れ込んでいるアニメであるカレイドスターにしても、 |
それは確かにとてつもなく面白い作品なのですけれども、 |
感想を書きたいと思わせる類のものでは無いのです。 |
これは私が感想書きに託するなにかが欠けているところがあるからなのかもしれません。 |
なにかについての感想を書くということは、それに於いてなにか表現したいものがある、 |
或いは表現せずにはいられない切実なものがある、そういうことです。 |
それが私の中に無いという状況がただ在るのならば、これはもうそれだけのことなのでしょう。 |
極論すれば、私にとっての感想書きというのは、必要に迫られての行いに他なりません。 |
ですから私自身に求めるものが無ければ、どのようなアニメ作品を観ても、 |
このサイトに新しい一ページを刻むことはできないはずなのです。 |
けれども。 |
それはおかしいのですよね。 |
だって私は最初にアニメ感想を書きたいと、そう述べているのですから。 |
その想いがあるのですから、私の中に感想書きの必要性が無いとは言えません。 |
だのに、私はこうしてなにも書こうとしていないのは、なぜなのでしょう。 |
それはつまり、アニメの感想を使ってなにかを表現したい、という欲求はあるのですけれども、 |
しかしその前にその表現したいなにかは、 |
アニメの感想を書くという行為以外の方法によって表現されてしまっていて、もう私の中には何も無い、 |
そういうことになるのだと、私ははたと思い至った訳なので御座います。 |
例えば、カレイドスターを観て思ったこと、 |
それはもうカレイドスターを「観る」という行為で表現されてしまっているのです。 |
またいつも私がよく言っていることなのですけれども、 |
面白いと思えないアニメしか無いのなら、面白いと思えるようになろう、 |
感想を書けるようなアニメでは無いと思うのなら、感想を書けるように考えてみよう、と、 |
いつもならその思いがあって面白いアニメが増えたり、感想を書いたりするのですが、 |
今は面白いとか感想が書けるとか思えなかったら、 |
それを面白いとか感想を書くといった以外の方向に進む、 |
そういう傾向が私の行動様式の基本を為しているのです。 |
つまり今はアニメはお休み、というところに綺麗に収まると思います。 |
このおあずけ、もといおやすみ期間がまたぞろいい加減に過ぎていくと、 |
つらつらと平然とアニメの感想を書き始めていたりするのでしょう。 |
或いは、まかりまちがって小説を書き始めてしまったりだとか、あまつさえ絵を描いたりだとか、 |
そういう無限増殖的に周囲に撒き散らしたい事柄が増えるかもしれません。 |
なにぶん、現在の私は割と稼働率がよろしい状態ですので、なにをするのかわかりません。 |
私の中の未使用部分が突然燃え上がったりしていて、楽しい限りです。 |
せめて本でもせっせと読んで、薪をくべるに勤しむことに致します。 |
もえろー。もえろー。 |
なかなか、あったかくて気持ちの良いものですね。 |
アスラン萌えとか、特に。 |
◆◆ |
>「コゼットの肖像」の特別版がWOWOWに登場! >3話から構成されていた作品を、劇場映画のような長編に新たにフォーマットし、 >ノンスクランブルでオンエア! |
万 歳 ! |
ノンスクランブルだからウチでも見られますよね! |
監督が月詠で見事に私を飽きさせてくれた新房昭之でも大丈夫ですよね! |
3月31日(木)深1:00、魂賭けて待っています! |
よし! |
◆◆ |
冬目景「幻影博覧会 1」、読みました。 |
う、うーん。 |
ええとね、これさ、うんとね、えっと、ほんとに冬目景が描いたのかな?、 |
ってくらいの拍子抜けと言うのか肩透かしというのかほへーというのか。 |
うん。わかるよ、やりたいことは。 |
冬目景なりの大正浪漫を模索しながら描いちゃおう、という感じなのは。 |
でもさ、うん、それにしてもね、ちょっと。 |
知識の陳列具合の微妙さが独特の苦味を持っていてほろりとさせちゃうテクはナイスなので、 |
それはそれで良いのだけれどもさ、それが主成分なのじゃないの? |
それなのにあっさり風味の苦味、なんて矛盾したことやってたら、 |
それはもうなんでこんなの自分は飲んでるのだろうと、そういう気を読む人に起こさせちゃうよ。 |
つまりね、人物造形に手を付けないで風景の加工をメインにして添えるのなら、 |
もっとしっかりと冬目景版の大正を作り込んで描いてしまえば良いのに、ってこと。 |
ヘンにアク抜きしちゃってて、なんだかカップの中で寒風が吹き荒んでいるよ。 |
それはね、確かに一風変わった魅せ方だとは思う。 |
なにも無いカップの中になにを見るのかは、それはお客次第。 |
でもね、実際はその中身になにも入っていないカップ自身に目をやらざるを得ない、 |
そういう残酷な虚無感しか作れていないと思う。 |
これはね、きっと中身にはなにも淹れられないカップなんだよ。 |
初めから観賞用に作られた、ちょっとだけお洒落なコーヒーカップ。 |
お茶を出しますからお待ちになって、と言われて待っていても、 |
いつまで経っても目の前には空のカップがあるだけ。 |
うん。 |
だからね。 |
これはね、或いはもう少しだけ待てば、誰かが来てなにかを淹れてくれるのかもしれない、 |
そういうことであるのかもしれないのだね。 |
今回の巻を読んでいて、これはある意味で1巻丸々使った壮大な前フリなのじゃないかとか思った。 |
からっぽのカップを散々見せつけておいて、程良くチカラが抜けてきたところで、 |
熱いのが一杯分淹れられて、「はい、どうぞ。」なんて何気無くすすめられるのかもしれない。 |
え? これって鑑賞用のなのに淹れちゃっていいんですか? え? え? って、 |
きっと私はドギマギしながら、その奇妙なお持て成しを受けることになるのかもしれない。 |
なにも入っていないはずのコーヒーカップに口をつけて、あるはずの無いほろ苦さに酔う。 |
これはきっと、すごく面白いことになるのじゃないかな。 |
そうふっと気が付いてしまって、私は大慌てでまた空っぽの幻めいたカップを見つめているのでした。 |
結論: はやく2巻を出せーっ! (テーブルを叩きながら) |
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■■ソコヌケバカ■■ |
Q: ここしばらくの間日記の更新が途絶えていたけど、なにやってたの? |
A: 馬鹿をやっていました。 |
大人しく流されていれば良いものを、妙に色気とかやる気とか夢とか引っ張り出してきて、 |
今更のように全部ひっくり返して新しいこと始めちゃおうとか、紅い瞳にあるまじき事をやってしまい、 |
そのツケを支払う事すら拒否してしまうほどに夢見る頃に戻ってしまって、 |
まるで駄々っ子のように次々と安穏とした現状を叩き潰してしまう自分の姿をただ眺めてました。 |
しかも笑ってました。思う様自分の姿を見て笑ってました。爆笑でした。 |
すっごい、すっごい楽しかったりしました。 |
周りの人は誰も止めてくれないしっていうか普通に煽ってるし、 |
私は私でなんにもわかんなくなっちゃって(きっとカレイドスターの見過ぎだと思います)、 |
ただもうやりたい事を絶対やるんだとか息巻いちゃって、 |
せっかく今まで築いてきたものを放り投げて別のやり方を始めちゃって、 |
しかもその始めた方法っていうのがまたもの凄く遠回りな上に非効率この上ないうえに、 |
さらに残念な事に基本的にその自分の目指すものと繋がって無いことって、おい、もう駄目じゃんか。 |
と、少しは冷静さを取り戻したかに思えた途端、当然のように笑えなくなって、 |
で、そしたら急にむかついてきて、むしろ余計に張りきりだしちゃったりして、状況悪化。 |
泥沼って、きっとこういう状況の事を言うのだろうなぁとかこの期に及んでまで他人事のように思えるって、 |
もうね、ここまで来るとね、少し、見直した。 |
うん。 |
なんかね頑張っちゃうよ。 |
私がやりたいやりたいって思ってる事って、割とほんとはがむしゃらに目指すような事じゃないんだけど、 |
ぶっちゃけあんまどうでもいいことなのかもしれないのだけれど、 |
うん、頑張るって思った。 |
ていうか、頑張りたいって、思った。 |
なにを頑張るのかとか、なにに向けて頑張るとかそういうの全然無いのに、 |
ただ頑張るっていう言葉だけでこれからやっていこうだなんて、 |
そんな事本気で言える紅い瞳のこと、尊敬した。 |
あー、こいつここまでバカだったんだ、って。 |
しかもこれ、きっと底抜けてるぞ、って。 |
だって絶対また訳わかんないことやりだすもの。 |
果てなんて無いでしょってゆーか、あっても辿り着けないなぁ、だってバカだし。 |
でも逆にそれがなんとも言えない頼もしさでもあるんだなぁ。 |
少なくとも現時点で自分が考えているベストの道を横目に見ながら、 |
割と虚しい道で頭悪そうにピクニックと洒落込めるのだもの。 |
自分を信じる必要なんて無いくらいだったなぁ。 |
このままどこまでも行ったらいいさ、うん。たぶん。 |
きっと、後悔とか色々してウロウロして、それでまたヘンな方向に行くのだろうから。 |
あーあ、覚悟決める必要すら無かったのぅ。 |
なんかね、そういうことになった、みたい。 |
という感じでした。 |
一応こんなことをしていたもんだから、自動的に紅い瞳のライフスタイルは滅茶苦茶です。 |
そんでもって、この先どうなるかまるでわからなくなりましたし、わかりたいとも思ってませんので、 |
まぁ、その、サイトの更新ペースもどうなるかはそれはもうどうなることやら。 |
少しずつ変わり果てた生活様式に慣れれば、また一定のペースが保てるようになるやもしれませんが、 |
少なくとも慣れた途端にまたヘンな事始めるんじゃないのかしら、とか普通に思っていますので、 |
ええと、その、ほんとにどうなるんですか? (質問) |
そういう事ですので、しばらくの間はぬるい目で見守ってやってくださいませ。 |
あ。思い出した。 |
フルバの感想とか、あったっけ? |
うん、そこ。いいこと思い出した。 |
そう、それ。フルバだよね。 |
なんていうかね、知らない人には言っても意味無いけど、 |
今の紅い瞳にゃカレイドスターよりフルバの方がお似合いですので、 |
なんかこうモソモソと現実に埋もれながらもなんか楽しく頑張ってみるぜワッショイ、とか、 |
そういうノリでフルバの世界へリターンしようかと思っているので御座いますです。 |
できれば3月から感想書きを始めたく。 |
と、適当になにかとなにかをこじつけて見ました。終わり。 |
P・S: |
あんまりにもみんなが先に読んで絶賛しちゃうものだから、我慢ならずに買ってしまいました。 |
冬目景「幻影博覧会」1巻。 |
近いうちに読んで語ります。 |
ちなみに同じく冬目景の「文車館来訪記」は全然売ってません。 |
店頭に並べたその日のうちに売り切れて、在庫も無いし重版するのもいつのことやらとの事でした。 |
え、どうしよ。 |