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◆◆◆ -- 2005年9月のお話 -- ◆◆◆
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-- 050929-- |
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■■旧白白と極上と■■ |
今年初めて出会った秋茜に誘われてふと見上げた空の高さに、ふっと眩暈を覚えてしまうも、 |
体をゆっくりと追い越していく秋風の心地良い歩幅に導かれることができて、 |
そうしてこのまま空の高みまで昇っていけるような感覚に浸っている紅い瞳です、ごきげんよう。 |
まだ、大丈夫です。(頭は) |
さて、本日はお題の通りの二本立てでお送り致します。 |
◆ ◆ |
旧白白、とはマリア様がみてるというアニメにおける、聖様と志摩子さんのことを指します。 |
なんのことやらという事ですが、細かい説明は限りなく面倒なので此処では致しません。 |
では、飛ばしていきます。 |
聖様が好きっていうか一番思考形態が私に近いっていうか或いはほぼ等身大の自分を投影したものを |
そこに見ているような感じを受けちゃうから好きというか、そもそも好きとか違う。聖様は聖様や。 |
まぁその辺りのことを省略して好きと言ってる訳なのはご愛嬌ということで前置きが過ぎました。 |
聖様的思考に身を委ねて書き綴るなにかは私にとって非常に簡単に得られるものなので、 |
かえってその安易さに疑問を感じられるところからしか出発点を得ないという意味では、 |
むしろ私の中で新たな聖様像というものを建設するのは存外難しいことなのです。 |
っていうか聖様はきっちり聖様だし、 |
聖様はガンガン変わってく人でその変わってくってことは変わんないからね。 |
それに割と聖様というのは誰が語ってもあまりそのイメージが変わらないようなんですよね。 |
どちらかというと聖様というのは欲望深い御方で、 |
感情の渦の中で藻掻く行為として理屈を捉えているフシがありますゆえ、 |
結果としてどうやって自分の中の欲望を言葉によって形成・顕現させるかということを狙ってるんです。 |
そして一番の要にあるのが、そういうことを全部「知ってる」ってことなんですよね。 |
聖様は自分がやってること考えてることが全部わかってて、 |
それはたとえれば聖様というマリア様の掌の中で遊んでる聖様をみてるというか、 |
つまり自分の持ってる欲望とか紡いだ理屈とか、 |
それが存在する事自体がガンガン聖様に影響与えてて、ほんとのとこ聖様はもう滅茶苦茶なんですね。 |
全部知ってるということ自体が強圧としてかかって、聖様になにもわからないという実感を与えてしまう。 |
そうするとこう、志摩子さんというのはそれとはちょっとばかり違っていて。 |
志摩子さんって割と強靱っていうか薄情っていうか、或いは淡泊っていうか。 |
いえホントは激情家なんですけど、それを綺麗に対象化できちゃうんですよね。 |
なにが綺麗かっていうと、その激情が存在することが志摩子さん自身にまるっきり影響を与えない、 |
とそういう意味で。 |
ぽいぽいっとあっさりと志摩子さんというマリア様の掌の中で遊ぶ「激情家の志摩子さん」をみてる。 |
だからマリア様な志摩子さんは、その「激情家の志摩子さん」と徹底的に対峙することができちゃう。 |
ある意味でその「激情家の志摩子さん」にはなにやったって平気のへいざ。 |
それをどんなに理屈で責め立て理屈で塗り替えて固めてしまっても、志摩子さんはきょとんとしたもの。 |
だってそうやって激しく変わっていくのはあくまで「激情家の志摩子さん」だけなんですからね。 |
ゆえに志摩子さんは聖様に比べてかなり大胆な自己干渉(ヘンな言葉w)を施せますし、 |
そうして作り上げた部分の志摩子さんを使って生きることさえできてしまうんです。 |
けれど。 |
志摩子さんはそういう自分の在り様自体は、実はまったく知らないんですね。 |
今言ったようなことを、志摩子さんはまるきり言語化して理解していませんし、 |
だから当然自分が無理矢理手を加えて変化させているもの、 |
それがたとえ「激情家の志摩子さん」でもそれはやっぱり志摩子さんだということに気付いていないのです。 |
自分が自分自身を激しく変化させているということを志摩子さんは知らない、 |
そう、実は「激情家の志摩子さん」が変わるってことは、 |
それを変えているマリア様の志摩子さんも変わってるということなんです。 |
でも志摩子さんはそれを知らないでいつもと同じ志摩子さんのつもりでいるから、 |
ほんとのところもの凄い違和感を感じながら生きてるんです。 |
変わってないはずなのに、なんだかどうもおかしい・・・・。 |
志摩子さんはそれをおかしいと感じてはいるけれど、でも変わっているということまではわかっていない、 |
だからもう志摩子さんはただただがむしゃらに歩いてるだけなんですよねぇ。 |
そして志摩子さんは、その自分がやってることはただのがむしゃらだ、ということには気付いてしまうのです。 |
でも私には、そうしてがむしゃらに歩くことだけしかできないんです、と、 |
そういって志摩子さんは泣きながら歩いているのです。 |
それでも、「激情家の志摩子さん」と対峙する志摩子さんはただ雨の中を歩いているだけなのです。 |
そんな志摩子さんが、もし自身に押し潰されながらも生きている聖様に出会ったら・・・・・。 |
歩いている志摩子さんと生きている聖様。 |
そのふたりが同じ高みで瞳を交差させることができるようになるまで、そしてそこからのお話。 |
旧白白というものを、私はまずはそのように捉えて始めてみました。 |
あなたもおひとつ、旧白白を如何? |
・・・・宣伝してる場合じゃなくて、私もまだまだこれからさね! (気合い) |
まずはこういう素晴らしいものがあるのを知っておくと大変お買い得って感じ♪。 |
旧白白祭 夏 ![]() |
絵を観てはしゃいでお話を読んで頭の中をぐちゃぐちゃに。 |
コレ、贅沢でしょ。うん。 |
◆ ◆ |
極上生徒会というアニメが最終回を迎えました。 |
私はこのアニメを最初から最後までしっかり観ていました。 |
あまり日記の方には書いてはいませんでしたが、 |
私の中ではかなり面白い存在として認識されていたアニメです。 |
最初に言っておきますと、この極上生徒会は私の下す評価によれば今年のベスト5には入ります。 |
他の4つのアニメについての選定はまだしてませんしする気もありませんが。(笑) |
この作品はかなり柔軟でその柔らかさを発揮する範囲がかなり広い上に深く、 |
私としてはついにこういうところまでアニメは進化してきたのであるなぁ、となぜだか誇らしい限りでした。 |
副次的な商品もしっかり出してるようですし(笑)、幅広いニーズに応えることも可能な作りになっていて、 |
お話の方もやりたい放題でそれでいてすっきり伏線とやらも回収されていて、 |
もうなんだか全局面において打ち負かされてしまったような、そんな・・・・・まさにフリーダム!(ぇw) |
もの凄くよくあるカタチというものを、それに固執するでもなくそれに反抗するを目的とするでも無く、 |
ただもうあるがままにやりたいことやってみたけどしっかり稼がせても貰ったゼ、みたいな、 |
なんだろうこのしてやられた感は・・・・・(呆然) |
仕切直して。 |
こういったアニメの外観的なお話はこの辺りでよして。 |
私が注目していたのは、そのお話の中身です。 |
まず一番に目をひいたのが、そのギャグセンス。 |
まさにぷっちゃんに集約するというか結局最後までぷっちゃんはぷっちゃんでした!!(叫) |
なんかもう10年くらいしてふと思い出して、あははぷっちゃんあははははとか思い出し爆笑とかしそうだよ。 |
あーもうあーもう、極上だよ、まったくもう!! |
仕切り直して。 |
極上生徒会の最大の魅力。 |
それは、すべては楽しく生きるために、という意志の貫徹を圧倒的な説得力で描き切った点です。 |
あの中に出てくる笑いの数々が飲み込んで奏でた愉快な世界の広がり。 |
たとえどんな辛い現実があろうとも、それを受け入れる論理を笑い飛ばし蹴っ飛ばし、 |
その笑いと行動を全力肯定する論理をみんなで築いていく。 |
それはどんな稚拙な論理や理屈でも全然良い。 |
そんなことよりも、その論理や理屈がどれだけ悲しい現実を喜びに満ちた現実へと導けるか、 |
それだけが重要なんですね。 |
主人公のりのなんてまるで馬鹿っ子の代名詞のような理屈ってナニ?とかいう感じですけれど、 |
そんなことはこの世界を生きることのなんの障壁にもならずにどかんと元気に叫べるんです。 |
楽しく生きたーいっっ!! って。 |
極上生徒会というのは、このりのみたいな、とってもよわっちくて馬鹿っぽいけど真摯な生を守り、 |
そして思いっきり空の高みへと打ち上げるための、そういった全力な存在なんですよー。 |
なんてったって、俺はぷっちゃんなんだぜ! (お話の主旨から外れています) |
りのにとっては楽しく生きるということが生きているということなんですねぇ。 |
ただただ楽しく生きるために全部美味しく頂くために。 |
そのために全力を尽すことができる場としての極上生徒会がある。 |
みんなの楽しく生きたいという想いを厳しい現実に向けて投げ捨てる前に、 |
しっかりと保護して盛り立てて生きさせる。 |
ひとりで駄目ならみんなで頑張ろう! |
ひとりじゃどうしても楽しく生きられないのなら、みんなで楽しく生きられるようにしましょう! |
うん、ほんと、そういうことですよ。 |
あれー? なんかもうこれ以上言葉にできないや・・・。 |
あれ・・・・涙が・・・・・。 |
あれ・・・・あれ・・・・・・・・・・・・ぷっちゃん?(だから違います) |
これは、楽しんで生きることを生きるための極上生徒会というお話。 |
それ以上でもそれ以下でも無いただのアニメだぜ! (あくまでぷっちゃん風に) |
最後はりのの言葉で。 |
『毎日色んなコトがありますが、私はすっごく楽しんでいます。 |
今日も極上日和です。』 |
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■■饒舌な理由が奏でる夢■■ |
なぜ、私はアニメの感想を書くのか。 |
その問いにおける根元的な「なぜ」に答えることはできませんが、 |
少なくともとあるふたつの「理由」が意識化されて私の内には存在しており、 |
確かにそれを以て答えとして提示することは可能です。 |
アニメ感想を書く理由。 |
ひとつは、私がそのアニメを観てなにを感じたかの表明、 |
及びそれを通して私個人を表現する場を維持し続けるためです。 |
私がいかにそのアニメを観て感動したのか、 |
そして私がその感動を自分の中にどのようにして収めていったのか、 |
そのことを記述していく過程としての状態、それ自体を提示することを以て、 |
私の自己表現の一手段としているのです。 |
私という存在はこういうものを書く者であると宣言し、また知らしめるために行われていくその感想制作、 |
それが続いている事のうちに、或いは私という存在が有り得るということでもあるのです。 |
言い換えれば、私が「私」であるための存在理由を支えるためにアニメ感想は描かれていると、 |
そういうことにもなりうる。 |
「私」とは、アニメ感想を通して私を表現し続ける、という定義付けが為されている存在。 |
またそれは同時に、そう定義された「私」自体をも内包する存在でもあるのです。 |
そして今ひとつの理由。 |
それは、私が出会った作品自体に対する私の眼差しの紹介をすることにあります。 |
私の出会ったこの作品は私にはどう視ることが可能でどのような解釈が出来るのか。 |
その内容についてひたすら思考を重ね、そしてその作品に対するひとつの見方を確立する、 |
その結果できあがったその作品が魅せる色合い、その顕示が目的としてあるのです。 |
そして、その顕示したものによって発生する事態の生産、 |
それこそがこのいまひとつの私がアニメ感想を書く最大の理由になっているのです。 |
つまり、その作品に対する私の解釈としての感想を読んでくれた人の中に芽生えるあるもの、 |
その獲得を目指すために、私はアニメ感想を書いているということです。 |
ああ、この作品はこういう見方もできるのか、あ、こういう風にして読めば面白いなぁ、と、 |
そのようにして私の感想の読者の有意義なアニメライフに貢献できれば良いという狙いがあるのです。 |
それは別に、私の解釈したとおりに他の方々にもそのアニメを観て欲しい、という意味ではありませんし、 |
また私の感想文が良かった悪かったという評価を求めてのことではありません。 |
むしろ、私のそのアニメに対する解釈を読んで、 |
それと他の方々がそれぞれ持っているそのアニメに対する感想とをぶつけ合わせて、 |
そうしてより良く新しい感想をそれぞれの内に創り出して頂けたらと、そう思っているのです。 |
出来うるならば、私は皆様が新たに創り出したそのアニメの感想をこそ聞かせて頂きたいのです。 |
とあるアニメを観て、自分なりに感想を抱き、そして他の人はどう思ったのかが気になり、 |
ふと立ち寄ったサイトでそのアニメの感想を見つけ、そして読んでみる。 |
その「読む」という行為は、ただ自分の抱いた感想とそのサイトの感想のどちらが正しいかを比較する、 |
そういったものでもなければ、こういう感想はいいよねぇでも私は私そちらはそちらだからと自己完結する、 |
そういうものでもありません。 |
一体このサイトの解釈が意味するものはなにか、 |
そしてその解釈を自分の感想に取り入れるとしたらどうすれば良いのかと、 |
そう言った形で改めて思考を重ねる、それがこの場合における「読む」という行為の定義。 |
私は、皆様のこの「読む」という行為の手助けができたならば嬉しいのです。 |
そしてまた、それが私がアニメ感想を書き続けている、もうひとつの理由なのです。 |
私が書くアニメ作品の解釈としての感想。 |
今まで何度か書いたことがありますが、それらはすべてその作品の一面を捉えた解釈にしか過ぎません。 |
さらに私が捉えたその一面の内でも、 |
実際に言語化されて表記されるのはほんの僅かにしか過ぎないのです。 |
極めて限定的で、さらにその限定して抜き出したものを再構成して描き出したものですらあるのです。 |
もしこれをそのままその作品の通評であるとして受け取った場合、 |
恐らくなにも得ることはできないでしょう。 |
私は再構成したものを礎としてそれを全体に広げていく手法を多く採用する故に、 |
それにも関わらずそれはれっきとした「その作品の全体」を語っていることに実はなるということを、 |
最終的に示せれば良いとさえ思っている私からすれば、これは難しい挑戦になると思っています。 |
ひとつの視点を以て作品を解釈し、そしてそう解釈されたものこそその人の「作品」になる。 |
たったひとつの作品に対して、それを観る人の数だけ新たなその「作品」が誕生する。 |
そしてその無限に広がる「作品」同士を突き合わせることで、また新しい「作品」ができる。 |
私はそれを求めるために自身の感想を鋭意制作し続けるのです。 |
私が作った感想を他の方が作った感想とぶつけ合わせるために、 |
そして私の感想が誰かの感想とぶつけるために誰かに使われるために。 |
そうして誰かが新たに創り出した感想に、さらにまた私の感想をぶつけるためにこそ、 |
私はアニメ感想を創り出すことに喜びを見出しているのです。 |
そしてその喜びが、私がアニメ感想を書く理由のひとつ目の理由に挙げた、 |
自己表現の連続における「私」の存在理由の獲得を促すのです。 |
それはつまり、私がどれだけ楽しく、面白く、そして喜びのうちにひとつのアニメを観ることができるか、 |
その事にすべてかかっているということでもあるのです。 |
私自身がアニメを楽しんでみることができれば、自然にその楽しみに強靱に裏付けされた感想が書け、 |
それはつまりより私の「新しい感想」の獲得に近づく事になるのです。 |
アニメをひと目観て、たとえこれは面白くないと冷静に分析することができたとしても、 |
ではそれをどうすれば面白くみることができるか、 |
それはどうすれば「新しい感想」の獲得に繋げられるのかと、私はいつも考えています。 |
面白く無いアニメと出会っても、それでも楽しみを見つけたいという想いを抱ける方の一助になりたい、 |
そういう夢を確かに持って、私はアニメ感想を書き続けていく「私」と出会っていけるのです。 |
◆◆ |
胸にすっと手を当てて、落ち着いてゆっくりと眺め渡せば。 |
そこにはいつも、新しい「なにか」を秘めたアニメが待っていてくれる。 |
貴方に、それを求めるほんの少しの勇気があるのならば。 |
◆◆ |
先日、「旧白白祭 夏」の3日目に展示された、 |
きさぎさんという方の「背中」と題されたSSを拝読して、衝撃を受けました。 |
嗚呼、ここに私のまだ知らない志摩子さんが居る・・と。 |
そして読み終えた瞬間、私の頭の中には、 |
この志摩子さんと私の中に居る志摩子さんとの出会いが広がっていました。 |
(参考・紅い瞳流志摩子さん: マリア様のくれた歓び/マリア様とデート/マリア様はみてる、貴方を/ |
マリア様の消えた楽園/マリア様の消えた楽園3/マリア様の中の桜を踊る/マリア様の滴が落ちる先) |
私にとっては有り得ないきさぎさん流の志摩子さんが、すっと紅い瞳流の志摩子さんを見つめ、 |
そして紅い瞳流の志摩子さんもそれから目を逸らさずに、きっときさぎさん流の志摩子さんを見つめ返す。 |
それは決して反発としての睨み合いでは無く、融合としての求め合い。 |
紅い瞳流の志摩子さんを以てして、きさぎさん流の志摩子さんを消化吸収することはできない、 |
それほど私はこの両者の違いを感じていました。 |
そして、ゆえに両者並び立っての融合、それこそがふたりの志摩子さんが即答してくれたことなのです。 |
それがきっと、一番すごい可能性を秘めた私の中の志摩子さんの成長になると考えたから。 |
一体どのような「新しい志摩子さん」が私の中に誕生するのか、 |
それは本当にこれからの私次第なのは言うまでもありません。 |
そしてその誕生を待ち焦がれて感想を紡ぎ続けられる幸せは、止まりません。 |
◆ ◆ |
当「魔術師の工房」は、面白くないと思われるアニメと出会われた方のご来訪を、 |
心よりお待ちしております。 |
勿論、愛すべきアニメと出会われた方も大歓迎です。 |
こちらが御用意させて頂けるものの品揃え及び品質については、保証致しかねますが。(笑) |
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■■そんな負け苺■■ |
リチャードとジェイムズ。(挨拶) |
はい、今週の苺ましまろのお時間の始まりで御座います。 |
今回は割と構図がはっきりしていたと思います。 |
みっちゃん、ちぃちゃんをいじめる、の巻。 |
や、むしろみっちゃんはいつも通りなんだけど、一番隙を見せたちぃちゃんが必然的に被害を受けた、 |
とそういうことであるのかもしれませんけれど。 |
ちぃちゃんが、太った。 |
その事があっさりとみっちゃんにバレて、ひたすらみっちゃんがそのネタでちょっかいを出すんですね。 |
それ以上でも無くそれ以下でも無いお話。 |
とまぁそう言うだけだったら面白くもなんとも無い訳で、それじゃあ一丁お話の中に飛び込んでみましょう、 |
とそういう積極的でアグレッシブな運びになる訳です。 |
れっつ、苺! |
季節は早々と秋。 |
秋と言えば焼き芋、というノリでもう既に落ち葉集めをすることは決まってるじゃないか、 |
ときっとそういう感じで一杯のみっちゃんは、たとえ落ち葉が少なかろうとも誰も手伝ってくれなかろうと、 |
とにもかくにも焼き芋だー! ということでノコギリで落ち葉獲得を目指しますが却下されるこのお約束。 |
おまけに伸恵お姉ちゃんは石焼きイモを買おうとかいってみんなを引き連れていっちゃってさ、 |
なんだよちぃちゃんも茉莉ちゃんもヘラヘラしちゃってさ、と文句生産に勤しむみっちゃん。 |
そんなに石焼きがいいんなら火打ち石で火起こしてやるぞと気張りますが、 |
案の定みなさんスルー。みっちゃんしぶしぶ。 |
みなさんが買ってきた石焼きイモを美味しく頂いている横でやさぐれるみっちゃん。 |
「お前ら、そんな負け芋食って楽しいか?」となかなかのボケやさぐれをかますもさらにスルー。 |
そして結局どうでも良い並芋を分け与えられる負けみっちゃんの図。みっちゃんの表情に哀愁。 |
しかしそんな程度で負けるみっちゃんでは無く、搦め手から攻め上がる方針転換。攻めてなんぼや! |
ちぃちゃんに太った疑惑を投げかけて大きい芋を簒奪しようと試みるも見破られアウト。 |
さらにちぃちゃんを太(ふとし)呼ばわりするもさらにスルーされます。 |
なんかみっちゃん、攻めてるっていうかなんかもうどうでも良くなってきた気分。 |
やさぐれ解除で丸く並み芋を食す身分に収まりまして候。守りに入るのも早いっ! |
そして伸恵お姉ちゃんの要請によりチョコクッキーを手作りしにいくちぃちゃん。 |
私手伝うといったみっちゃんを退けるちぃちゃん。 |
その後ろ姿になにかを見つめるみっちゃん。嫌な予感。むしろ期待感。 |
階下に降り、ふと思い立ちて体重計の上にちぃちゃんを襲う悲劇。 |
○×△□っっっ!! (体重計の針の位置を見ての反応) |
そしてその様子をバッチリ観察したみっちゃん。 |
ちぃちゃんの弱点ゲット! |
ことあるごとに体重を示唆する、っていうかキロとかキロとか五月蠅いみっちゃんの嫌がらせ攻撃。 |
むぅ、攻めては退き退きては攻める見事なヒットアンドアウェイ。感服仕った。 |
適当にちぃちゃんに太った疑惑を投げかけた結果が思わぬ収穫、 |
それをうまくというか残酷なまでに有効活用するみっちゃんのボケ的嫌がらせに脱帽。 |
このみっちゃん、ボケることに全力を尽すのが最大最強の魅力。 |
てかクッキーに「犬」って描こうとして「太」って描くし。 |
誰もが予想しうる見事なやってくれたぜコンチクショウなボケをどうもありがとう!! |
この子はこういう芸当もできるんですねぇ。 |
そしてちぃちゃんはそれでも自分が太ったことを強靱に否定し続けますが、 |
逆にみっちゃん的には否定してくれればその分だけボケられるので嬉しいということで、冷戦激化。 |
この味おかしいんじゃないのといってアレもコレもとちぃちゃんに食べさせて、 |
これがちぃちゃんの増量地獄の始まりだったとか、そんな、粘っこい。 |
しかしそれによってなにかを察したちぃちゃんはお姉ちゃんに真相究明。 |
「味見? 結構してんじゃん? お母さんがちぃは味見ばっかりだって言ってたし。」 |
ちぃちゃん、すべて察せり。 |
こーなりゃ食べなきゃいいんじゃん、ということで断食を不言実行しますが、 |
当然なにからなにまで知ってるみっちゃんは当然のように嫌がらせを不言実行。この子は本当に強い。 |
ちぃちゃんね太ったんだよと誰も信じてくれないことをわかった上で、 |
敢えてみんなの前(ちぃちゃん含む)でオーバーに言うみっちゃんのこの策士っぷりはどうですか。 |
こんな子を友人に持ったちぃちゃんを憐れむべきか、 |
この子に勝てれば偉大な人物にきっとなれるのを羨むべきか、大いに悩みます。悩み所間違って無いヨ。 |
そんな人生のひとつの岐路(キロって読むの不可)に立たされたちぃちゃん。 |
とにかくダイエット! 無我夢中! 無我で! むしろ無くなれ!(体重とか) |
しかしその様子を敏感に察した伸恵ちゃんは、運動させて解決との思い遣りを発令。 |
みんな公園に集合。そして野球。 |
人数合わせの茉莉ちゃんの自信を大いに奪って開始。 |
ピッチャーちぃちゃん、バッターおねーちゃん、五年生ずは外野、みっちゃんは審判。 |
第一球。 |
お姉ちゃんに直撃。迷うことなくまっすぐに。 |
ちぃちゃん曰く、色々思い出してしまったそうです。 |
お姉様、妹に結構恨まれてますよ。 |
それにしても、バティストゥータは無いと思う。 |
そして判定はストライク。 |
ギリギリ入ったそうです。(脇腹に) |
ということで、審判には退場して頂きました。 |
デッドボールをストライクと言って抗議されたらボールに判定差し替えた上に逆切れして退場なんて言う、 |
そんな審判は入りません。 |
あと、フライをよけようとして他の人を押し倒す外野も入りません。 |
次、サッカー。 |
お姉ちゃんvsちぃちゃん・アナちゃん・みっちゃん。 |
お姉ちゃんの隙と脇腹を突いて(野球ボールで)、小学生チーム1点選手。 |
もういいよ、お前は。byお姉ちゃん>みっちゃん |
ちぃちゃんとみっちゃんの冷戦は続く。 |
場所はお風呂。 |
お風呂で漂流する小学生はほっといて、次。 |
ようやくちぃちゃんのダイエットが公式にお姉ちゃんにバレます。 |
このままじゃ私、と脳内で恐ろしい単純計算を繰り広げて体重の悩みを打ち明けるちぃちゃんですが、 |
あっさりと背が伸びた分太っただけだろとお姉ちゃんにネタばらしされてきょとんとして解決。よしよし。 |
そしてちぃちゃんに悪感化されて体重が気になるお年頃を自覚してしまったお姉ちゃんは、 |
体重計に乗って色々とあやしげなポーズを取って頑張りますが、そこにみっちゃんが。 |
お姉ちゃん、ダイエットの本持ってこようか? byみっちゃん |
小学生に一瞬ですべてを察せられた短大生の心中、お察し申し上げます。 |
お疲れ様でした。 |
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■■特別な一番■■ |
ごきげんよう。 |
残暑に蹴りを入れたいけれど、返り討ち必定と見込んで静かに足を引っ込めた紅い瞳です。 |
冗談抜きで、少し間を空けた更新となってしまいました。 |
本当はもう少し早めに更新するはずで、色々と書くことも考えていたのですけれど、 |
私の日頃の行いを見ている神様からすれば、罰を下すには最適の頃合いだったようで、 |
これまた久しぶりにHDの故障が発生してしまったのです。 |
大体、やる気があるときに限ってこういう事態と巡り会うことが多いような気がしますけれど、 |
しかしこれもまた私の奥底に眠る怠慢と戯れる魂が神をも動かした結果ゆえと、 |
これはもう歓喜のうちに受け入れていることゆえ、今更どうということもありません。 |
更新できないならば、それはそれで。 |
案の定、出来た暇な時間を謳歌していて気力はしっかりと充実しました。 |
なんだかもう、ほんとうに嬉しそうです、この人。 |
そして勿論、あらかじめデータをバックアップしておいたのでこの際HDを取り替え、もう大丈夫です。 |
ただし、問題点がひとつ。 |
ネジが手元に1個残ってしまいました。 |
まるきり記憶にありませんが、とにかくそういうことです。 |
どうかパソが自動分解しませんように。 |
さて、今夜の本題と参りましょう。 |
羊のうた、という漫画をご存じでしょうか? |
私のこの漫画に対する思い入れの程は、かなり深いものがあります。 |
先日、いつも良くして頂いている蒼さんが羊のうたのキャラの絵を御自分のサイトで描いているのを見て、 |
ふと、自分の中で再び静かに色づいていくなにかを感じてしまいました。 |
嗚呼、これは羊のうただ・・・・。 |
自分の中でゆったりとしかし確実に書き換えられていく、その羊のうたという固まりは、 |
やがてその形を私の体の内壁に繋がるものへと変え、そうして私の体の中から浸みだしていったのです。 |
私はその体の表面から溢れ、今にも零れ落ちそうな羊のうたの欠片を掬いながら、 |
ただもう呆気に取られたかのように、この瞳だけで蒼さんの羊のうたの絵と対峙していたのでした。 |
どうすれば、私もまた羊のうたの描き手たりうるか。 |
どうやったら、私はまた羊のうたについてなにかを書くことができるのだろうか。 |
私は蒼さんが描いた絵を見つめながら、そのことを考えていました。 |
羨ましい。 |
たぶん、このときの私の感情を表わすとしたならば、この一語に尽きたはずです。 |
実際私は、どうすればよいかを考える以前にその想いに囚われ、 |
そしてまたそのどうすれば良いかという考えをひたすら繰り替えすことでそれに終始していたのです。 |
まるで、羊のうたから必死に逃げ回っているかのように。 |
良い方策が思い浮かべば、さらにより良い方策がないかを考え、そしてまた・・・。 |
きっと、それがこそ私をして羊のうたを私の奥深くに閉じ込めさしむ状態にしたのでしょう。 |
そして他人様と羊のうたとの交流の産物を目にするたびに、 |
その状態を突破せんとして、この胸の奥にそれを閉じ込めた私自身がそれを塗り替えるのです。 |
羊のうたで書きたい、という欲求が私と羊のうたをめぐる関係を自らその内より書き換えていくのです。 |
私も、書きたい。 |
私も、羊のうたを見つめたい。 |
その衝動が私の中から湧き出てくるたびに、それでも羊のうたは、私から遠く離れて行ってしまいます。 |
今回も、羊のうたの漫画を少し読んでみましたけれど、もう駄目です。 |
ほんのひとつのシーンでさえ、それが目に映った瞬間に、まるでもうそこから瞳が動いてくれないのです。 |
それはそのシーンに釘付け、という訳で無く、むしろ瞳の機能停止、ということです。 |
言い換えれば、私はその羊のうたのたったの1シーンによって、 |
この瞳の息の根を止められてしまったのです。 |
これは駄目だ、絶対無理だ。 |
私の直視する羊のうたなるものすべてが、圧倒的な奔流を為してその1シーンから向かってくるのです。 |
これで目を開けて静かに解読できるほうが、どうかしています。 |
そして。 |
少なくとも私には、その私の瞳を通してみたときの「羊のうた」の凄まじさがわかっています。 |
それだけで、本当に全くそれだけで、私はこの羊のうたを一番の作品と位置付ける事に迷いが無い。 |
それは他の作品と比較して得た地位としての一番では無く、 |
他の作品と比較する事が叶わないゆえに与えられた、特別としての一番。 |
その特別な一番の名を冠するに値する作品、それが羊のうたなのでした。 |
それは特別なゆえに、真っ向勝負することが叶わず、 |
そして他人様に描かれていくその姿を羨望の眼差しで見つめながらも、 |
やがて明瞭にそれとの対面の場所が、自分の内に作られ始めていくことを感じていく・・・。 |
蒼さんの千砂の絵を見つめた私の瞳の向う側に、はっきりと私の千砂が見えてくる。 |
つまり、蒼さん蒼さん、グッジョブ! (本文とは関係ありません) |
◆ ◆ |
なんか文語もどき(もどきでも言い過ぎ)で書くと、 |
枯れ木に嘘を咲かせましょうとか素で叫んでしまえるようなそんな、 |
ええと、やっぱり最近のノリで真っ直ぐにヘタレにGo! (酔ってはいません) |
いやさ、あれだよ、あれ。 |
10月が楽しみなんですーだってアニメ面白そうなのが列を為してんじゃん。 |
こんなにアニメ的にワクワクするのは随分と久方ぶりな気がするのだけれども、 |
ってほんとそうだねぇ今思えば結構不遇だったかもねぇ私、てか自業自得だけど。 |
まぁそれはどうでもいいや、先、先が大事だよって思いっきり実感有りでいけるのでしょーがない。 |
実際楽しみで楽しみで、なおかつその楽しみに満ち溢れてる今の状態が楽しくて楽しくて仕方がない。 |
その状態を打ち消す言葉がみつからないんで、もうそれでよろしくってことでひとつ、よしなに。 |
ほら、地獄少女とかローゼンメイデントロイメントとか蟲師とか? |
ってあらぁ数にしたらわずかに3つなのだけれどもどうしたことだろうこの喜びは止まらない☆ |
・・・・・・まぁ落ち着け。 |
ようするに別に数とかかんけいないっしょ嬉しいから嬉しいんだってことで、 |
そこからなぜ嬉しいのかとか適当に理屈つけとけばキチンとするだけの話な訳だからそれは放置。 |
別に理屈いらねーし。嬉しければ、それで。 |
一番期待してるのは地獄少女なんだよねーなんていうの雰囲気とか? |
ドロドロっという擬音って結構言語的にキャパあるよなぁとか思ったりして、 |
そうするとこう、すっとした理論を一本入れてみたくなるような、そういう箇所も埋め込まれててそうで、 |
情感と論理のコラボレーションとかちいさいキャッチを触れ回りたくなって静かに笑えるけれど、 |
でもこれはいっちょ感想書いてみますか!という気概を奮い立たせてくれそうな、 |
そういう、そういう・・・だから・・・えっと・・・・・そう! 雰囲気! (振り出しに戻る) |
いいじゃんか雰囲気上等だよ雰囲気。 |
結果的に書いた感想がその雰囲気の説明になっていればOKということはいつものことゆえ、OK。 |
ていうか公式サイトのコラムの当たり障りの無い見事なはぐらかしっぷりったら素敵。 |
わざとか!? わざとなのか!? すげぇーっ!! |
で。 |
よーく思い起こせば、すぐにも掘り当てられるものがあることにようやく気付いたわけで。 |
ていうか今期のアニメも凄いじゃん? |
ていうかむしろ今期アニメを経たからこそ、来期への期待を抱くことが出来たんじゃん? |
今期の面白さを肌が裂けるほどに感じてだからアニメもまだまだいけるなーとか思ってじゃ次も、 |
とかそういう風にして私のアニメ好きは高じていくのでした。 |
高じた先にあるのはきっと・・・・・・・・・・・ (なにか言いましょう) |
話が思う存分逸れました。 |
あ、うん、そだね、今期アニメってか前期からとかそれ以前から続いてるアニメもあるから、 |
一概には言えないけれどもっていうか今期だけでくくっちゃえば問題無していうかそうする。 |
ぶっちゃけ今期アニメを苺ましまろとぺとぺとさんとぱにぽにだっしゅ!に限るとしたら、 |
それらに共通することはその雰囲気に酔えるということなのです! はい! 質問不可! |
とにもかくにもただ画面の前にいてにへら〜っと笑えればそれでOKていうか、 |
それってなんか馬鹿くさくね?とか言われたらはいそうです!となんの意味もなく挙手しながら言えそうな、 |
そういう押し切られ感に完全支配されれば合格、みたいなそういう強いところが最大の魅力。 |
むしろこっちがどれだけ身を任せられるかというか、逆に身を任せるってことは、 |
こっちがそっちの中にスルっと入ってしまえるってことで、その中にまんまと入っちゃったことを実感できると、 |
これはもう笑ったり萌えたり泡吹いたりするなという方が無理、というくらいに完全にキマっちゃう。 |
重要なのはどれだけ自分が苺ましまろやぺとぺとさんやぱにぽにになれるか、ってこと。 |
郷にいれば郷に従えっていうかむしろこっちがどれだけ上手く憑依されるかってところが勝負どころで、 |
こっちがそっちに入り込むも、そっちがこっちに入り込むも結局は同じ、 |
自分が自分以外のものになっちゃうってことだからねぇそれを楽しいっていえたら最高でしょ? |
あくまで自分が此処にいて、そしてその自分が自分以外のものを見てそして自分として楽しむ、 |
たぶんそういう事をしたらこの3つの作品は全然面白くないよね。 |
つーか私なら普通に駄目出しだろ。 |
まぁねぇ、苺ましまろなんてどれだけ笑えるか勝負、とかそんないちいちキッツイ事言わなくても、 |
別に普通に笑えるんだからそれで充分だし、それはなにより自分なんかどうでもいいってことで、 |
ただ楽しければそれでいい、っていうかそれでいいとかいう価値判断すらせずにただただ楽しいだけ。 |
今期のアニメについてはそういう、評価とか感想とか、 |
そういった「自分」のことについて目を向けることはそんなのは全然お呼びじゃない。 |
ただただひたすら楽しめーってことで、だからさ、うん、そういうこと。 |
つまりだから、そういう楽しみもあることを完全実感したからこそ、 |
来期もまたそういう楽しみ方をしてもいいんだーって思えるんだよねーつまり雰囲気、と。よし。 |
ま、別にその路線専門でこれからやってきます、とかそういう事は言わないのが紅い瞳の特徴です。 |
あ、ここ笑うとこ笑うとこ。 |
あー。 |
前期以前からやってる極上生徒会とか種運命とかバジリスクとかもあるんだよねー。 |
てかバジリスクは終わっちゃった。 |
これらも凄くよくて、個別に何回も感想書ける作品なんですけれど、その、時間です。 |
なんか来期も同じ轍を踏むような気がしてきたヨ。 (ため息) |
ま、そのうち感想書けたら書きたいですけどね。ぺとぺとさんとぱにぽにのも。 |
P.S: |
いよいよおおかみいぬさん主催の「旧白白祭 夏」の作品展示が始まりました。 |
当初展示予定日に開始されていなくて心配しましたけれど、 |
その遅れを取り戻すかのように無事に勢い良く始まりました。 |
ふぅー良かった良かった。おおかみいぬさん、お疲れ様でした。(まだ終わってないけど 笑) |
ということで、紅い瞳は引き続き旧白白祭 夏 を応援しつつしっかりとうっとりとさせて頂きます。 |
追記: |
しりあがり寿「真夜中の弥次さん喜多さん」は2試合出場停止処分モノです。(反則が過ぎます) |
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■■ 完璧苺 ■■ |
アレっていうかナニがナンでして。(挨拶) |
今宵は毎週恒例の苺ましろまろのお話しをさせて頂こうと思います。 |
けれどもなんだかこう、何度見てもこの苺ましまろというアニメは感想を書くということに適さない作品だな、 |
とそう思うことがまず第一に頭にぽっと浮かんできて、 |
そして結局のところその思いをどれだけ消すことができたか、 |
とそういう形でしか苺ましまろを表現できないのですよねぇ。 |
ていうかそれ、そもそも苺ましまろ表現してないじゃん、とか? |
ああもう、すみません、なんかもう、どうにでもなれ。 |
てか、今日は感想がついに書けませんでしたええ。 |
無理無理無理、なんかもう無理って文字しか思い浮かばないヨ! |
いや、うん、面白かったんだよ? みっちゃんとかさ、なんかもうアレだったし。 |
でもさぁ、苺ましまろの感想ってさ、いちいち作中のボケを拾い上げてまた書き出すとか、 |
そういうのを私はやってた訳で、そうなるとさ、今回のお話しはさ、面白過ぎた。 |
ていうか、ボケの箇所が多すぎる。こんなん多すぎ。無理無理、こんなん全部書けるかぁっ!! |
そんなら全部のボケ拾わなくたっていいじゃんかとか言うかもしれないけど、 |
でもそうするとこうもったいない精神というのか捨てられないだけというのか、 |
なんかこう取捨選択を大いに渋ってしまうんですよね。あれ拾うならあれも、あ、これも・・・あ(以下略) |
ていうかさ、今気付いたけどさ、これもある意味感想だよね。よし、その線で。強引に。やけくそで。 |
でまぁ話戻すとさ、てか戻ってんだか先飛んでっちゃってるのか謎だけど、問題はみっちゃんだよ。 |
あの子、犯罪級だよ、実際。あんた生きてるってかボケてんじゃんか、ってくらいにもう。 |
むしろ今回は美羽の世界? っていうくらいにもう滅茶苦茶みっちゃんでさ。 |
あーうん、でも別にそれがみっちゃん独り舞台って感じでもなくてさ、アナちゃんとか茉莉ちゃんとかもさ、 |
それなりにボケてたしさ、てか茉莉ちゃんはもう完全に日本人としてアナちゃん見てるよね、とか、 |
むしろアナちゃんどうしようもないようんうん、とか? |
そう、別にみっちゃんが主役! とかいう張りきり感とか全然無くてさ、 |
ただほんとアナちゃんとかの中で一番目立ってる子、っていう感じに終始しててさ、 |
伸恵ねーちゃん的には一番うるさいヤツって感じでむしろ眼中に無いんだろーけどもさ、 |
あーそうか、つまりそういうキャラ視点から私らもあの情景を見てるからそう感じたのかね。 |
冒頭の小テストのシーンなんかは、まぁ確かにみっちゃん独裁シーンでしたけどさ、 |
それは教室の他の生徒プラス先生の意識がみっちゃんに全部集中してたから逆にみっちゃんだけ、 |
みたいな異様な迫力があったけど、でもあれもちぃちゃんからすれば、なんてことはない当たり前のことで、 |
やっぱりちぃちゃんの至言「だって、みっちゃんだもん。」はここでもしっかり生きてて。 |
だからちぃちゃん的にはみっちゃんはただのみっちゃんにしか過ぎない、勿論主役でもなんでもない、 |
そういうたくさんの中のひとりとしてのみっちゃんが居るんだよねー。 |
まー、たくさんの中で一番ボケてる子として居るんだけどねー。 |
で、気付くとあっちでもこっちでもみっちゃん以外の子がボケてて、それはもうたいへんたいへん。 |
とてもじゃないけどみっちゃんだけに構ってる訳にはいかなくて、アナちゃんや茉莉ちゃんにツッコミ入れたり、 |
ちぃちゃんに同意したり、伸恵ねーちゃん尊敬したりともう大忙し。 |
どんなにみっちゃんが頑張ってもだから、苺ましまろはみっちゃんのお話しで片づけられない訳。 |
でも、だからこそこのみっちゃんという子はより暴れまわり輝きまわるのですねー。 |
伸恵ねーちゃんに無視されればされるほどさらにボケを重ねて、 |
で相手にされたと思ったらさらにひときわ大きくボケて。 |
なんかもう、なにがどうあろうともボケているというか。 |
まさに世界の中心でボケている、みたいな? |
そうなるともうこっちとしてはますますもって手が付けられない状態で、 |
いやほんと、改めて伸恵ねーちゃんのすごさ(いい加減さとか)に感服致します。 |
軽く周囲の思惑を飛び越えてボケてくるみっちゃん。 |
しかしそれにひたすら狼狽える周囲の手前で、適当に一緒に付き合っていく伊藤姉妹。 |
それに茉莉ちゃん(は状況が掴めてないだけ)とアナちゃん(はみっちゃんに捕まってるだけ) |
もちゃんと付き合ってて、なんだかんだで丸く収まっちゃってる。めちゃくちゃいびつな○だけど○は○! |
●●●! (特に意味はありません。) |
うん、なんかそういう感覚で改めて見てみると、やっぱり苺ましまろはヌルくていいなぁー。 |
なんていうかさ、毎日使う歯磨き粉みたいな感じ? |
いきなりなに言ってんだこいつとか思うですか? 思いました私も。 |
うん、まぁ、大した意味は無いんだけど、別にこだわりも無く買ってきたんだけど、 |
それが無くなってしまうとまた同じのを選んで買ってきてしまったり、 |
なんかたまたまある朝なにげにこの色合いがいいよね!とかヘンな思い込みに走ったりして、 |
で次の日にはもうどうでも良くなってんだけど、それでもなんかこう平気で使ってる当たり障りの無さ、 |
というまぁなんだかよくわからないけれど、こだわりがあったりなかったりしても結局変わらず毎日使ってる、 |
そういうどうでもいいものなんだけど、なにげに気付いたらそればかり選んで使ってる、みたいな、 |
その、ええと、根本的に歯磨き粉のたとえから違う、とかそんな薄情な事は言わない。 |
あ、またなんか思いついた。 |
今回特にそうだったんだけどさ、わりとみっちゃんのボケに対するツッコミが入るまでの時間てさ、 |
結構差があるんだよね。 |
みっちゃんの周りに伸恵ねーちゃんとかだけだとさ、かなり時間短いんだけど、 |
それ以外の人達、まぁ赤の他人達が居ると割と長いんだよね。ていうか割と放置プレイが効いてる。 |
金魚釣りのあんちゃんとのやりとりのときも、伸恵ねーちゃん「もう限界。」とか言って対処したし。 |
もう限界て。おかげで限界まで野放しだったみっちゃんを堪能できましたぞー。 |
普通逆ですよね、逆。人に迷惑かけんなっ!って速攻しばくのが妥当だと思う。 |
でも割とみっちゃんは野放しな事が多い。 |
ひとつにはみっちゃんと外歩くときは他人のフリ、という暗黙のルールがあのグループにはあるからだけど、 |
それ以上に主たるツッコミの担い手たる伊藤姉妹がみっちゃんのボケを受け入れちゃってるんだよねぇ。 |
まぁいちいちツッコミ入れるの面倒、という意味でもあるけれど。 |
受け入れるって言っても別に徹頭徹尾好きにやれって感じじゃなくて、 |
やっぱり一応最後にはツッコミいれてるんですよね、特に伸恵ねーちゃんは。 |
でも基本的には冗談の範囲で済むなら、それは認めてやろう、 |
そしてこっちはそれまでは面倒だからそっちでよろしく、と、そうやって周囲に対応を任せてるんですよね。 |
それはみっちゃんの自主性(ボケの)の尊重と社会性の自習であると同時に、 |
周囲の人々に対する「あんたらこれくらいのボケは受け入れなあかんよ」という感じでもある、 |
っていうかまぁ伸恵ねーちゃんなんかはそんな面倒な事イチイチ考えちゃいないだろけど、 |
あーむしろちぃちゃんはそんな感じかなぁ、「みんな、みっちゃんにマジになったってしょうがないよ」って、 |
そういうこと思ってそうだしねぇ。 |
でもそれはみっちゃんを異質なものとして排除対象として認めるという意味じゃなく、 |
異質なもの同士が繋がっている社会の中のひとつとしての異質、そういう意味で受け入れろって感じで、 |
だからちぃちゃんにしろ伸恵ねーちゃんにしろ、みっちゃんのことを特別扱いはしてないよね、全然。 |
だからまぁ、「たくさんの中のひとりとしてのみっちゃん」ってことになるんだよ。 |
でまぁ、そんなかで一番目立ってるのがみっちゃんなだけで、だからまた同じ事話すけど、 |
アナちゃんや茉莉ちゃんのボケっぷりにも改めて目が行くわけで(伸恵ねーちゃんは最初からそっちだけど) |
、そしてまた伊藤姉妹のツッコミにうんうん頷けてさ、あーええなぁ、って感じ。 |
とここまでくると、というかこういうわけで、安心して伸恵ねーちゃんはみっちゃんを放置できるし、 |
アレっていうかナニがナンでしてとか平気で言えるんだろうねぇ。 |
そしてみっちゃん置いてけぼりにしてさっさと先にいっちゃうお姉ちゃんの後を待てーお姉ちゃんとか、 |
そういっておっかけてくみっちゃんの構図、ここに在り。 |
みっちゃんは、伊藤伸恵おねーちゃんが大好き。 |
ボケてどっか飛んでっても、絶対慌てて戻ってくる。 |
この事がひとつ、苺ましまろの面白いところの核にあるのじゃないかなーと思いました。 |
ちょっと、感心した。 (ここまでこじつけた自分の根性に) |
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■■ 今度はコミック! ■■ |
いつも色々と紅い瞳と遊んでくださる久遠の光のときみつさんより、コミックバトンが回ってきました。 |
もしこれに応えないという選択肢を紅い瞳が選ぶとしたら、それは紅い瞳ちがう。 |
ただの紅や! |
では、早速。(そそくさと) |
1.本棚に入ってる漫画単行本の冊数 |
:100冊は無いと思う。・・・・・・・いや数えるの面倒でしょ。まじで。 |
2.今面白い漫画 |
・よつばと!(あずまきよひこ メディアワークス): |
これを何回も何回も繰り返し読める自分が幸せだと感じられるようになる、そんな幸せ、 |
そして笑える面白さを通り越して読む面白さを感じられる、希有の逸品。 |
これを読んでるのは私! そう気づけたならあなたはもう立派によつばと生きています。 |
・イエスタデイをうたって (冬目景 集英社) |
何気ない日常という嘘を解体して自分の皿に勝手によそってしまうような物語。 |
こういう日常ってあるよねと言っていることを嘘と自覚しながら、はっきりとそれでもこれが日常と、 |
そういうふうに是非言い切りたい、そうしてこの物語に捕らわれていく感覚。 |
それが一番これの美味しいところだと思うし、またこれを読む人の動機になると思う。 |
摘み食いをしているちょっぴりの罪悪感、それを感じることがこれを読むことで全肯定できたならば、 |
きっともう「イエスタデイをうたって」の中に嘘では無いほんとうのあなたの日常が広がっていることでしょう。 |
私はこの作品はそこからしか始まってはいかないと思っています。 |
・ベルセルク (三浦健太郎 白泉社) |
なにかを考えながら読んでいてもその考えに必要なものを与えてくれる訳でも無く、 |
なにも考えずに読んでもそのままただなにも響いてはこずに、ただ頑強に目の前に居座っている作品。 |
こちらからその圧倒的に広がる「仮想的」リアル世界に入っていかないと、 |
ただそれを読んでなにかを考えている自分なにも考えていない自分の「姿」としか出会えない。 |
主人公ガッツの暴力的行動・思考、それを外からしか眺められないうちは、 |
おそらく読者は永遠にベルセルクを読むことはできないであろうし、 |
またただ自分をガッツとみなしてあの世界に移入したところで、おそらくなにも無い世界がただあなたを |
待っているだけになるでしょう。 |
この作品は「読者」という存在を賭けた戦いの場であると私は思っています。 |
・蒼天航路 (李学仁/王欣太 モーニングKC) |
もし、これを「三国志」として読むのなら、おそらくこれ以降読む三国志はすべて、 |
この作品と照らし合わし比べ合わせ、そして最終的にため息をつくことでしか読めなくなる、 |
それがこの蒼天航路だと私は思っています。 |
だから私はこれを絶対に三国志としては読めません、こわいので(笑) |
もはやこれは三国志という器に収まっていられるものでは無いし、また読者の方も三国志という器を |
壊したくないだろうしで、その辺りが相まって、こうして三国志の中から手足を生やして突っ走る、 |
妥協なんだか折衷なんだか心中なのかはたまた相乗効果なのかわからない、 |
そういうもの凄い可能性と破壊性を兼ね備えているので、個人的に読む人を選ぶっていうか、 |
選ばないとえらいことになる気がして仕方がない、そういう感じになっています。 |
これ、ハマったら絶対抜け出せないから(笑) |
・ニアアンダーセブン (安倍吉俊 角川コミックスエースエクストラ) |
とっくに完結しているはずですが今更読んでいます。アニメは途中まで見てました。 |
ニアといえばどうしようも無いギャグ、という言葉で綺麗に片づいてあとにはなにも残らない、 |
というなんだか空恐ろしくて逆になにか大切なものを忘れているようなそういう作品だとばっかり思ってて、 |
そうしてたまたま見つけたコミックス版の1巻を読んでみたらあら不思議、 |
その忘れられているのかもしれない大切なものをまず最初に見せつけられてしまって、 |
その、えっと、立ったまま感動した。(←立ち読みしてました) |
キーポイントは苦学生とうちゅうじん。・・・・・・・・そのまんまだけど、キーで。 |
全巻読破までの道は長し。 |
3. 最後に買った漫画 |
・よつばと!4巻 :敢えて最高の一言で片づけさせて頂きます。 |
4.よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画 |
・羊のうた (冬目景 幻冬舎コミックス) |
紅い瞳の中で、コミックスは大きく2種類に分かれています。 |
ギャグか非ギャグか。・・・・・身も蓋も無いですが残念ながらこれは仕様ですので仕方ありません。 |
で、ギャグの中の一番と無謀にも位置づけているのが、よつばと!なのです。僅差であずまんが大王。 |
そして、非ギャグの中で、というか事実上のコミックス一番と位置づけているのが、 |
この冬目景の羊のうたなのです。 |
比較のしようがない、と言った方が正確なくらいに圧倒的に紅い瞳の中の最も高い場所にあるのです。 |
紅い瞳が読んだ漫画の中で最も多くのものを紅い瞳に与え、 |
そしてなにより紅い瞳によって最も紅い瞳から遠ざけられている作品なのです。 |
あまりにもそれは、紅い瞳が理解し感得しなければいけないと、そう思えた作品ゆえに、 |
私は今のところこの作品を私の中で一番と位置づける事しかこの作品に対してはできていません。 |
それはきっと、受けた恩があまりにも大きすぎるために、 |
生半可な礼はできないと思っているからなのかもしれません。そんなわけないけど。 |
・風の谷のナウシカ (宮崎駿 徳間書店) |
映画版の認知度に比べてあまりにも低いその認知度が逆に嬉しくなるような、 |
そんな知る人ぞ知る名作です。 |
これを読んだら映画版などただのCMです、CM。本編はコッチコッチ!(ひどいなw) |
ただそれもあながち大げさという訳でも無く、実際映画版は漫画版の序章にしか過ぎないので、 |
あの映画版のラストに納得した人にこそ、絶対に漫画版も読んで頂きたいです。 |
映画版のラストに納得しなかった人は、たぶん自然に漫画版に辿り着くはずですので特には(笑) |
実は私が漫画に興味を持つようになったのはこの作品からだったりします。たぶん。 |
映画「もののけ姫」の映像の凄さにびっくりして、こういうのもあるんだぁということで、 |
その興奮冷めやらぬうちにこの作品を読んで、そして永遠に冷めなくなってしまったんです(爆) |
ちなみにアニメの方の興奮はその後に観たエヴァの再放送でそれはもう(以下略)。 |
ナウシカはまさに紅い瞳の思い出のひと品、というところでしょうか。よくいうよ、まったく。 |
・あずまんが大王 (あずまきよひこ メディアワークス) |
これを読んでどれだけ笑えるか勝負だ! ということになったら私はそう簡単には負けません。 |
そもそもそんな勝負しかけられないから大丈夫、とかそういって油断しているとクスっと笑えます、きっと。 |
まさにあずまんがは紅い瞳にとってそういう作品でした。 |
ほんとに笑えるのこれ? まぁちょっと一部じゃ話題だし読んでみるのもくるしゅうない、とか、 |
そんなまるで可愛げの無いなめっぷりで読んでみたら、案の定、笑いが止まらないので助けてください、 |
とかそんな羽目に。すごく、自分で言ってて悲しくなってきたのは気のせいでしょうか? |
取り敢えず、紅い瞳はあずまんが大王を皆様にお勧めさせて頂きます。 |
人生を悲観するまで笑え! (なにそれ) |
あ、すいません。5ついかなかったです。案外無いものですネ。(笑) |
5.次バトンを渡す人5人 |
・考えたのですが、というか今までの文章を考えるよりもずっとずっと考えたのですが、 |
どうしても5人も選べなかったし、また前回のように3人くらい選んでも中途半端な気がするので、 |
この際この文章を読んでくれた方すべてにバトンをばらまきたいと思います。 |
言い伝えによると、このバトンを受け取ったものには子孫末代までの幸福が約束されているとか。 |
ということで、紅い瞳のお巫山戯に付き合って頂ける方は、ご自由に上の5つの質問をコピーして |
御自分のサイトなりブログなりでお答えになってみてください。 |
連絡くだされば観に行かせて頂きますゆえ。 |
勿論、スルーも大歓迎です。(大歓迎かよ) |
P.S: |
ちゃんと指名しろ!ということでしたら、メールで「駄目。」って送ってやってくださいませw >ときみつさん |
◆◆ |
私はあんまり漫画って読まないんですよね。 |
というかそれはアニメに比べてという話ではあるのですが、でもだからといって興味が無い訳でなく、 |
そもそものところからして漫画には絶対的に触れる機会が少ない事が、その原因にはあります。 |
基本的に私は、よほど気に入った漫画しか買いません。 |
気に入らない作品でも一度買ってしまうとどうしても最後まで買い揃えたく思ってしまうし、 |
また古本に売ってしまうのはなんだか定価で買った自分が損するような感覚を有しているので、 |
自然どうしても本棚が埋まっていっちゃうんですよね。一昔前までは実際そうでした。 |
だから絶対的に買う漫画は少ないですし、またそれに伴って読書量も少ないという訳なのです。 |
今の環境では、漫画は買わない限り読むことはできない場合が大半ですし。 |
なんでこんな事を最後に書いているのか、なんてことは当の本人も本当のところわかっちゃいませんけど、 |
ただ久しぶりに漫画の事について書いたので、それなりに自分の漫画に対する姿勢を書きたいと、 |
そう思ったのじゃないかなー、なんて適当に思っていたりはします。 |
私は漫画ファンとしては結構窮屈な思いをしていますが、 |
それ自体も含めて私の思い通りなので、どうしようもないなぁこいつとは自分でも思いますけれど、 |
まぁそれはそれでも良いのでずっと漫画には親しんでいきたいなぁ、とは考えています。 |
私なりに、私なりの漫画との生活を、と。 |
そういうことで、これからも紅い瞳はのんびりと漫画を見つめていこうと思います。 |
ていうか、そういう目で紅い瞳のことは見てやってください、という都合の良いお話しでした。 |
またいい漫画あったら紹介してやってね〜♪ |
おしまい。 |
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■■苺のある生活■■ |
どうも、紅い瞳です。こんばんわ。 |
ぱっと気付くともう土曜日。 |
ほんとうのところはいつも金曜日に苺ましまろの感想は書こうと思っているのだけれど、 |
どうしてもそうはならないでズルズルと時が過ぎてしまう事はよくあること。 |
今回もそんな例に漏れること無く、きっちりと金曜日をスルーしましたっ。 |
ということで、まぁ、そんな感じ。適度にある程度やりすぎた感のあるリラックスの名の下に書いてみます。 |
ていうか、苺ましまろを見ている前後の時間がなんだかもやーっとしてて、 |
その辺りの空間というか、あ、やっぱ時間でいいや、そういうのがなにかこう生活だなぁーって思う。 |
いやもう、そのまんまな訳なんだけどねぇ、ただ見てるだけなんだけど、でもそれだけでいけるというか。 |
まぁ、そんなとこ。 |
そして気付くとキャッキャっと細かく騒ぐオープニングを目の前にして、静かに靡いていく私の中の心構え。 |
さぁーっていっちょ気合い入れて見てみるかぁという意志をひけらかしていくうちに、 |
なんだかそれが妙に気恥ずかしくなってそれを片づけて、案外大人しく見ていたりする。 |
で、なんかみっちゃんとかいつもとばしてるじゃん? |
なんだかんだでバリバリと煎餅でもかじりながらあははと笑えるという年寄り臭さの上で踊るには |
最適の子で、だから私はその望むところよ!とか小さく気合いを入れてその通りにしてやるもんか、とか? |
あー今日も無駄に元気だねぇみっちゃん、というちぃちゃんの気持ちが良くわかる今日この頃。 |
むしろちぃちゃんと伸恵ねえちゃんの陣営から見渡すみっちゃん独り舞台ってこんな感じかぁ、と、 |
そういう実感を得られることは得られるけれど、 |
実際はそうでは無くてそのまま気付かずに私もちぃちゃんと同じようにしてたりする。 |
みっちゃんはもういいよ、とか? 暑いし、とか? |
しかしそれにつけても、みっちゃんはほんと元気だよなぁー。 |
ぽかんと呆れ30%の状態で見上げながらも、それでいてやっぱりみっちゃんはみっちゃんだなぁーって。 |
犯人はサルノコシカケ・・・とかいう。 |
覚えてろ! とかいう。 |
ちぃちゃん姉妹からすればつまんねぇよという感じだけど、見てるこっちとしては笑わざるを得ない、 |
っていうかその辺りは逆にみっちゃんと同化して、そっちこそつまらん!、となって、 |
そんでみっちゃんのボケにきっかりついていって、そんでぱっと気付いて離れて、ガハハと笑っちゃう。 |
限度ってもんがあるでしょーっ! |
ごめんごめん、やっぱみっちゃんはほっとけないよねぇと独り納得。だって笑えるんだもん。止まんねーっす。 |
そうすると今度は茉莉ちゃんとかいう。 |
ぽやぽや〜っとイライラするくらいにのんびり楽しそうに子供らしさ全開の夏休みの思い出を語る少女、 |
それを自室に侍らせてウンウンと愉しめる伸恵おねーちゃんの姿に、 |
えもいわれぬはっとさせられるものを与えられてドキっとするも、その感慨が溶ける前に、 |
茉莉ちゃんをいいように言いくるめてタバコを取り返すお姉様に一生ついてきます、とかいう。 |
覚えてろっ! |
おねえちゃんは茉莉ちゃんの扱いがうまいですねぇ、としみじみというみっちゃんに同意。うん。 |
ていうか自制心のカケラも無い伸恵ねえちゃんはすごいとおもいました、まる。 |
茉莉ちゃんは、もう少しがんばりましょう。 |
今度はアナちゃんがくるとかいう。イギリス式日本人のぼうりゃく。 |
その骨組みは別荘先で録画したビデオレターを使って自分のブリティッシュさ加減を誇示するというもの。 |
どういう末路が待っているのかが見えて見えて仕方無くて既に笑いが漏れているこちらを余所に、 |
キリキリと再生されていくビデオレター。それを取り巻く面々はまだ平静。 |
しかし英語の混じったよく聞く自分達の母国語で自己紹介をされていく様子を見ているうちに、 |
みなさん既に察した模様。もういい、もうやめようよ、これ。 |
たぶん、茉莉ちゃんの方がイギリスに近い。 |
そして私はとてもじゃないけど伊藤姉妹以外と想いを同じくすることはできず。 |
もういい、もういいんだよ、アナちゃん・・・(首を横に振りながら) |
でまぁ、みっちゃん返り咲き、と。この辺りでそろそろこっちもエンジンかかってくる、とか? |
でまぁ、ちかボインとかはまぁ微妙なんでまぁみっちゃんどついて終わりでスルーで、次。 |
そうするとこう、割とお話が平然と進んでいっちゃって、どうしよう、と。 |
まるで勝手に早送りでもされちゃったかのような感じにのほほんと進んでいってしまったので、 |
慌てて再生ボタンで止めると、みっちゃんがボケたりとか、アナちゃんが日本人離れした日本人だったり、 |
なんだかアナちゃんが割と歳不相応に大人に見えてきて(というかマセてるだけか)、 |
それはどうでもよくて、伸恵ねーちゃんが海行くとかいうし。 |
相変わらず思い付きが唐突に見えないのがすごい人だと思った。 |
そうして、今回の至言。 |
だって、みっちゃんだもん。 by ちぃちゃん |
伊藤姉妹の観察日記を海で終わらせるとか自分で言った癖にビデオを持ってくるのを忘れたというか |
なんで海にそんなもん持ってくるのとか素で言うみっちゃんはもういいと思う。それがちぃちゃんの持論。 |
そしてそれがみっちゃんクオリティ。む、なんか最近このネタを言える文脈作ることしか考えてなくね? |
とまぁそれはおいといて、またパーっとなにかが過ぎてなにかに気付くと、 |
アナちゃんが日本通を示してわびさびがどうとか。アナちゃんは、もう。 |
えいごのにがてないぎりすじんはべっそうでめいたんていごっこ。 |
そしてみっちゃんの夏休みの自由研究は銀賞でした、とそういうことで今回のお話は。 |
さすがにここまで話数が進んでくると、目新しさで引っ張ってきた部分はいい加減落ち着いてくる訳で、 |
それなりに平静とした鑑賞に堪えうる感じになってきたけれど、 |
でもだからといって笑えないかというとこれはまったくそうではなくっていうかむしろ笑うなとか言われも無理。 |
それよりもこちら側がそちらの準備している笑いのポイントを掴み始めているので、 |
おいそれと取り乱してばかりはいられないのだよワトソンくん、となってるだけで、 |
だから割とこちら側としても対策を練っていられる時間の確保に成功した訳で、 |
そうなるとこう自然見逃していける部分が広がってくるので、だからそんな困るほどの笑いは無くなった。 |
逆にいうとそれはこっちが苺ましまろの魅せる笑いを苺ましまろの魅せる笑いとして受け入れ始めた、 |
そういう風にいえるのかもしれない。 |
あ、なんか苺ましまろのことがわかってきた、みたいな、そんな。 |
でもそれはそう言う風にポロっと言ってしまえるだけの、そんなお軽い感慨にしか過ぎず、 |
というかそうであることがわかっているうちに、実は今なによりもドキドキしてたりします。 |
なにに、ってあなた。当たり前のことききますね。 |
苺ましまろがますますわかんなくなってきた、ってことに決まってるでしょが。 |
うわー、もーこれはドキドキワクワクって感じですよー。 |
なにしろ、当の紅い瞳が苺ましまろがわかってきた、なんて知ったかぶりかましてんですからねー。 |
これほど信用ならんことは無いし、そしてその代わりに頑張って苺ましまろを解明しなきゃあかんとか、 |
そういう責任感にガンガン後ろからこずかれて、そして恐る恐る見上げた苺はもうなーんもわかんねー。 |
あはは、すっげぇ! すっげぇよ、みっちゃん! |
もうなんかわかってんのは、みっちゃん見てしっかり笑い転げてる私の姿だけだもんね! |
なんもわかってないのに、それなのにこんだけ笑えるんだもんね! |
嗚呼・・・・もう・・・・苺なんてまるでわかんないや。 (これもわかってることのひとつ) |
こうしてこの文章を書いている人は、また来週も懲りずに苺ましまろをみて、 |
またくだらないことを書いてしまうのだろうなぁ、と確信してしまうのでした。 |
見るな書くなっていうほうが、もう無理だよ、うん。 |
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-- 050906-- |
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■■ 雑々白状 ■■ |
非常に読みにくいので、ほどほどに。 |
雨があまりに元気良く降っているのでちょっとこっちまでもやる気がでてしまったし、ゆえに書く。たぶん。 |
とはいえそんなこんなで書き出せば書くことが早々に無くなるということは明白なので、 |
前々から書こうと思っていたものをこの際未完成のままドロドロと繋げて出してみせよう。 |
ってなんか句読点が少ないと見にくいナと実感。でもなんかスラスラと書きたい気分次第。いきます。 |
アニメを色々見ているのだけれども、それがとても面白いということはわかっているがそれだけで、 |
さぁ感想文に仕上げようという気概を自分の内に形成しない昨今をどうすればよいかと考えるも、 |
しかしそれはただそうしてずっと考えている事自体に満足しているから良いともう何度結論したかしれない。 |
その結論に自分が満足しているかどうかとてもじゃないが知れたことではないが如何せん知らない訳にも |
いかず、いやほんとは知らなくても問題など端から存在などしないがけれどサイトやってるしさその関係で。 |
とにもかくにもそれが嘘だろうとなんだろうと取り敢えずなにかを書くということで創り出せるもの、それは |
絶対に無言では作れないのだから別にそれが大嘘のやけっぱちの綺麗なリクツだろうとかまいやしない、 |
それで得られるものをブンブンと振り回せば思いも寄らないものができてそれにうっとりできるのだから |
これはもう仕方がない。くだらない自我の潔癖にみとれてるよりはよっぽどスッキリするのだし。 |
勿論そんないい加減な嘘をどんなに取り繕ったってそれは例え完璧であってもそれだけのものだし、 |
どうあったってそれに命を賭けるつもりもでやしないし所詮そういう意味でそれは遊びにしかならない。 |
けれどだからといってそれは遊びがいけないとは言い切れず、というよりその遊びを繰り替えす環を経なけ |
れば絶対にそれを越えるものなど作れる訳が無いということはこれはよーくわかってることだし。 |
確かに創り出す物のカタチを整えることに精を出している姿はある意味滑稽だし、さらにそれを圧倒する |
ほどの羞恥心をもよおすことはあるというかそれが常態ではあるのだけれども、けれどその常なるところから |
どう動いていくかは本来自由に決められるはずなのだから、逆にその常態という名の自我を意識するとい |
うことそれ自体が今度はなにやってんだ自分という張り詰めた糸を100本くらい引きちぎるような爽快感 |
というかスッキリ感に目覚めることができる、そういう機会を与えてくれるように思う。ていうかそうだし。 |
大体自分なんてものは作ってなんぼのもんだしそうやって形成されていくものが自我だと思うし、 |
その作られたものと「なにか」との距離感を得ているものそれ自体の面倒を見ることは全然必要無く、 |
それはときとしてその作られていったものの足を引っ張るものにしか成り得ない。 |
けれどもそれもやはりどうそれとの関係を作っていくかという事にかかってきている訳でもあるし、 |
だからそれがただ足を引っ張るだけのものになるかそれともそれをよく研究して逆に利用してやろうと |
考えるかそれが勝負所だと思うしそれが常態。 |
もし一定的な自我がどうしても欲しいのならば、たぶんその常態のバランスとりの中にその眼差しを向ける |
のがベターであって、そうすると今度はそれを常に保とうとするという標的を得られるのだね。 |
つまりそこから脱するための標的を。 |
そうしてまたそこでひとつ気付く。 |
なんだ、それって当たり前じゃんか、と。 |
ほっといたって、一貫した私なんかいやしねーし、それは作ろうと思って初めてできるんだよね。 |
だからほんとうのほんとうは(たぶん嘘だけど)、「脱する」なんて情けないこと考えなくても、 |
絶体絶命的にいつも正直な自分は此処に居る。どうしよーもなく。 |
だから嘘をつけるのだろうねぇ、人は。 |
あはは、嘘つけ。 |
おしまい。 |
◆ ◆ |
マズイちょっと調子に乗りすぎて無駄な時間を喰ってしまったのではい、次。10月新アニメ。 |
ぶっちゃけ期待してます。ていうか誰か私を止めなさい。(命令形) |
おそらく誰も止めてはくれないだろうからここは私が一人でプリプリと自制して簡潔に。言い訳完了。 |
・地獄少女: |
結構前からチェックしてたとぶっちゃけますがさらに地獄少女というネーミングで全部持っていかれた |
(魂を)とさらにぶっちゃけてドロドロのすごいことに。もう始まる前から負けてます。ぐぅ。 |
そしてなんの因果か神の悪戯か今日こうして新アニメについて書こうとした矢先に公式サイト更新。 |
なんかもう運命を感じたよ。(逃げられない運命とか もう駄目) |
・クラスターエッジ: |
以前好きしょとマイネリーベの回避には成功するもLOVELESSに撃沈された教訓を活かします。 |
なに言ってんの?ですって? こっちが知りたいですよあははははは。(壊) |
・ARIA: |
ざ・せんにゅうかん。色々溜め込みました。(脳内に) きっとそれとの戦いになることでしょう。 |
それは横に置いといて、久しぶりに「綺麗」な映像世界を見たいなと思う私はなんなのかと思う。 |
・舞乙HiME: |
もう、私だけ置いていかれるのは嫌なんです。 |
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・蟲師: |
この公式サイトをみてそそられない人なんているだろうか、いやいない。(反語) |
むしろこれで始まったアニメが面白くなかったら燃すね。 |
次の日の朝刊とか読まずに燃すね。そして泣く。 |
・ローゼンメイデントロイメント: |
大本命。むしろこれで始まったアニメが(以下略)。 |
現時点で感想執筆を行うことを決定しております。意地でも書くさ!(むしろ意地) |
色々想うところが既に充満し過ぎておりますゆえ、その辺り重々お察しくださいませ。いざ参る。 |
なんか不安になってきた。(来月が) |
◆ ◆ ◆ |
オマケ。というかほとんど私信。某さん宛。誰でも閲覧可。そういうときに限って本人だけは見ないもの。 |
ごめん紅い瞳嘘言った。本人も他の誰も見ない。そういうものさ。へっ。(いい加減にしなさい) |
エウレカセブンを初めて見ました。アニマックスでやってたので見ない訳にはということでここぞとばかりに。 |
7話でした。ごく最初の方は見逃したけどすぐにルーキーイジりだとわかりました。 |
ていうかラーメンを手袋付けて取り出した時点でわかるよねぇ(笑)。 |
で完全にドッキリなのに健気に大まじめにファイト一発で突き進む主人公に爆笑してしまう訳ですが、 |
けれどやっぱりそれはエウレカ曰く「すごい」って感じでしたよね。ダサくは無いですすごいですうん。 |
すごい!あいつはすごい!ってんでみんなで軽やかに尊敬できる訳ですよ。勿論爆笑ですが(爆) |
それでダサさを笑う俺自体がダサいって言うキャラが最後に出てきておーと思った訳で。 |
あの主人公をダサいって思ってしまうダサい自分に囚われなければ、それで充分あなたもカッコイイですヨ、 |
とも思ったのだけれどどうだろう。 |
あのキャラの元からの価値観からすれば主人公の真っ直ぐさはダサいって見えちゃうんだろうけど、 |
別にその元からの自分の価値観にこだわる必要は無いと思うのだよねー。 |
だって、その価値観に囚われてダセぇって笑った自分のことをダセぇって言えるんだからさ。 |
なにが大切なのかをわかってるんだから、あとはそんなつまんない価値観見つめてないでGo! |
あいつはすげぇ! でもダセぇ! でもそれだからカッコイイ!! |
ま、そのカッコ良さを求めてる暇があったらそのまま真っ直ぐ生きなさい、とそういう訳。 |
ということで、ホランドに期待。レントンは合格。エウレカは凸で。 |
でも、 「ドギー兄さんっ!!」 はさすがに無いと思ったナ。 (あまり人を笑わせ過ぎてはいけません) |
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-- 050902-- |
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■■ 苺選び ■■ |
ごきげんよう、紅い瞳です。苺ましまろです。苺で。 |
暑い夏の中をそれなりにぶっちぎってみよう、というお話。 |
みっちゃんワールドの展開は留まることは無く取り敢えずボケ無いと気が済まないらしく、よし。 |
あとアナちゃんは溶けてるし。 |
ちぃちゃんと伸恵ねーちゃんが暑さにうだってツッコミをサボるのをいいことに、一人舞台。 |
割と張り切るみっちゃんだけれども、それは逆に誰も構ってはくれないということで、結構不満顔。 |
ノリ悪いよーっ。 |
とはいえ、暑い中をぎゃーぎゃー騒がれてはそれは其れで暑苦しいので、 |
適当に黙らせる方向で付き合うもそれはみっちゃんの思う壺。まだまだちぃちゃん。 |
そして茉莉ちゃんは暑い日差しの中をヘロヘロになりながら歩いて喉が渇いたので目の前の自販機で |
ジュースを無抵抗に買って、そしたらジュースを落して坂をゴロゴローガシャン。あ。 |
茉莉ちゃんの顔からますますやる気が失せました。 |
所変わって、イギリス人。 |
ジンジャーエールを、キンガエル、と読む離れ業を達成。大げさな飲み物ですわ。 |
話戻って、みっちゃん。なんかもう、みっちゃん。 |
携帯にあーん私ほってっちゃってぇ、と吹き込むの巻。なにがやりたいのか不明なこの小学生。 |
しかしこのみっちゃんという子はなかなかの策士、というか天然策士なので、 |
私達の想像も出来ないボケの仕込みであるのですって想像できますけど伸恵ねーちゃんの携帯だし。 |
ついでにちぃちゃんと茉莉ちゃんにも吹き込ませて、アナちゃんには英語で。えぇー。頑張れ英国人。 |
お姉様がアイス調達から帰ってくると、なぜかみなさんご就寝中。 |
みっちゃんはパジャマでベッドで髪までおろしてバッチリ。 |
これもなにかの策なのかって既にこの状態自体ボケですが。帰ってきたら・・・・みんな寝てる。 |
しかしトイレを我慢できなくて起きて冷房の効いて無い廊下に出たら無理で往復してでもそれも無理。 |
しばらくベッドで悶絶するけど限界がきたので無条件にGo! なんだこの子。 |
しかし部屋に戻ってきてみたら、ベッドにはちぃちゃんが。アホかアホかとどつくみっちゃん。壮絶。 |
しばし打ち続く不毛な寝床争いを尻目に危ないので眼鏡を外してちゃんとベッドで寝た茉莉ちゃん登場。 |
コラァーっ!! by みっちゃんちぃちゃん(漫才コンビ) |
三つ巴のお休み前の大戦争と洒落込みますが、枕を伸恵姉ちゃんに流れ弾させたのは失敗。 |
あぁ、せっかく傍観決め込んでくれてた大魔神を動かしちゃったぞー。 |
ということで、三人をベッドから引き剥がして自分が寝ます、この短大生。 |
争いの元を取り上げたっていうか、むしろ自分が寝たかっただけに18票。 |
まぁ結果的に静かになりゃいい。(自分が寝るためにも) |
あまりの手際よさと理不尽さにあっけにとられて、お姉ちゃんの寝顔を眺める小学生達。すごい構図。 |
けれどそこはみっちゃん。心得てます。 |
お姉様の寝顔にティッシュのっけます。寝息でヒラヒラ〜っとします。 |
みんなみっちゃんみてるみっちゃんみてる。(色んな意味を持たせた視線で) |
もしやここまでみっちゃんは計算していたのかどうかはわかりませんが、そろそろ本番。 |
お姉ちゃんを起こさないために、みなさんに筆談を勧めます。ケータイはマナーモードに。 |
他の部屋にいけばいーんじゃないのと言う、じゃなくて書くちぃちゃんに、みっちゃんはこう返書。 |
「あ え て こ の 部 屋 で 。」 |
わかりますかみなさん、この少女のすごさが。 |
冷房の効いてない他の部屋に移るのが嫌という訳じゃありません。(ほんとはそれもあるけど絶対) |
なんやかや微妙な騒がしさで、微妙にお姉ちゃんの安眠にちょっかいを出すつもりなのです、この子。 |
あはは、あはは、よし、それでいこう、みっちゃん。賛成。 |
茉莉ちゃんは「トイレ行ってくるね」と空気が読めないことを目一杯示しますが、 |
みっちゃんは謎の絵で返答。は? なにこの絵? |
でも困ってる! 茉莉ちゃんその返答の謎が解けなくて律儀にトイレ行かずに困ってる! わはは。 |
次。 |
ちぃちゃんのくしゃみを間一髪で防いだみっちゃんの次の魔の手は鼻の穴へ。笑わせ作戦開始。 |
ちぃちゃん大ピンチ! お姉ちゃん起こしの大罪人になっちゃう! |
おまえはおねえちゃんを起こしたくないのか起こしたいのかどっちやの?と問うちぃちゃんに、みっちゃん。 |
い や 、 た だ 遊 び た い だ け だ が 。 |
ちぃちゃんのどつきで遊び終了。>お疲れ様 |
ついでに別進行中だった、アナ・コッポラのジンジャーエールにカエルは入っているか問題も、 |
謎が謎を呼んで終了。謎絵みっつ、つけちゃう>みっちゃん |
最後のあがきとばかりに、お姉ちゃんの耳の検診を始めるみっちゃん。本人はこれが本番。 |
先程携帯に吹き込んだアホ台詞をお姉ちゃんの耳にあてます。あ〜ん私ほてっちゃって〜。 |
「あの方頭おかし(以下削除)」と冷酷に筆談でツッコミを入れようとするアナちゃんをちぃちゃんが制止。 |
わかってる。わかってるから。みなまで書くな>ちぃちゃん心の呟き |
けれどもそんな友達思いのちぃちゃんのフォローも実らず、 |
予想通りみっちゃんはお姉ちゃんに拒否られて終了。 |
はい、おはようです、お姉様。あ、この子の事は気にしないで、馬鹿だから。 |
お話はようやくクライマックスへ。みんなで屋根の上で夕陽を見ながらボケましょう。 |
アイスの無い生活なんて考えられないよねぇというみっちゃんの発言は、 |
奇しくもこの場にいるみなさんの意中を代表するもの。だって夏だし。 |
しかしみっちゃんに倣ったボケをせっかくちぃちゃんが魅せてくれたというのにちーちゃんはスルー。 |
ちぃちゃん大丈夫? byみっちゃん |
みんなしてお菓子話題に華を咲かすも、トコロテンといえばさぁ・・・・私ってめちゃかわいいねbyみっちゃん |
早速お姉ちゃんが否定しますがみっちゃんによく見ろと言われて見つめると思わずぽっと頬を赤らめて、 |
そしてむせるこのお姉ちゃん。拒否反応が。体が無理って。みっちゃんご愁傷様。 |
次の日。破局の日。 |
自分が提案した勝負方法で負けて荷物持ちになった理不尽(違います)にむかついたみっちゃん。 |
お姉ちゃんに言いつけてやるー。 |
お姉ちゃんの携帯にみっちゃんからの着信。 |
そして公衆の面前で不意に鳴り響く、昨日のアホ台詞。 |
あ〜ん私ほてっちゃって〜。あ〜ん私ほてっちゃって〜。あ〜ん私ほてっちゃって〜。あ〜ん(以下略) |
お姉ちゃんご愁傷様。 |
でもみっちゃんに悪気はなかったんです。 |
たぶん。 |
みっちゃんに、盛大な拍手を。(鎮魂も兼ねて>伸恵ねーちゃんお手柔らかに) |