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◆◆◆ -- 2012年4月のお話 -- ◆◆◆

 

-- 120426--                    

 

         

                            ■■ 今期アニメいきます 4 ■■

     
 
 
 
 
 天候の変化のめまぐるしさに引き摺られて、あららな状態な紅い瞳です、ごきげんよう。
 私のもやしっ子ぶりも、だいぶ年季が入って参りました! (だいじょうぶか?)
 
 
 さて、今日も今期アニメの感想をぼりぼりと書いていきます。
 なかなか時間取れなくて、結局週一更新に逆戻りペースですけども、まぁやれるとこまでやってみます。
 がんばろー、おー!
 
 
 では、早速、という前に、ひとつ。
 今期視聴リスト、暫定版。
 
 
 月: ・ 君僕2 ・ ニャル子さん ・ 氷菓
 火: ・ ヨルムン
 水: ・ めだか
 木: ・ あっちこっち ・ 戦コレ ・ さんかれあ ・ つり球 ・ 坂道のアポロン
 金: ・ 夏色 ・ エウレカ2
 土: ・ アクセル ・ フェイト2
 日: ・ これゾン2 ・ 黄昏 ・ 咲阿知賀 ・ AKB ・ へうげもの
 
                              :全19作品 ()付きは前期以前よりの継続作
 
 
 緋色の欠片ゆるめいつ3でぃは切りました。
 そしてチャットで銀光さんにお勧め頂いた坂道のアポロンと、以前BSで放送されていたものがNHKでも
 放送されることになったガンビアさんお勧めのへうげものを追加しました。
 そして、残念ながらキングダムはBSプレミアムのみでの放送なので、視聴は断念。
 まだ氷菓AKB0048は見ていないのと始まっていないものなので判断不能。
 そしてあっちこっち、エウレカ2辺りは視聴継続の当落線上にあります。
 視聴リストの決定版は、まぁ来週辺りになってしまいますね、たぶん。
 
 という辺りで、今回も始めます。
 ではでは。
 
 
 
 
 
 ◆
 
 
 戦国コレクション: ナイスアイディア。
 そりゃあね、そうですよ。
 私ら、信長さんの顔なんぞ知らないですし、親戚家族ぐるみのお付き合いした訳じゃないですもの。
 私達の知ってる信長と違うと、目の前で小悪魔王信長を名乗る女の子に言ったとて、そんなもの、
 なんの意味もないですもの。
 完全勝利。
 小悪魔王信長が、「あの」信長であることを否定することなど、誰にも出来ないのであります。
 だって、この女の子にとっての信長は自分の事であり、信長として生きてそうも呼ばれて生きてきたの
 ですから。
 それは、私達の知っている「信長」のことかどうかは、そんなものは証明不可能な訳です。
 小悪魔王とか呼ばれていたのかもしれないし、家族ぐるみのお付き合いの間だけではそう呼ばれて
 いたのかもしれない、実は女の子だったのかもしれない、私達現代人が勝手に思い浮かべてる
 信長像と合致するかどうかで、この女の子が「あの」信長であるかどうかなど、わかりはしない。
 そもそも、「あの」信長ってなによ。
 小悪魔王信長。
 笑っちゃうくらいに潔い。これくらいやって頂けますと、とてもすっきりします。
 過去だか別世界だかわからないけど、そこから現代のこの世界に飛んできた、戦国武将を名乗る
 女の子達が、現代のこの世界の「今」を生きていく。
 自分達の時代、世界の在り方に囚われて悩む子もいれば、見事に適応していく子もおり、そもそも
 以前と今の世界のどちらでも関係無く最初から自分のままに生きている子もおり。
 
 おもしろい。それだけで面白い。
 
 そうなのよねぇ、信長にしろなんにしろ、色々やった歴史的事績だの、或いは逸話になりそうな行為
 だの、或いは発言記録だの、書簡だの、そういったいわゆる「結果」から遡って人物像を類推してる
 わけでしょ? こういう事を為して、こういう事を言った(と記録されている)人物であるならば、たいてい
 はこういう人物だろうとか、これ、それこそ普通に考えればおかしいってわかるでしょ?
 ワイドショー的というか、おまえに私のなにがわかるのよ、みたいな、小悪魔王信長も言ってたけどさ。
 歴史的事績にしろ、戦略的戦術的合戦での「勝利」にしろ、それらがすべて冷静に計算されて
 行われたものであるとは限らない、というよりもそれはあくまで外部からの視点によるただの「評価」で
 あって、実際の当事者達はもう右往左往の滅茶苦茶で、行き当たりばったりで、あくまで「結果的に」
 そうなっただけ、というのはこれ、ざらにあることだし、私自身も他人による私の評価と私自身の実感
 には大きな開きがあるというのはこれ、よく経験してるし。
 ましてや、今までの世界(もしくは時代)とは違う世界に来たという設定のこのお話で、そんな人間
 そのものの武将達がなにをしてなにを言ってなにをどう感じて考えるのか、なんて、んなもん誰にも
 わかるかってんだい!
 そういう内面的な、私からすれば至極当たり前のことを、この作品はまず大前提としてきっちり敷いて
 いる。
 で、その上で、なんか微妙に「信長っぽい」感じ、気の強さとか身勝手さとか?、そういうあくまで
 「結果」から類推される武将のイメージも付与していたりして、そりゃ実際にほんとに気とか強かったかも
 しれないしさ、うん、おもしろい。
 
 そして、この作品のたぶん一番面白いところは。
 私達自身こそが、もし別世界、或いは戦国時代に飛ばされてしまったら、どうするだろう、というのが
 イメージ出来るところ。
 ぶっちゃけ私、もしそういう事になっても、それなりに生きてくとおもうw
 大体、自分が「今」、これまでと違う世界に来ているという圧倒的な事実の前では、おかしいとか信じ
 られないとか言うことの無意味さって、それこそ圧倒的な気がするもの。
 信長さんや謙信さん達の適応っぷりって、私にはむしろ逆にリアルな気がするし、ああいうのをよく
 現実的じゃないと言う人いるけど、私からしたらそっちの方が非現実的。
 現実の私達って、無茶苦茶適応能力高いじゃん、実際。
 別世界に飛ばされた経験というのは無くても(当たり前だ)、それは充分想像可能なことだよねって、
 私はおもうんだけどな。
 
 つーか、私からすりゃ、今のこの世界だって、じゅーぶん別世界の連続だし。
 
 まぁ、そういうことです。 (ぉぃ)
 
 
 
 エウレカセブンAO: 悪くはない。
 けど、面白くはない。 (ぉぃ)
 観ていて苦痛は無いのだけれど、おっ、って思うところも無いので、別に視聴意欲が湧かないという
 訳でも無いのだけれど、同時に毎週わざわざ観ようという気も無かったりします。
 んんー、なんだろ、主人公を含めてのキャラにあんまり魅力が無いというか、この子で感じたいという
 なにかが無いのよね。
 なんかドラマ的というか、んー、んんー。
 感想書きようが無いですね、うん。
 ということで、もう1、2話観ながら視聴継続するかどうかを決める、というか観たり観なかったり気付いたら
 観なくなってたとか、そういう事態を想定しております。 (それでいいんかい)
 
 
 
 つり球: これぞご当地アニメ。
 おー。
 私的に見知った江ノ島が舞台なので、それだけでテンション上がっていたら、あらまぁ。
 かなり細かいとこまで江ノ島が再現されてるというか、や、正直私は細かいとこまで江ノ島観てる訳
 じゃないのでその言い方は適切では無いけれど、無いのだけれども。
 
 よっしゃ! きた! (ガッツポーズ)
 
 これはね、リアルに描いてる感じじゃ無いのよね、あるものはちゃんと描いてるし、無いものは描いて
 無いし(たぶん ぉぃ)、けどぱっとこれ見て、じゃあ江ノ島に来た気分に私自身がなるかというと、全然
 そうはならない。
 まるでそう、パラレルワールドのような感じ。
 色の使い方とか空気感とか、その辺りが見事に江ノ島っぽくないのよ。
 原色てらてらでさ、なんか空気感もちょっと薄い感じでさ、うんうん、これは江ノ島じゃ無いよね、
 江ノ島を忠実に再現したセットの中を歩いてるみたいな感じ。
 うん。
 わたしゃ、こういうご当地アニメを求めてたのよ!
 自分の知ってる場所、行ったことのある場所、あるいは住んでいる場所、それらが描き方を変えること
 で全く見知らぬ風景に見えること。
 これはさ、その土地の見方捉え方はいくつでもあるという、そういうイメージの豊かさを生むことにも
 繋がっていくと、私は思うのね。
 そういう意味では、この作品は見事に今までとはあるいはいつもとは違う江ノ島の姿を描き出している。
 これは聖地巡礼し甲斐がありそうね、実際江ノ島にいって、で、そこでこの作品の江ノ島を思い浮かべ
 ると、きっとなかなか楽しいかも♪
 勿論、その土地の空気感も含めてリアルに再現したものも私は好きですけどね、こういう描き方も
 あってこそのご当地アニメの発展だと私は思っているので、私は素直に手放しで拍手でございます。
 
 が。
 
 肝心の内容的には・・・・んー・・・・
 微妙。
 ストーリーが意味分からない、というより、面白味が無いというか、べつに行き当たりばったりという訳
 じゃないのだろうけど、もっと言えばなにもストーリー性を重要視しているわけでは私は無いのだけども。
 なんだかこう、すっぽ抜けてる。
 なんだかこう、ぐわーっと、こない。
 
 んー・・
 別の方向から攻めるとね、私はぶっちゃけ、主人公の子みたいに、いきなり黙り込んで、ふて腐れた
 ような顔したり、あるいは自分が悪いのに逆切れ気味に黙り込んでただ怒った顔をしたり、
 あるいは別に責めてる訳じゃ無くて説明や反応を求めてるだけなのに、やっぱり黙り込んでブンむくれ
 たりする人のことが。
 大嫌いだったりする。
 なんかもう、とてつもなく、イラっとする。
 だからこの作品を観て最初に感じたのは、嫌悪感。
 って、だからこの作品が嫌いって訳じゃなくて、そういう嫌悪感を私は感じてしまうというだけで、
 だってしょうがないじゃない、感情は生理現象見たいなものなんだから。
 でね、じゃあ私はなぜそうした嫌悪感を感じてしまうのだろかとか思うのですよ、この子はたんに本当は
 必死に答えようとしてるんだけど、上手く言葉が出ない、でも根が真面目だから滅茶苦茶力んで
 なんとか答えようとした結果、端から見た結果、なんかキレてるような怒り顔になっちゃってたりするだけ
 なのに、私は勝手にそういう子の心の内を決めつけて、あんたは言わなくても俺の言いたいこと
 言わなくてもわかってるだろ?、察しろよ、俺に言わせるな、みたいなことを思ってんでしょ?、
 巫山戯んな自分の思ってることは自分で言えよ、みたいな、そんな風にしてその子の表情の向こうに
 ある内面に対して、イラっとしてるわけ。
 
 全部、それは私の妄想なのにね。
 
 で、その子自身もまた実は妄想に嵌っていて、とにかく相手の求める答えを「勝手に」想定して、
 必死にそれに答えようとして、で、それに答えられないと自分の居場所が得られないと、これまた勝手に
 思い込んでる。
 そんなもん、ますます答えられなくなるのは自明であって、結局彼はそうした思考の悪循環に陥って
 しまってるし、実は私の妄想、すなわち彼の内面を勝手に想像したモノというのは、そういう彼の思考
 の渦が彼から滲み出ていることを感じ取ってしまっているからなのかもしれない。
 私がほんとにイラっとしてるのは、彼がちゃんと答えないことでは無く、私自身こそがいつも相手の
 アクションには「正しい」リアクションをしなければいけないと思っているからなのだろうし、まるで私自身
 こそがリアクション出来ていないように、彼を見て感じているからなのかもしれない。
 んで、なにより、私が彼を見て感じたのは、私がそうして本当は「正しい」リアクションをしなければいけ
 ないと私自身が思い込んで、それに雁字搦めに縛られていることに対してこそ、物凄く怒っていて、
 だから、その自分への怒りを、彼にぶつけているなぁってこと。
 
 答えが返ってくるのを求めていながら、それが返ってこないことに怒りながら。
 同時に、あるいはそれ以上に、私の求めるままにただ答えを返そうとしている事に、怒っている。
 
 彼に厳しく返答を求めていたあの釣り少年(?)に、あーわかるわかる、イラっとくるよねぇ、と
 共感しながら、私は同時に、ああして「正しい」論理を盾にして、ただ答えが返ってくるという自分の
 期待通りの反応を求めて、それが返ってこないことにイラっとしてる、その少年の姿にこそ、そしてその
 少年とイコールである私自身にこそ、私は最大の嫌悪を感じていたり。
 こりゃ、自己嫌悪なわけだ、あはは。
 
 『おまえみたいな奴はな、なにやったって駄目だよ。
   なんだよ、言いたいことあんなら、言えよ!』 by釣り少年
 
 うわー、うわー・・・・これ、私だwこれは嫌だw自分自身に感じてるイライラを、他人に投影してぶつけ
 てるだけのお子ちゃまだw  ・・・いや私のことなんですけどね・・orz (自己嫌悪w)
 結局、なにをやったって駄目なのは自分自身なんですね、自分を責め立ててなんとかして「正しい」
 答えを出してなにかに誰かに応えられるようになることでしか、自分を認めることが出来ないと、
 固く思っちゃってる。
 こりゃー辛いよね、それはヘン顔の彼も全くそうで、で、たぶんこの作品は、その辺りの、そうね、
 「自分」の無さに彼ら自身が気付いて、その「自分」を取り戻してそこから歩き出すための物語、
 なんだろうけども。
 いまいち、昇華不足。
 なにかに打ち込むことで、自分を獲得し、そしてその自分を超えていくというプロセスを描きたいの
 だろうけども、釣りか。
 釣りかぁ・・・いまいち釈然としないのは、これは釣りファンの人に対しては失礼なのかしら?
 偏見なのかしら? もっとこう、動きとか、ね?(微笑 ぉぃw)
 でもこう、次の第三話辺りで色々煮詰まって面白いことになっていきそうな雰囲気もあるので、
 一応視聴継続はする予定です。
 
 
 
 咲-Saki-阿知賀編episodeofside-A: なんともかんとも。
 面白いといえば、面白い。
 こう、なんというか、仲間というより、「みんなと一緒にいること」の楽しさを、まぁ程々に手堅く描いて
 いる、という感じで、その描いているモノ以上に、こう、きゅんと胸にくるものもあったりする。
 だから、その分こう、もうちょっとこう、欲しい。
 なにかこう、欲しい。
 惜しい!
 なにかを考えてみるような作品じゃ無いし、ただこう熱く熱く燃え上がっていく感じがあればよいと
 思うのだけれど、でもその肝心の盛り上がり自体がまだまだというか、第一話と第二話を見た段階で
 もっとこう、爆発しても良いのになぁ、もっとやっていいのにな、みたいな、んんー。
 
 熱血が、浅い。 (ぇ)
 
 子供の頃みんなで楽しく麻雀してて、それがみんな離ればなれ、それがもう一度みんなで集まる、
 そのカタルシスが・・・・・ああもう、これもっとちゃんと練り込んで描けばすごい第一話になったのにぃ!
 もったいない、ああもったいないもったいないあああこの気持ち誰にぶつけたらいいの?(叫 落ち着けw)
 ただ、みんなでもう一度集まってチームを作って、ひとりだけ別のところに行ったメンバー、全国大会で
 優勝した子へのおもいがさ、プライドによる勝ちたいという気持ちもありながら、言葉として表れてきたの
 が、またみんなで「遊びたい」というのが、こう。
 
 いい。
 すごく、いい。
 
 キャラも、なんというか熱血的にはまだまだ浅いけど、キャラ性自体は結構独特な感じがあって、
 私は案外好きだったりすることに、実は感想書くために見直してたら気付いた、あら、気付いちゃったw
 むしろ、このキャラ達が話数を重ねることでもっと熱くなっていくのが、すごく楽しみだったり♪
 紅い瞳は「咲」に続き、「咲 阿知賀編」も応援しております♪♪
 
 
 
 
 という感じで、今回はおわりー。
 おつかれさまでしたー。
 
 次回は、んー、わかんないけどたぶん週明けてからの更新になっちゃいそうです。
 もう放送の方は第四話とか始まってるのあるぞ、どうなのこれ、どうなのよこの感想の遅さはw
 では、また。
 
 ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

-- 120423--                    

 

         

                            ■■ 今期アニメいきます 3 ■■

     
 
 
 
 
 ごきげんよう、紅い瞳です。
 
 ひー、すみません、先週末にはUpすると言っておきながらのこのていたらく。
 ちょっと色々立て込んでいたり、ちょっと疲れていたりして、書くことが出来ませんでした。
 お許しを。
 
 ということで、今回は少なめの二作品のみの感想ですけれど、早速。
 
 
 
 
 
 ◆
 
 
 這いよれ!ニャル子さん: うー にゃー!
 這  い  よ  り  す  ぎ w w w
 私はクトゥルフ神話を詳しくは知らないけど、そのネタが実に絶妙過ぎるほどにキマっているのはわかるw
 つまり、べつにクトゥルフ信者じゃ無くても、ギャグネタとしての使い方がベストを越えるなにかになってる
 から、ネタ自体の意味がわからなくても笑ってしまうという感じ。
 なんかもう、ニャル子さんがウニョウニョ動いてるだけでもニヤニヤが止まらないってのに!w
 クトゥルフネタと同様にヲタネタの料理の仕方も実に素晴らしく、あるある系みたいな感じじゃ無い、
 完全にギャグとして昇華してる。
 すべてが、ニャル子さんというキャラに凝縮されている。
 素晴らしい。
 たいへんよくできました!
 
 うん、もうね、ぶっちゃけニャル子さんがすべてなのよ、なにあのウザ面白さはww
 可愛いといえばそりゃ可愛いんだけど、それよりもなによりもあの徹底したボケ倒しっぷりに私は萌えより
 共感を感じてしまうのですよ同じボケ方向の者としてw、いやこれ共感というより共鳴なのかもww
 私も見習いたいというか、尊敬というかw、あのきめの細かいウザさはまさに職人芸!
 ある意味で当意即妙的な打てば響くような、レスポンスの早さと正確さがね、とにかく見ててひたすら
 楽しいというかワクワクするというかね、だから主人公男子にマジ惚れとか言い出したときはちょっと
 心配したのだけど、んな心配ご無用どころかさらにそれがブースター的にさらにの加速装置になって、
 うわこれマジ惚れしてる方がかえって面白いww、いけ!ニャル子さんwwもっと主人公に刺されてこいw
 
 これは爆笑系では無くて、ボケの上手さがメインの作品だと私は思いました。
 見てるだけで楽しいし、シュールでも難解でも無いから頭使わなくて済むし(ぉぃw)、ある意味ニャル子
 さんって自虐系というか自爆系というか、どこまで恥知らずに好きな事を出来るか、というところに魅力
 がある気もして、それが面白いけど可愛さもあるというところに繋がっていて、あー、これはあれですね、
 応援したくなっちゃうウザ可愛さね、演技過剰、ヲタというか電波な事を大上段から振り下ろす、
 けど根本は割と普通に話の通じる女の子で、なんというか基本的な一線は越えないタイプ。
 まぁ、話は通じるけどエグいんですけどもwwwある意味別の線は軽く踏み越えてるんですけどもwww
 とまぁ、そんな訳で。
 紅い瞳は、ニャル子さんを(SAN値を下げながら)応援しております♪
 
 追記: クー子百合だよクー子。>第二話
 ・・・ますます面白くなって参りました!
 あともうOPが常備されました、脳内的に。 終わったな、私。(溜息)
 
 
 
 ヨルムンガンド: 最高の一撃!
 なにが良いって、それはだね、最高にココさんが面白いからさ!
 ノリノリで、小娘で、茶目っ気たっぷり、しかもそれが割と本気で素で天然で、しかしそれと全く矛盾
 しないレベルで冷静かつ狡猾、そして自らの目的意識が圧倒的に強固。
 あのお気軽お巫山戯っぷりが決して演技では無いどころか、演技をする必要が無いほどに彼女に
 とっては当たり前の感情の発露であり、むしろその感情の発露を止め立てするものがなにも無い、
 誰もなにも彼女を止めることが出来ないという彼女の圧倒的な強さに起因している。
 現実が辛かろうと困難だろうと、そんなものが彼女の素の笑顔を潰すことには全く手が届かない。
 彼女は現実が辛いからこそ、その辛さになにより浸食されているからこそ、敢えて負けまいとして
 笑うのでは無い。
 彼女の笑いは、全く別個の次元にいる。
 現実の辛さや困難を処理出来る、極めて有能な「自分」がいて、その自分がそれらの相手をしており、
 素の笑顔の彼女にとっては、おーおーやっとるやっとる♪、という感じで自らを俯瞰出来る、そのたのしみ
 の中にあるもの。
 彼女の挙動の自らに対する虚飾が一切見られない、その本物っぷりが、私の魂を突き動かす。
 
 燃える。
 
 彼女を守りたいという気持ちでは無く、むしろ彼女と対等に歩みたいという、そんな気概を自らの
 胸のうちにふつふつと感じていく。
 なにしろ、彼女こそが、最大の彼女自身の守護者だからだ。
 私はこういうヒトに憧れる。
 面白い奴、と思える。
 だから彼女のすることに興味があるし、彼女の助けになりたいとも思えるし、彼女の甘えにも楽しく
 付き合えるし、同時に私自身も彼女に自分の一部を任せられる気がする。
 
 まぁわかりやすくいえば、ココさんに惚れたわけですが。(微笑)
 
 これはあれですね、バルメの姐御視点によるココさん萌えとはちょっと違うなぁ私の場合、姐御はココが
 可愛くて可愛くて仕方無い訳で、保護したい立場でしょ? なんかもっと百合っぽいの期待してたけど、
 そうじゃないのよ姐御、もっとこう、ね?(なに)
 私にとってはココさんは、そうね、ある意味では「姉」的な部分があって、だから姐御視点かヨナ視点か
 といえばどっちかっていうと私はヨナ視点なのかな? 
 ただメインとしては私は他の隊員達の視点に近い、つまり「面白くて優秀なボス」なのだけども、同時に
 「姉」的な部分もあって。
 で、さらに同時に、私の場合はさらにココさん視点も入ってくるから、実はヨナ萌えというのも入ってくる。
 これがまぁ私に於ける「姉弟」属性の基本なのだけど、ええと、私が言ってることわかる?(微笑)
 あ、そか、ここでココ視点でいくと、バルメの姐御自体にも「姉」が発生するから、あーそれはいいね、
 ココさん視点に於ける自由に好き放題出来る、ある意味「甘え」も堪能出来る。
 
 で、そういう「萌え」を踏まえた上での、燃えがまた熱いわけで。
 
 一番熱い燃えは、なんと言ってもココさん視点!
 視点というか、なんかもう、ココ的な生き方というのはすごく私の中で憧れに近い共感を呼び起こすし、
 武器商人としての目的が、世界平和て、あれはもう、なんとも言えない極上の恐怖ですよw
 あんだけ小娘ぶりを発揮してヨナ隊員でおたのしみを堪能して、あんだけ残酷に狡猾にミッションを
 遂行しておいて、言うに事欠いて、世界平和ですと?
 世界征服しちまえばそもそも戦争起きないから、世界平和達成?
 世界中の武器の流通を押さえちまえばそもそも戦争起きないから、世界平和達成?
 どちらか、では無い。
 どちらも、でも無い。
 
 きっとこれは
 どちらかでも、どちらもでも、そもそもどうでもいいって奴だ。
 
 世界平和。
 ただそれだけがある。
 目的だけがあり、手段など限り無くどうでもいい。
 ただ自分に出来ることを、力の限りやり切り続けることで、ひたすら目的を見据える。
 そう
 だから、きっとココさんは、どのような手段であっても。
 たのしめる
 たのしむ事自体は目的では無いし、だからたのしめるならばどんな手段でも良いという訳でも無い。
 せかいへいわ。
 あるのは、それだけ、その言葉だけ。
 手段への執着も、そして「目的達成」という事自体への拘りも、おそらく無い。
 せかいへいわ。
 その言葉を掲げながら、ココはただなにかに向けて最高の一撃を撃ち続ける事自体を、実に愉快に
 軽快に貪っている。
 本当に世界平和を願っているのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。
 わからないし、そしてわかる意味は無い。
 今日も、ココさんは、たのしそうだ。
 そして、その笑顔の下で虎視眈々と目的達成のための手段が計算され続けている。
 しかも、極めて優秀に。
 
 こえー。
 
 こういう人が側にいるだけで、人生はきっと薔薇色の地獄になるんだろうねww
 そして私も、こういうヒトになりたいなぁと、そういう言葉を掲げながら今日をたのしくやっておりますw
 うーん、ココさんはきっと、今をたのしむことが出来ているからこそ、よりたのしいことを求めるために、
 ああいうことが出来るのだろうなぁ、そしてよりたのしいことという最終目標を設定することで、そのために
 なにをすれば良いのかを冷静に計算することが出来、そして常にたのしい目標を見据えているからこそ、
 そうしてたのしい目標を見つめている「今」の自分をたのしむことも出来るようになってもいるのかな。
 世界平和。
 実に、実に愉快な目標じゃあないですか♪
 
 追記:武器が嫌いなんだねと、両親を殺した武器にまつわるすべての者を憎むヨナの内面を想像して
 語るココのそれは、まさにココ自身をヨナに投影したものに見えるし、同時に武器を嫌おうが憎もうが
 それとは関係無く、いや、それと同時に武器を有用に使うことも出来る、それはそれぞれ別のことという、
 そういうココの見事な在り方も描いているし、それをヨナにも教えたいと思い、同時にそれがまだ出来て
 いない純粋なヨナの事も愛おしくおもう、だってきっと、ココも武器の事を憎んでもいるだろうから。
 そんな感じが、ああ、いいなぁ、好きだなぁ、と見れば見るほど に深まっていく、ああこのわたしのときめき
 を誰も止めないで頂戴♪ (はいはい)
 
 追記2: やべ、これしばらくヨルムンから離れられないや、私。>第二話
 あー、これ、ココさん本気なんだわ、世界平和っていう目標はガチ、というかココさん的には理想でも
 なんでも無い現実的目標なのね。
 ココさんを形容するのに、狂気という言葉を使っていらっしゃる方がいるようですけど、あー、なんか
 ちょっとわかるなぁこれ、滅茶苦茶とかなにかが壊れてるとかじゃ無くて、彼女は物凄いレベルで、
 「生」と同化してる気がする。
 余裕があるのだけど暇は無く、ユーモアはあるのだけど遊びは無い。
 本気なんだけど真面目では無く、誠実なんだけど忠実では無い。
 別の言い方をすると、ココさんは人生というゲームに命を懸けている、みたいな感じなのかな?
 そのゲーム以外する気はないし、それをゲームとしか思っていない。
 戦闘ヘリに狙われながらのあの笑顔は、あのタフネス社長に魅せた踏ん反り返った笑みと、ヨナを
 可愛がってのおたのしみの笑顔と、全部繋がっている。
 戦闘地帯に踏み込んで戦いに巻き込まれて、地団駄踏んで喚き散らす小娘ぶりも、社長に一杯
 喰わせて華麗にキリングフィールドから一発も弾を撃たずに脱出する女狐っぷりも、私には全部見事に
 その魂のうちにあるようにみえた。
 そしてなにより、世界平和を掲げそのための戦略を緻密に練り上げ、瞬時に情報を分析解析し、
 リアルタイムに判断を更新する、武器商人の勘を自らの「価値」として、ヨナ達に示す、あのココの堂々
 たる、かつさらに相手の裏を読み込もうとするその凄まじい貪欲さに。
 
 わたしは、燦然として、興奮を覚える。
 
 はー、第二話も最高じゃないの!w
 あの気負いの無い、自然体のままに最高のパフォーマンスを発揮し続けるココさんかっこよすぎw
 社長にバルメの姐御達を斥候に出してはどうかと提案されたとき、僅かの黙考の後に魅せた、あの
 一瞬の深い笑みが、ほんとうに怖いwww計略閃くの早すぎだろ!ww実行も素早いwww
 なんだろなー、ココさんの一挙手一投足がこんなにも面白く感じられるなんて、一頃からすると随分
 わたしもまた元に戻ったなぁw最近はけいおんの唯ちゃんタイプばっかりだったのにw
 今期はそういう意味で、ココさんを筆頭とする賢くてお茶目で強いタイプの復権、いやそれ以上の
 新しいなにかの出現を、私の中に感じておりますwあーもう、たのしくてしかたがないです!w
 きっとそれは、ある種の「狂気」の必要性を、他ならない私自身が感じているからなのかもしれませんね。
 はー、マジでサントラとか欲しくなってきてしまいました、はー。 (溜息)
 
 
 
 
 
 というところで、今回はここまで。
 次回は明後日か明々後日辺りのUpを目指します。
 
 それでは、また。
 ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

-- 120418--                    

 

         

                            ■■ 今期アニメいきます 2 ■■

     
 
 
 
 
 はい、ごきげんよう。
 
 
 今日も今日とて、今期アニメの第一話感想の続きをやりますよー。
 では早速、容赦なく。
 
 
 
 
 
 ◆
 
 
 Fate/Zero 第二期: はっはー。
 第一話の後半15分しか観てないので、なにがなにやら、あはは。
 ・・・。
 まぁ、個人的に時臣さんには色々とツッコミたいところと、理解出来るところがある、というのはわかった。
 うん、わかった。
 あとね、かりやおじさんの可愛さがわかった。
 
 この人はきっと自分のほんとにやりたい事がわからないか、もしくはわかってても踏み出す勇気が無くて、
 だから色々と他の人のために頑張ったり執着して、だから自分のやりたいことにひたすら打ち込んでいく
 時臣さんに嫉妬してたり畏れてたりするから、だからそれを隠しつつ時臣さんを攻撃するために、時臣
 さんが家族を捨て家族から「逃げて」いるという文脈で語ろうとするのだろうね、あんなに必死に。
 逆に言えば、大切な人達を捨ててそれから逃げる事をしてまで、ひとつの事に打ち込むことなど間違っ
 ている、と言いたいのかもしれない。
 すなわち、だから、俺はひとつの事に打ち込まなくてよい、打ち込んではいけないのだという事になって、
 自分こそが自分の本当にしたい事に打ち込めないでいるだけの事を、隠している。
 その隠蔽のためにこそ、彼は桜達を利用している。
 実際桜達を想い守りたいという、そういう「優しい」気持ち自体が彼に無いとは思わないし、むしろ
 彼はとてつもなく綺麗な人だとおもう、けど、彼はそれに逃げ込んじゃってるような気がするなぁ。
 
 逃げて、足掻いて、戦って、そうね、私はねぇ、だからむしろね、そこまでして彼は、自分のほんとうに
 求めているものと、ある意味向き合ってるんじゃないかと思うなぁ。
 嫌でも向き合ってしまうから、だから逃げようとするわけだし、私はその嫌でも向き合おうとする、その
 彼の生きる力とでもいうのかな?、その凄まじい情熱にこそ、なんだか最近ひどく共感するんよね。
 逃げるも向き合うも、おなじなんだなぁ・・・すごいなぁ・・(溜息)
 
 そういう意味で、改めて私はりゅうのすけファンにw 
 あの人は徹底した芸術家だったんだねぇ、あれは人間関係から逃げてる訳じゃ無くて(無論そういう
 部分もあるのだろうけど)、真実自分の求めているものに打ち込んでいる人間としての美しさがあって、
 で、そういう意味で同じ同志としてキャスターの旦那という他人との関係を結べたのは、これは本当に
 彼にとっての至福、あ、なんかほんと彼が一番幸せだったんだなぁというのがわかりました。
 まぁ私に人殺しの趣味は無いけども。 勘違いの無いように言っておきますけど。 よろしく。
 
 
 
 アクセル・ワールド: なんのために、生きている?
 現実とはなにかというと、他人との関係性の在り方によって生じるもの、という見方がある。
 だから他人との関係を変えることによって、現実というのは変わっていく。
 同時に、「自分」というものも、他人との関係性の中に生まれるものであり、その「自分」の中を
 生きている事に、現実感というものが生じる。
 
 うん。
 他人と「上手く」関係が結べなく、友達も恋人もいない、いてもただ上辺だけの関係で、その中に
 自分の居場所を感じられない。
 だから、その自分の居場所としてのリアル、すなわち現実を作りだそうとする。
 でも、それを他人との関係性を変えていくことでやろうとは、この作品はしない。
 むしろ、他人との関係性とは関係無い、主体としての「私」にこの作品は飛び込んでいく。
 しかしそれは、他人から「逃げる」という意味でのアンチ、すなわち全く逆に他人の事を強く意識し過ぎ
 て「他人から逃げる」という事でなにより逃避対象としての他人を必要とする、いわば現実逃避とは、
 明確に異なっている。
 
 主人公の男子は、仮想空間の中でのゲームで、高得点を叩き出し、そこに自分の居場所を感じて
 いるように見えるが、それは実は少し違う。
 彼は高得点を連続で叩き出し、それを他者のそれと比較し、他者より上位に立ち、そしてそうした
 他者との相対的な関係性の中に、優れた「自分」というものを見つけ、それを拠り所としている訳では
 、実は無い。
 最上位を他者に取られ、自分の居場所を失ったように感じるも、でも彼自身はそもそもそれを含む、
 優劣問わないすべての「自分」から離れた、ただ純粋に自らの技を磨き、ひたすら錬磨していく行為、
 そこにこそ、実は彼は「生き甲斐」を感じている。
 彼は、他者との関係性の中に生まれる「自分」というものに、すっかり囚われてしまっている事にこそ、
 最も苦しめられ、そしてそこからこそ、逃れようとしていた。
 真実、自分が求めそこにすべてを注げるものを発見したとき、そのときには他者との一切の関係性
 は相対的に不要になる。
 誰かのためにとか、誰かよりも優れているとか、そういったもののすべてが、頭から消える。
 
 上へ、上へ、高みへ、高みへ。
 
 それは他者との相対では無い、絶対的価値を求める行為。
 それを為す主体であるところの、「私」のためにこそこの世界はある、そう思い、そのためにこそ生きようと
 、そのためにこそ他者との関係はあるのだと悟ることが出来たとき。
 現実は、果てしなく、変わる。
 一切合切、すべての価値観の基を自らより始めることにより、彼は自己の人生の責任を負う。
 どきどきする。
 その責任を負った上で、見えてくる他人の姿は、きっと今までとまるで違ってくるだろうし、そしてなにより、
 他人を想うことの本当の意味と価値が自ずとわかってくる。
 自らの生の責任を負わずしての、人間関係の中に生じる「自分」への拘りは、依存であり、同時に
 それこそ他者の利用に他ならない。
 
 他者から逃れるために、ひとつの事に打ち込むのでは無い。
 ひとつの事に打ち込む事から逃れるためにこそ、他者との関係性に拘るのだ。
 実際に他者から逃れるためにこそ、ひとつの事に打ち込むという「依存」はあるが、それは自らが本当に
 やりたいと思っている事に打ち込んではいない、すり替えが発生しているからだろう。
 おそらく主人公男子は当初、他者との相対的な優劣、つまり他者と比較してゲームで高得点を
 取れる「自分」に打ち込んでいたからこそ、自分の居場所を失ったかのように感じたのだろう。
 それは、彼が本当に打ち込みたかったものが、そういう他者との相対的な優劣としてのゲームでは無く、
 ただただひたすら絶対的に己の技を磨き高得点を更新し続ける事にこそ、あったからだと思う。
 そのふたつのものは、全くの別物。
 この作品には、その差別化が圧倒的な息遣いを以て描き出されているように、私には感じられました。
 世界へ、世界の中へ。
 加速する、私の世界へ。
 はー。
 やっばい。
 先輩のモロ出し肩がエロ過ぎる、今期アニメ女子キャラの中で一番エロい。 (おまえ・・)
 
 
 
 これはゾンビですか? OF THE DEAD: 相川さんのヒロイン化率は異常。
 飲んだくれ幼女万歳。 私も是非ご相伴に預かりたいです! 飲みましょう! 飲もう飲もう!(壊)
 ということで同じ酒飲みとして一瞬でなにかが持っていかれた私ですけれど、主人公のゾンビ相川さん
 はなんかもう、色々な意味で女装が必要になってきているような気がします、もう駄目だと思う。(ぉぃ)
 振り回されるというより総受けというか、ああもう、なんか観てて楽しいというか、気付くとうっすら涙が
 浮かんで来て、これ笑っていいのかいけないのかわからないくらいに、なに?この気持ち。(なに)
 
 まぁ彼はナンバー1の被害者なんだけど、被害を受ければ受けるほど芋蔓式に被害が連鎖して、
 あれよあれよという間に悲劇ならぬ被害劇が組み上げられていって、なんかもう、悲しいというより、
 ああ彼はこうするために生まれてきたのであるなぁみたいな、ああ、なにが言いたいんだろ?私。(さぁ)
 
 まぁでも、この作品というか、この第一話の肝は、既にゾンビという、人間基準からすれば完全に
 「堕ち切った」存在になった上に第一期丸々使ってゾンビとして不動の人生を確立した相川さんが、
 まぁ完全に余裕ぶっこいてる訳ですが彼は、その上でもうとっくの昔に崩壊して過去のモノになって
 一定のお別れも出来ていた、普通の「人間」としての立場が破壊の限りを尽くされて、あ、まだ壊れる
 ところあったんだ、へー、へー・・・ぁ、雨が降ってきたな、と頬を濡らす、そういう感じがあるというか。
 
 これはもう、悲しいのやら笑えるのやらひどすぎて腹筋が切れそうなwwww
 
 彼はもうゾンビとして自己同一してるから、余裕あるのだけど、だからと言って、ねぇ?、みたいなw
 あの徹底的な人間としての相川さんの立場が壊されていく様は、まるでこう一種のお祭り騒ぎ。
 これ相川さんゾンビじゃ無かったら下手したら自殺してるぞw逆に彼はゾンビでゾンビとしての自分を
 受け入れる事が完了してることが、はっきりと視聴者に伝えられてるからこそ、ギャグになる訳で。
 つまり己が己でしか無いことを受け入れ、自己を客観視することが出来るようになったからこそ、悲劇
 も笑って楽しめる事が出来る(いや彼的には必死な訳だけどw)、そういう相川さんが、私は好きw
 
 第一期第一話と同じシチュエーション、全校生徒の前で女装してチェーンソー振り回してetc.してw、
 で、今回はみんなの記憶を消すことが出来ないとwwつかツイッターwwwどんだけ試練なのよwwww
 これ記憶消せる消せないの問題越えてるだろwwww
 そしてラストで、まさかのサラスさんによる(相川さんの)尻萌えクソダーリン宣言。
 ・・・・あー・・なんか、この作品が帰ってきたんだなぁって、なにより感じました。 おーけい、始めようかww
 
 
 
 黄昏乙女×アムネジア: 夕子さん一択。
 幽霊になって、前世の記憶が無くて、そんでもって自分の姿が誰にも見えない。
 ただひとりの例外を除いて。(正確にいうと、ふたり)
 ある意味自由。
 やりたい放題、好き放題、べつにそこまでしたいって訳じゃないけど、ちょっとやってみたくなる、そういう
 いたずら心。
 とにかく自分の姿が見えない、誰にも見られていない、という事はすなわち自分を客観的に見つめる
 眼差しを感じないということで、自分の言動を含む外見を気にせずに気儘に振る舞える。
 馬鹿みたいなこと、子供みたいな事、そういうことを咎める事も批判することも無い、アホみたいに
 馬鹿みたいにお気楽なことをやってみる。
 
 あーたのしい。
 
 やってる事自体は別にそんなに楽しい訳じゃないのだけど、誰の目を憚ることなく、けれど確かに他人は
 目の前にいる、でも見られない、責められない、かっこつける必要も無い。
 そのこと自体が、無性に楽しくて、たのしい。
 無駄で無意味なかっこつけをする必要が無いということは、すなわちそれまで自分がどれだけそういう
 かっこつけをしてきて、またそれを自ら課していたのかという事を導き出す。
 
 あーすっきりした。
 
 そして。
 その中で、たったひとりの男の子だけは、私の姿がみえる。
 幽霊で、記憶も無い、そんな自由だけどひとりぽっちの私の姿を、確かに見てくれる男の子。
 ああ、この子のためになら、かっこつけたいな、誰の目も気にせずに振る舞う事自体も、ひとつの演技
 としてこの子に魅せてみたいな。
 この子以外には、かっこつける必要なんて、ないんだ。
 他にもうひとり、私の姿が見える余計な子がひとりいるけど、ふふん、この子にはかっこつけてなんて
 あげないんだから、あなたがなにを言ったって、誰も信じちゃくれないわよ。
 だって、あなた以外には誰も私の姿は見えないのだから。
 
 あーおもしろい。
 
 そもそも夕子さんは、かっこつけてない自分の姿も貞一君に見せてるから、霧絵といがみ合ってる姿
 を見せても、それ込みで貞一君は受け入れてくれると計算してる。
 その上で、艶冶とした演技を魅せる楽しみがあるわけで、夕子さんのおたのしみの安全性は保たれて
 いる。
 そして。
 そうした安全な世界の中で、夕子さんは自らの本質にある哀しみを、あっさりと暴露する。
 おたのしみと演技に交えながら、あっさりと本音を垂れ流す。
 貞一君から見ればさぞミステリアスなキャラに見えてるだろうし、無論視聴者としての私もその様を
 味合わせて頂いているのですけどもw、夕子さんはただ己の孤独をあられもなく晒してるだけだったり。
 きっと夕子さんは、生前はこんなこと出来ない人だったんだろうなぁ。
 
 『さぁ?寂しいってよくわからないから。でも、嬉しいはよくわかるよ。』by夕子さん
 
 孤独を知らなかったのかもしれないし、だから嬉しさだけしか見ようとしないのかもしれない。
 今も孤独であることを否定し続けていて、それはきっと生前相当他人によって色々と縛られ、そして
 色々となにかを強要されてきた事への順応なのかもしれない。
 夕子さんを想っている人がお墓を建てたのかもしれない、という一般的には良い話に対して、夕子さん
 は瞬間沸騰の激怒をみせる。
 
 それは根深くて、恐ろしいほどに哀しい怒り。
 
 夕子さんを想っているというそれはきっと、夕子さんを縛り付けた身勝手な想い。
 かっこつけを強要されていたのかもしれない。
 そして。
 そんな「愛」ですら、もう今の自分には与えられない。
 その愛を砕いて、裂いて、腑分けして。
 本当の、私をそのまま受け止めてくれる、そんな愛が欲しかったのに、私には、もう・・・
 怒りと哀しみ、そして、嫉妬。
 それが、あの墓石を蹴り倒す夕子さんに私には見えていました。
 でも。 それでも。
 夕陽に染まる世界は、綺麗。
 私は、わたしは幽霊
 でも、それでも私は生きて ここにいる
 だから 貞一君 わたしは この世界で
 
 うん。
 夕子さんのこれからの自由な生き様を、わたしもたのしみにしておりますよ。 (微笑)
 まぁ、取り憑くだの取り憑かれるだの、そういう怪しげでミステリアスな感触も、つかもっと情動的な
 怨念的なそういう夕子さんの魂のリビドー系になるのも面白そう、うんうん、視聴者としてたのしませて
 頂けたらいいですね、つかビジュアル的には今作が私的には第一位ですので、うん。
 光の陰影と紅の使い方と、夕子さんの表情特に目の変化が絶妙過ぎ。
 だからこういうの趣味なんだってば! ←この人はそういう人です
 
 
 
 
 
 
 
 とまぁ今回はこんなところでしょうか。
 段々調子出てきた、日本語的にはどうかは知らないけども。(ぉぃ)
 
 ということで、次回は今週末辺りのUpを目指しますですので、よろしくお願いします。
 
 それでは、ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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                              ■■ 今期アニメいきます ■■

     
 
 
 
 
 はい、ごきげんようございます、紅い瞳です。
 
 
 ええと、ここ二週間ほどブラロクのマトSSを書こうと踏ん張って転げ回って足の小指を机の角にぶつけて
 泣き叫んだりしていたのですけれど。
 割と、七転八倒だったのですけど。
 
 無理 ☆ (爽やかな笑顔)
 
 ごめんなさい。
 頑張ったけど、なぜだかどうしても書けなくて、うんうん呻れば呻るほど魂が削られていくような感じで、
 しかしいっこうに筆は進まず。
 ここに、執筆を断念しました。 くぅ。
 なんか今、SSを書く流れじゃ無いみたい、というかいきなり途切れたみたいで。
 いきなり萌え尽きた。 どーした、私!
 すみません。
 しばらく感想とか雑記とかごそごそ書いてるうちに、またそういう流れが来るときがあるかもしれませんので、
 そのうち、そのうちまた、いずれ御縁がありましたら。 (ぉぃ)
 
 
 ということで、今期開始アニメの感想なぞを、ちょびちょびと書き足していこうかと思います。
 一、二日おきくらいで続々Upしてこうかなと。 というかもう第二話とかおわってるー。
 では、さっそく。
 
 
 
 ◆
 
 
 君と僕。2: つまりは、親密さ。
 私がBLにしろ百合にしろ、そういうのが好きなのは、たぶん男女間の恋愛とか同性同士でも友情モノ
 とか、そういうものから「恋愛」と「友情」というものを取っ払っても、それでも残るなにか、をすごく求めて
 るからなんだと思う。
 恋愛とか友情だと、そういう文脈で語って括られて終わりというか、いや勘違いしないで欲しいのだけど、
 私は恋愛モノ友情モノもそれはそれで好きなのよ?、でもよりもっと根源的なモノを求めているところも
 あるというかね。
 なんかただ、互いが側にいたりいなかったり、適当に掛け合ったり掛け合わなかったり、なんだろう、
 ただそれだけで楽しくいられるような、なんというか、これは多分適切な距離感、っていうのもあるんだ
 ろうなー、スキンシップとかも含めてね、この作品のそれはいわゆる恋愛のソレでも無いし、無論男同士
 の熱い友情のガハハな殴り合いでも無いし(当たり前だ)、すごくこー、なんていうんだろ、これはたぶん、
 観てて癒される、っていう感じなのかも。
 繊細なんだけど、足踏み外して泥沼に落っこちる感じでも無いし、淡泊なんだけど、でも確かに互いを
 意識してる。
 あー、これはたぶん、正当なんだ。
 正当な、親密さ。
 なんつーか私の中では、傷付き傷付けるドロドロに互いに依存し合ってるだけなのに、そういう
 「濃い」掛け合いこそ「愛」なんだよ、みたいな話になんか違和感あるっていうか、じゃあどういうのなら
 いいんだよ、と言ったら、ふつーに答えが返ってきたんだよね、この作品という答えがね。
 私にとってはそういう「濃い」掛け合いっていうのは、それは「愛」じゃ無くて「コント」だし(ぇぇww)、
 だからヤンデレとか泥沼とか好きな訳でw、で、そういうコントを経て正当な親密さに基づく愛に辿り着く
 っていうのならそれはそれで拍手なのだけども、そのコントそのものを指して愛というのは、なんか違う
 だろーっていうかさ。
 恋は駆け引き、っていう言葉に、私は違和感覚えるタイプでありんす。
 自分を正直に出せるかどうか、それだけだし、それが出来ないから駆け引きして相手を自分の側に
 引き込もうとする。
 この作品には、まぁ恋愛メインじゃないけど、そういう人と人との関係に於いて、いわゆるアンフェアな
 駆け引きが無い。
 自分を正直に出す子は出すし、出せない子はなんとか出そうとして頑張る、それでも出せなくてもそれ
 はそれで、っていうのが魅力だよねぇ、居心地の良さだよねぇ(溜息)、と私はおもうのです。
 おもうのですよ。 (微笑)
 追記: そして第二話で恋愛出てきて、あぁ、そだよねぇ、こういうのが私好きなんだねぇと、改めて
 再確認。 駆け引きじゃ無い、自分の相手への気持ちをそっと大事にする事って、それってイコール
 相手を大切にすること愛することと同じなんだなーって、まぁ、おもうのですよ。 (微笑)
 
 
 めだかボックス: 上から目線性善説。
 全体的な面白さ云々に関してはともかく、ヒロインめだかちゃんの上から目線性善説が最高。
 なんつーか、あ、この人は本物だというのが速攻でわかるような、見事な語りっぷり。
 よーするに、不良が不良になったのはそれは不良のせいでは無く、環境とか人間関係、運とかあらゆる
 そういうもののせいであり、お前達は1ミリ足りとも悪くない、おまえ達の魂は未だ綺麗なままだ、よし、
 私がその環境を変えてやろう、お前をそんな風にしたすべてを私が壊してやろう、と。
 これ、ある意味でこれに腹が立つ場合って、それって逆に自分自身こそが本来の自分の魂を見失い、
 周りの環境なり他人なりに合わせて生きていく事でしか、自分を認め受け入れる事が出来なくなってる
 からだと私は思う。
 環境なり他人なりに合わせて必死こいて頑張ってる人間からすれば、それが出来ない自分を責め、
 尻を蹴飛ばし、そうして頑張らせるために自分の「悪」を見つけそれを潰していくことが「善」であるから
 という、つまり性悪説ね、それを自分は1ミリも悪くないとか、悪いのは周りだとか言ったら、そりゃー
 キレるよね。
 でもそれは見事に本質を見失ってる訳で、めだかちゃんはよーするに、おまえたちの事を私は信じる、
 周りの人間の事など関係無い、周りの人間の期待など関係ない、おまえ達がおまえ達自身の本当に
 やりたかった事をやれるようになれると、私は信じているぞ、って事を声高らかに宣言してる。
 これはあれだね、当人の受容であり、同時に、あの学校はなんのためにあるかと言えば、そうして生徒
 達自身が本来なんの障害も無ければ純粋に求めていたものを得られるようにするための、そういう場
 である、それこそが人間の育成だという、徹底した個人のワールドの受容ってことだね。
 生徒とはこうあるべし、人とはこうあるべし、という本来どうでもいい無意味な人間像に合わせるような
 人間を育成するという、それに反抗しているいわゆる不良に対する、絶対の信頼を寄せる生徒会長。
 おまえ達のことを信じている、そうきっといつかは学校の求める人間像に見合う人間になる、おまえ達
 にはそれが出来る人としての善なる心があるんだ、という性善説とみせかけた実は本質的にはそれ
 性悪説じゃねーか、みたいなのを見事にめだかちゃんはぶっ壊す。
 最 高 じ ゃ な い か 。 
 あの不良達は、剣道が好きだった訳ですよね、なのにくっだらない巫山戯た規則とか束縛とか形式
 とかで、学校の求める剣道を押しつけられた訳でさ、じゃー剣道やめたくなるよね、でも剣道自体は
 好きな訳で、好きで好きで堪らない訳で・・めだかちゃんは、だから、自分のその大好きな剣道をやれ
 と、それを私が許してやると、そのためにこそ学校というのがあるのだと、まぁ、こう言う。
 最 高 じ ゃ な い か 。
 で、そのめだかちゃん自身も、その外面や行動に関係無く、受け止めてくれる主人公がいるからこそ、
 堂々と頑張って自分のしたい事のために全力を尽くして高みを目指せるという、この二段構えがこう。
 観てて、幸せ。(ぉ)
 『高みに立つのに理由などいらん。 より遠くまで目が届く。
  ほら、精一杯頑張るお前達の姿が見えたぞ。』 byめだかちゃん
 そういうことです。ほんとうに、ありがたい。 わたしはそういうのがいいんです。 (告白)
 中の人唯ちゃんだしな。 このキャスティングはすごく正しい。 全然声わからなかったけど。
 
 
 あっちこっち: もうちょい。
 あー・・これは、うーん・・
 メインのカップルふたりの関係性がある程度出来上がっていて、うん、見た目に反した大人な感じが
 あって、それは観ていて心地良いし、そのカップルがドタバタしたりして周りが突っ込むのじゃ無く、
 周りのドタバタに冷静なカップルの方が突っ込む、という形式は新鮮なのだけれども。
 うーん。
 もうちょい。
 作品自体のこういった特徴を、あまり効果的に活かせていないというか、なんだろうなぁ、テンポが悪い
 というか、平坦というかね。
 うーん・・カップル女子のカップル男子への好きっぷりが、ひょっこりにゃっほいと時折顔を出す感じが、
 猫耳がひょこっと生えるのとリンクして良い感じではあるのだけれど、うーん・・・
 むしろ、それをやはり、他のキャラが活かせていないというか、放置プレイというか・・うーん・・
 素材は良いんだけど、素材の見立てがそもそも間違ってるというか、無理にギャグコメにしようとしてて、
 折角のあのカップルの新鮮な感じが活かせていないし、ギャグコメのネタ自体の素材はそもそもあまり
 レベル高くないし、つまり良いところを引き立てずに、悪いところを引き立てて、なんというか、あーなに
 やってんのなにやってんの、あらあらうふふみたいな、観ててやきもきするというか。
 演出次第でもっともっと上を狙えるよねぇ、これ。
 第二話も観たけど、あまり印象は変わらないから、最後までこれでいっちゃうと、ちょと寂しいかな。
 でもやっぱりあのカップルには、なにかこう、もきゅもきゅする、ごちそうさま。 (なに)
 
 
 さんかれあ: 素直な気持ち。
 観ていて、とても気持ち良くて心地よい。
 主人公の自分の気持ちを素直に話す感じが、非常に画面の中にナチュラルさを映し出している。
 ああ、なんかほんと気持ちいい、優しくて、ほんのりと遠い、その人の気配。
 というか、ガチでゾンビっ娘萌えを語っているのに素で引く訳ですが、さすがの私も引いた訳ですがw、
 でも同時に、他の人はどうかは知らんけど少なくとも俺はそうなんだから、と淡々と自分の気持ちを話す
 あの主人公の感じに、一歩引いた位置からまた一歩元に戻って席についても良いような、そういうね、
 対話してみたくなるみたいな感じ。 
 正直さに、おっ、ってなるし、なにより自分の気持ちの責任を取ってるところに、おー、ってなるし、
 同時にその自分の気持ちをどーせ誰にも分かって貰えないさみたいないじけでまとめたり、逆に他人に
 激しく押しつけようともしない、そういう当たり前な真摯っぷりに、あ、こいつはだいじょうぶだ、みたいな
 感じがする。
 うん、私の言いたいことわかるかな?(微笑)
 で、その辺りの距離感というか、それがゾンビという死者との距離感とかにも表れていて、あのヒロインの
 子はなかなか全身で儚さというか、なんだろ、ある意味でのナチュラルな変化そのものみたいな感じが
 あったりして、体に力が入ったり抜けたりという、OPが最たるものだけど、そういうひとつひとつの動作が
 独特というか、んー、生きてるのか死んでるのかわからないという意味でのゾンビっぽさをよく表現して
 て。
 うん、私の言いたいことわからないよね?(微笑)
 なかなかこう、私の中ではコレとわかっているのだけれど、それを上手く言語化出来ないのだけれど、
 んー、まぁ印象論で言えば、さぁーっと降った小雨のあとを通り過ぎる涼風のような、儚いような朧なよう
 な、でも爽やかな、そういう感じ? ゾンビの清涼さ、ってわかる? 私はわかるんだ。(微笑)
 まぁうん、結論で言えば、結構面白い。 むしろ興味津々。
 つーか、むしろ私はヒロインより年上幼馴染みor妹派。 (きいてない)
 追記: ・・・うわぁ・・・>第二話・ヒロイン父
 これはあれだな、敵だな、私的に敵として認知しました。 あれは駄目だ。 (ぇ)
 そしてますます主人公男子の魅力が際立ってきました。 あれは良い。
 
 
 夏色キセキ: 空とか飛びますが、なにか?
 スフィア関係無いっていうか、関係しようが無いw
 ふつーに四人の幼馴染み娘が、関係悪化したり修復しようとしたり、まぁこじんまりとしたドラマを
 やってるんだけど、でもそういう人間関係そのものよりも、ひとりひとりが色々力込めて生きてる、
 そういうありふれた、けどきっちり温度差のある日常を描いていて、あーこれはファンタジーだなぁ、
 いいなぁ同じに見える世界の中の差異を感得することで見えてくる豊かな世界、みたいな、とか
 思ってたら、空飛んだ。
 思ってたら、空飛んだ。 (重要なので二度言いました)
 まぁ。
 空、飛ぶよね。
 飛ばないでどうするよね? (微笑)
 正直、やられたと思いました。
 あのまま普通に日常の中でのそれぞれの差異を深めていくことで、その日常を豊かに描き出していく
 感じでも面白いのに、それを見事に空を飛ぶという極めてわかりやすい、っていうかわかりやす過ぎて
 唖然とするくらいなファンタジーをキメて。
 ああ
 こういうの 大好き。 ←瞳キラキラさせながら
 実に絶妙なメタファーというか、これぞアニメというか、あーこれは確かにけいおんには出来ないよねぇ、
 げんにこの作品についても空飛んだ時点で駄目出ししてる人も結構いるみたいだし、そういう意味では
 アニメをメタファーとして観ることをしない人にとっては、ある意味あれだけファンタジーをやってるけいおん
 のギリギリの「現実」感によるまとめが限界だったんだろうし。
 けいおんだって、あれだけ色々なものが高まっていたら、空飛ぶくらいなのが素直なモノだし(ぇ)、
 それを敢えてしないであの現実的(あくまで「的」ね)な描写の枠に閉じ込めて凝縮して描いたのは、
 それはそれで評価なのだけど。
 この夏色キセキの、空飛びの爽快感、開放感は、半端無い。
 あの作品の中の、あの子達の描き出す高まりとそれの放出、それを空を飛ぶという形で見事に
 表現している。
 ストーリーとか内面描写とか、べつに複雑でもこなれたお洒落さんなものがあるわけじゃないけど、
 この作品の話の運び方や深め方に、私はとてもなにかこう、しっくりとした、しかも壮大な素直さを感じる。
 あの子達がアイドルになること、いやそれ以前に中二にもなってアイドルを目指そうとガチで願うことが
 出来ること、それはとても奇跡なことであって、それは空を飛ぶのと同じな奇跡。
 物理原則とかどうとか、逆にいえばそれしか違いは無いし、その違いに拘る必然性は無い。
 お見事。
 自分の本当に願っているもの、その願いを叶えることが出来ないとおもう、それらの障壁自体に囚われ
 る事自体が、彼女達のすべての悩みの根源にあり、だから自分の本当に願うもの夢観るものを叶え
 ようとすることで、そもそもすべての悩みは晴れていく、という逆転的、しかしそれは極めて当然の人の
 心の動きを、描き出している。
 空を飛ぶことが出来ないのは、空を飛ぶという自分の願いを求めて脇目も振らずに頑張ることの、
 その「孤独」が怖いから。
 だから、物理的に不可能だとか色々な理屈を持ち出してきて、空を飛ぶという願い自体を貶める。
 まぁ、そういうことです。
 みんな、空、飛んでいますか? (もうおまえ黙れ)
 
 
 
 
 という辺りで、今回はおしまい。
 続きは、明日か明後日にやります。
 
 では、ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

-- 120404--                    

 

         

                                ■■ ひがないちにち ■■

     
 
 
 
 
 ごきげんよう、今日も今日とて紅い瞳な私です。
 
 
 えっと、書くことはあるようなないような、あるんですけれどね。
 あるんですけれど、なかなかまとまった時間が取れなかったり、取れたと思ったらやる気が無かったりとか、
 つまりまぁ総合するとやる気が無いのですけれどね。
 取り敢えず、今期アニメの視聴リストとか第一話感想とか、前期アニメの全部は無理でもいくつかの
 作品についてのまとめ感想とか、ブラロクのSSとか、いぬぼくSSとか、その辺りの事はひとつひとつ
 消化していこうかなと思っているのですけれど。
 
 んー
 今のペースだと、週一更新が限界だなー、とか言ってるうちに色々鮮度が落ちてくるぞこれ。
 
 SSはまだしもまとめ感想あたりがやばい。
 絶対あと一週間もすれば、大体作品の内容を忘れ始める上にやる気も消える。
 減るっていうか、消える。
 まずい。
 やばい。
 私に出来ることは、果たしてなにかあるでしょうか。
 
 無いですね。 (微笑)
 
 
 
 ◆
 
 
 ということなので、淡々とひとつひとつ片付けていきます。
 粛々とね、ふふ、一歩一歩ね、ふふふ。
 んじゃまず、今期開始アニメの視聴リストいってみようか。 暫定版ですよー。
 
 
 月:  ・ 君と僕。2 ・ 這い寄れ!ニャル子さん ・ 氷菓 ・ キングダム
 火:  ・ ヨルムンガンド
 水:  ・ 緋色の欠片 ・ めだかボックス
 木:  ・ あっちこっち ・ 戦国コレクション ・ さんかれあ ・ つり球
 金:  ・ ゆるめいつ3でぃ ・ 夏色キセキ ・ エウレカセブンAO
 土:  ・ アクセル・ワールド ・ Fate/Zero2ndシーズン
 日:  ・ これはゾンビですか?OFTHEDEAD ・ 黄昏乙女×アムネジア
     ・ 咲-Saki-阿知賀編episodeofside-A ・ AKB0048
 
                              :全20作品 ()付きは前期以前よりの継続作
 
 
 シャイニングハーツは残念ながら私とこの視聴可能局に含まれなかったので、無し。
 それとキングダムがまさかのBSプレミアム。 えっとこれってNHK総合では放送しないの?
 そして、またしても魔の木曜日! なんでこう同じ時間帯にぶつけてくるかな?
 あっちこっちは最優先確保、さんかれあも確保、なので戦国コレクションつり球は観られないかも。
 まぁ色々観る手段が無いことはないので、状況次第で。 うん、そういうことで。
 そして日曜も微妙にというか、アムネジアが五分だけ被るという、ちょ、なによそれ!
 テレ東の咲が深夜1時5分開始のその5分はなんなのさ!
 アムネジアは遅れてCSのアニマックスでも放送するから、そちらにしても良いのだけれど早く見たい!
 なので、迷いどころ。 5分問題、勃発。
 
 とまぁ、そんな感じでしょうか。
 今週はまだ開始してない作品も多いので、本番は来週からでしょうか。
 うんうん。
 
 
 今期視聴リストに関しては、それくらい。
 で、あとなんかあったっけな。
 
 あ、そういえばあのみなみけが第四期発表、なのか、違うのか、微妙な情報が出ているそうで。
 大のみなみけファンである色々と人生に迷ったときの現実逃避用として重宝している私にしますと、
 ここは是非第四期をやって頂きたい所存です。
 無論テレビアニメで。 OVAは闇へ還れ
 ちなみにこの作品をご存じ無い方に簡単に紹介させて頂きますと、三姉妹が色々ドタバタしたりバカを
 やったりほんわかだったりを繰り広げたりなにもしなかったりする作品です。
 長女の春香(番長)、次女の夏奈(馬鹿野郎日本代表)、三女の千秋(姫)の三者三様三竦み
 のボケとツッコミの嵐が楽しめます。
 ボケの種類は割と知的というか、当意即妙的に絶妙というか、次女が割りとボケに色々懸けてるので、
 そしてそのボケに生まれたときから付き合わされてる三女のツッコミと翻弄されぶりが、なかなかこう、
 そこら辺の作品には無い高度な掛け合いを生み出しています。
 ちなみに長女が、ボスです。 法ですよー。
 その他のキャラも絶妙な絡み具合だったり、単独(妄想)行動スキルが半端無いほさかなど、
 なかなかの奥深さですので、この機会にみなさんおひとつ如何でしょうか? → みなみけ公式サイト
 
 
 えーと、あとはなんだっけ?
 最近本は読んでないしなー、あ、サッカーか、ヨーロッパチャンピオンズリーグの季節なので、ゆるりと
 (単独)鑑賞会なぞを深夜にやっていたりします、今夜もバルサvsミランがあるはずなので、アルコール
 をご用意させて頂きました。 ふ、宴じゃ!(ひとりで)
 
 えーと、あとはなんだっけ?
 あ、けいおんだ。
 またぞろ5月頃にローソンでけいおんフェアが開催されるので私は勿論参加しますけれど、なにか?
 んー、今回のキービジュアル(?)可愛いのぅ可愛い♪
 もうなんか誘蛾灯に吸い寄せられる蛾のようにして逝って参ります。 がんばろう。
 
 えーと、あとはなんだっけ?
 髪を切りました。 快感。
 
 えーと、あとはなんだっけ?
 暴風雨のときは、ひっきーしてました。
 私の勝利。
 でも怖かった。
 泣いた。 (泣いてません)
 
 えーと、あとはなんだっけ?
 もう一発けいおんだ、ふふ、以前映画観に行ったときにこっそり買っておいたスクール卓上カレンダーが
 やっと解禁だうおおおー! (歓声)
 長かった、長かったよ、本当に。
 
 えーと。
 みなみけはマジお勧めなので、どうぞ。
 私が今まで見てきたギャグコメ及び空気系アニメの中では、三本の指に入ります。
 みなみけと、けいおんと、あとはなんだろなー候補多いなおい、みたいな感じです。
 それほどのものです。
 つか、三本の指てなによ。
 みなみけ万歳。
 お勧めです。 (しつこい)
 
 
 あと。
 リアルでもネットでも、色々と他人様と人生的にもアニメ的にも深い話が出来る昨今です。
 ノリノリって訳じゃないというか、なんというか長いこと醸成させてきたそれぞれの関係が、やっと静かに
 花開いてきたというか、なるべくしてこう、じわじわときたというか。
 あんま無理せんでもそういう話にすらっと繋がるというか、自分が出せるようになってきたというか、まぁ、
 うん。
 他人様とお話することが大好きなわたしのままに、今後ともますますよろしくお願い申し上げます♪
 
 
 あとは。
 えーと。
 
 ばあさんや、飯はまだかいの? (忘れました)
 
 
 
 
 
 
 
 P.S: 
 大河ドラマ「清盛」に於ける、萌え男子の多さは異常。
 これだけはお伝えしておきませんと。 (微笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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