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◆◆◆ -- 2012年8月のお話 -- ◆◆◆
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-- 120824-- |
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■■ なに?十周年とな? ■■ |
紅い瞳です。 |
・・・。 |
実は、本日今日この日、魔術師の工房は十周年を迎えることとなりました。 |
十周年ですって、知らなかった。 |
・・・。 |
数えたら、そうだった。 |
まだ七年か八年くらいだと個人的には思っておりました、十周年なんてあと地球が何回か滅びないと |
やってこないと思っておりました、いや地球はまだ一回も滅びてないですけどね、まだまだこれから |
ですけれどね。 |
・・・・。 |
いやー・・・その、なんと言ったらいいのか・・ |
十年って、そんなあなた・・・・・いやあの、なに、それ? |
十年って、なに? |
それはあれですよね? いわゆるひと時代過ぎたって感じですよね? |
いやですから、十年って・・・・え? 十年? |
ほんとにぃ? |
(しばらくお待ちください、ちょっと顔を引っぱたいて目覚ましてきます) |
あーびっくりした。 |
目、覚めました。 |
引っぱたくとか言っても、私は自分で叩いて喜ぶ趣味は無いので、実際には引っぱたいたりはして |
いませんけれどもね、でも、目、覚めました。 |
というか、最初から、目、覚めてます。 |
いやだなぁ、そんなの当たり前じゃないですか、この十周年の良き日にまさか管理人が寝惚けてる |
わけ無いじゃないですか、ボケたりといえども寝惚けたりなんかしておりませんよ、寝惚けるくらいなら |
熟睡しますよ、最近熱帯夜でも安眠ですよ、すごいやわたし、だいじょうぶかわたし。 |
あ、そうそう、十周年ですよね。 |
こういうとき、まずなにを言えばよいのでしょうか? |
もう十年も管理人業をやっておりますけれど、具体的に管理人の仕事をなにかしたかと言えば、 |
?マークを浮かべながら笑顔になれるような私ですよ、さっぱりなにをやればよいのかわかりません。 |
笑えば、いいのかしら? (微笑) |
ふふ、ふふふ。 |
とこう、意味もなく笑えるお年頃なのですけれど、というかそういうお年頃がずっと続いているお日柄で |
ございますけれども、一年中笑い転げて足の小指を机の角にぶつけておりますよ、そろそろ労災が |
下りるといいとおもいます、それ一応管理人業務中の怪我ですからね、笑うのはお仕事です、 |
そのお仕事中に怪我をしたのですから、まぁ、ほんと、小指もげればいいのに。 |
・・・・。 |
もうお気づきの方も多いかと思われますが、このわたくし、紅い瞳は、サイト十周年記念になにかを |
やろうと考える以前に、そもそも十周年であることを忘れていた、以前に、昨日ようやく今日がサイト |
開設記念日であることを思い出して、あ、とか間抜けに呟いた瞬間から、まだ一歩も先に進んで |
いないのでございます。 |
・・・あれ? でも二、三週間前に、一回今年が十周年だということを思い出していたような気がする |
のですけれど・・・あーこいつ、気付かなかったことにしたな、絶対 |
◆ |
とまぁ、こんな感じです。 |
いつもいつでも、行き当たりばったりの出たとこ勝負、アドリブのリアルタイム精神です。 |
アニメは録画組だけどな。 |
うんうん、こういう感じで私の内情をお知らせした上でですね、なにが言えるのかということなのです。 |
Q: あなたが今感じていることは? |
んー、なんというか、ほわーっとしてますね、あったかいっていうか。 |
あー夏だなぁというか、ほわほわーっとして、らくらくーっていうか。 |
Q: なにか語ってください。 |
いやそれQじゃねーし。 |
まぁ、今ねぇ、結構わたしはリアルの方が色々充実してましてね、充実っていうか、今までの仕込みが |
徐々に花を咲かせ始めたという感じなのですよ、だから楽しくってねぇ、忙しいっちゃ忙しいんですけど、 |
自分のペースでやれている、っていうか自分のペースを守って一歩一歩やっていくことだけを遵守して |
きたので、忙しくても辛くないし、無理が無い感じなのよね。 |
なんというか、だから私のキャパシティの増加が感じられましてね、ああ、わたしって結構色々出来る |
んだ、みたいな、そういう感じ?、で、それがなんというか、わたしワールドの展開というか、ぶっちゃけ |
自己実現的な?、そういう感じになってきているのよね、今。 |
好きなときに割りと休めるし、やるぞってときに色々やれるし、だからある程度忙しさを自分で決める |
ことが出来るし、休むことも出来る。 |
自分で自分の生活を創っているという感覚がね、いますごくわたしを充実というか、満たしている。 |
人生、たのしいなぁおい。 |
色々不便なこともあるし、きついこともあるけれど、ある意味それは納得済みというか、むしろ誰の |
せいにもしない、誰かになにかにやらされてる感の無い、そういう自由さあってこそのものだから、 |
なんというのかな、すごくね、未来が開けてみえてる。 |
これが、欲しかったんだなぁ、わたし、そういう生き方がしたくて、ずっと今まで頑張って苦労したり |
寝転がったりしてきたんだろうなぁ、っておい寝転がるってなんだよ。 |
生きるって、おもしろいなぁおい。 |
ぶっちゃけ、わたしはある意味結構、私と同年代の人達とはとっぱずれた生き方してるし、生活してる。 |
実際、そういう私の生き方を見てるのが嫌なのか、友人の何人かは私から離れていったし、親族関係 |
の目もあらあらうふふな感じだったり。 |
以前はそういうのをすごく気にしていて、なんつーか、歳相応みたいな事、むしろそれ以上な感じを |
演じて振る舞ってみたりしてたし、まー完全な仮面ですな、色々かっこつけたり、したり顔で偉そうな |
こと言ったり、あるいはこれみよがしにみんなの輪を保つために仲を取り持ったり、ってぇ仲人か! |
そういうところから得られる評価みたいなもので出来ていたのが、ぶっちゃけ私の生活でした。 |
っていうか、色々期待されてたし。 色々期待に応えちゃってたし。 |
なんかね、褒められたり頼られたり、そういうのが嬉しいっていうか、生き甲斐というか、いや、むしろ |
私自身の価値を高めるために使われたりとかね、だから褒められるために、頼られるためにこそ |
頑張っていたような感じ? |
それ、結局自分の評価のためにやってるだけなんよね。 |
がっちがちの仏頂面で、それがしっかりしてるだの大人っぽいだの、それでいて笑うとこや笑かすところ |
ではきっちり笑顔で、それで面白い奴とか中身あるとか話せる奴とか、そういう。 |
そういう割と高めの評価を受けて、そんでね。 |
それだけしか無い、からっぽの私がいた。 |
大体、そういう評価って、言ってる人達自身はいーかげんに適当に言ってるだけだったり、むしろ |
嫌味や皮肉を込めて言ってたりすることも多いのに、そんなことすらも気付かないほどに、私には |
それしか無かった。 |
それが、いつからだったろう。 |
それとは違う自分が、初めてこの世界に登場したのは。 |
一番最初のことは、もう覚えていない。 |
そのときそこにいたのは、「紅い瞳」というキャラだった。 |
こいつはまぁ、アホだった。 |
こいつはまぁ、アホだった。 |
残念なので二回言いました。 |
アホというかアホの子というか、そのうちボケとかMとかツンデレとか始めました。 |
冷やし中華始めました。 違います。 |
うーん。 |
こいつはあり得ない。 |
正直、リアルの私とは似ても似付かないシロモノだったのでございます。 |
だれだこいつ、一体何度、画面の中でアホをやりまくって訳わかんなくなってあははとか笑い出してる |
紅い瞳というキャラをみて、思ったことか。 |
でも。 |
それは、演技じゃなかった。 |
演技してるのは、リアルのわたしの方だった。 |
そこそこ能力あってそこそこ色々出来てそこそこみなさんの評価も悪く無い、そんなそこそこの私の |
中にいたのは、アホでした。 |
アホの紅い瞳でした。 |
あー |
わたし、アホなんだ。 |
自分のことなのに、ただ顔がみえないというだけで、自分が見られていないというだけで、あんなにアホ |
に転げ回れるのが私なんだって、生まれて初めて知った。 |
そして、このアホを生きたいと、おもった。 |
そして十年。 |
正確に言えば、紅い瞳が登場したのはそれより数年前からですが、まぁいいやめんどうだから十年。 |
そのネット上の紅い瞳から、一体どれだけの影響が、リアルの私に与えられたことでしょうか。 |
それはね。 |
ぶっちゃけ |
世界を変えるほどの、影響でした。 |
正直、紅い瞳が真実完全に、私自身だとは思いません。 |
紅い瞳は、私のアホの部分を無制限に引き出した場合の、そういうひとつの「キャラ」だと思います。 |
でもそれを言うなら、それまでのリアルの私は、私の仏頂面で周りの目ばかり気にするという、そういう |
割と病的な部分を無制限に引き出した、そういうひとつの「キャラ」だということです。 |
別の言い方をすれば、その両者ともが、ひとりひとりの私自身。 |
私というのは、ひとりじゃ無い、そういうことです。 |
そのふたりを合わせて、わたしというひとりの存在なのです。 |
だから、どっちか一方というのは、それだけで不自然。 |
実は、ネット上のキャラの紅い瞳も、この十年でだいぶ変わっています。 |
どう変わったのかは、まぁ人の見方によって変わると思いますけれど。 |
そして、リアルの私も、これ以上無いほどに、変わりました。 |
今、わたしは、たくさんの人達と繋がっています。 |
今までとは大きく違うほどに、様々な年代の人や、様々な立場や、問題を抱えた人達ともリアルに |
繋がっています。 |
なんつーか、それまでもそれなりに人脈はある方だと思っていましたけど、あれは今思えば、同じような |
人達が同じような場所に集まって出来ていた、非常に狭い世界、そして世間だったとおもいます。 |
そしていま私は、その世界の外に出て、沢山の人達に支えられ、助けられて生きています。 |
それはすべて、私のような生き方をすること、つまり簡単に言えば、自分らしく生きることを支え助けて |
貰うためのことです。 |
私もきっと、その人達への僅かでも一助となっていることでしょう。 |
それは、いわゆるみんなはひとりのために、ひとりはみんなのために、という精神とは違います。 |
みんなという存在の否定。 |
そして、ひとりという存在の肯定。 |
ただただ、ひとりの自分を大切にし、そのひとりが自分を生きられるようになるためにこそ、手を貸す、 |
そして貸して貰う。 |
私の今の生き方は、もし自分に必要なモノが100あったとしたら、その100のすべてを他の人達に丸投 |
げして助けて貰うような感じです。 |
ただし、それは誰かひとりの特定の人に100丸投げするのでは無く、100人の人に、1ずつ投げるという |
やり方です。 |
そうすれば、ひとり当たりの期待度は、滅茶苦茶低い。 |
だって1しか期待しないのですからね。 |
だから、はっきりいってどんな些細なことでも、それを「助け」として感じられるようになるんです。 |
裏切られたということが無くなります。 |
もし裏切られたとか不満を感じるなら、それはひとり当たりの期待度が高くなってしまっているからです。 |
期待するのは1、あるいはそれ以下。 |
だから、そういう意味ではいくらでも「替え」が効きますから、誰かひとりに沢山期待して依存して、その |
人がいなくなったらどうにもならなくなるという事が無くなります。 |
この世界には「助け」が満ちています。 |
助けてくれる度合いは、人によってピンキリです。 |
中には10も20も助けてくれる人もいます。 |
どんどん、助けを求めていく、次々と新しい人達に。 |
100人、200人、もっと、もっと。 |
ひとりの人に全部丸投げして依存するよりも、人との繋がりが格段に広がります。 |
私がなにを言いたいのか、わかりますか? |
自己責任とか自立とか、ナンセンス、と言いたいのです。 |
自分というひとりに全部丸投げして依存したら、その自分が壊れたらおしまいです。 |
そもそも、全部を自分で背負うことなんて出来やしません。 |
私は、100を全部100人の人に丸投げしていくと、きっとね、私自身もその100人のうちのひとりに |
なることが出来るとおもう。 |
私というひとりの人間を背負う、100人のうちのひとりに、私がなる。 |
そしてきっとそのうち、別の私が出てきてまた1を担う。 |
頑張り屋の私、なまけものの私、甘ったれの私、頭でっかちの私、アホの私、たくさんの私が、その |
時々に出来ることを担っていってくれるでしょう。 |
そうすれば、1以上のことが出来るようになっていくかもしれませんし、ならないかもしれない、けれど |
それはどっちでもいい。 |
自分の100全部を背負うことと、自分の1だけを背負うことのどっちがいいか、なんて問いはナンセンス。 |
自分を背負うことの多寡を論じるなんて、無意味。 |
自立って、なんでしょう? |
100が自立で、1は自立ではないと? |
59と41なら59の方が優れてる? |
傲慢じゃないかな? それは。 |
100のうちいくつ自分で背負えるかで、その人の成熟度を測るということ自体が、私にはとてつもなく、 |
閉ざされた未来を感じます。 |
誰にも助けを求めない、じゃあ、助けを得ずに、そして自分でも解決出来ないことはどうするの? |
諦める。 |
つまり、自分で出来ることだけでしか成立しない自分というものしかそこには無い。 |
でも本当は、その自分で出来ると思っているモノ自体、他の誰かやなにかの力が前提としてあって、 |
出来ているものであることに、気付いていないだけ。 |
私達は酸素さんがいなければ生きられませんし、お肉さんやお野菜さんも必要です。 |
ありとあらゆる資源さん達のお力あってこそ、私達の文明は成り立っています。 |
自分だけの力で出来ているものなんて、実はほんとはなにひとつ無い。 |
ただそれを自分だけの力でやったと言う、言わねば立っていられない、そういう傲慢さと臆病があるだけ。 |
その自覚があるかないかで、大きく生き方は変わってくる。 |
私は、変わりましたよ、変わっちゃいました。 |
夏がこう、ぽうっと、気持ちいい。 |
まるで、なにかに抱かれているような、そんな気持ち。 |
生きているっていうことが、こんなにも多くの存在によって、支えて守って貰っているということが。 |
しあわせ。 |
それは甘えだけれど、甘えていい、むしろ甘えて生きることに感謝出来るなら、感謝する分だけ甘え |
切ればいい。 |
甘えこそ、幸せの証。 |
甘ったれこそ、幸せの求道者。 |
その甘えが満たされた分だけ、私達に出来る数字のステージがあがっていく。 |
わたしも、誰かにとっての1の助けになれたらうれしいな。 |
その人にそして、たくさんの出会いがありますように。 |
とまぁ、話が横道に逸れた上に崖から落ちたような案配ですけれど。 |
つまりですね、つまりですよ、私はですね、こう言いたかったのですよ。 |
十年間、魔術師の工房を支えて見守ってくださった方々に、深く感謝申し上げます。 |
これですよ、どうですか。 |
一応話繋がってるでしょ?、繋がってるのよ、繋がってるのだと思いなさいよっ! |
いやね、つまりですね、うん、いつもチャットとかでね、私に付き合ってくださってる方々もね、私に |
とっては大切な1ずつの助けになっているってことですよ、助けっていうか、よろこびっていうのかな?、 |
私の周りには色々な人がいて、繋がっているけれど、その繋がりのひとつとして、この魔術師の工房が |
あってチャットがあって、なんかこう、それがなんだかこう・・・・・・・うれしいなって |
十年間 ほんとうに ありがとうっ |
サイトやチャット自体へのある意味の期待度は下がってる。 |
それは同時に、依存度が下がったということでもあるの。 |
でもそれは、愛や感謝が減ったという意味では、全然ありません。 |
むしろ、ある意味フェアな愛や感謝が高まっているのを、私は今感じています。 |
なんかこう、ちょっとしたことでも、むずむずするくらいに、うれしい♪ |
最近結構チャット終わりに色々わたし挨拶してますけど、あれは割と本心だったりします。 |
というか、意識してそのとき自分が感じた気持ちを言葉にするように努めています。 |
たった一度しか無い人生、そしていつ唐突な別れがあるかもわかりません、だから後悔の無いように、 |
おもったことは素直に、そしてその場で言う、それを心掛けております。 |
ツンデレな私だからこそそう思うのでござるよ、っておまえもうツンデレって平気で自分で言うのな。 |
沢山の繋がりの中のひとつとして、このサイトがあり、チャットがあり。 |
そしてひとつひとつに、私は特別ななにかを感じることが、出来ています。 |
ありがとう。 |
そうして、私の世界をとてつもなく広げてくれて、そしてなおそれを支え続けてくれている、この魔術師の |
工房にあらゆる意味で参加してくださったすべての方々に、御礼申し上げます。 |
そして、当魔術師の工房及び、わたくし紅い瞳により、皆様が1の力を得ることが出来ていたならば |
幸いに存じます。 |
これからもどうぞ、よろしくお付き合い頂けますよう、お願い申し上げます。 |
◆ |
全力出して限界まで頑張って、そうして初めて誰かに助けを求めることが「許される」。 |
そこまで頑張らないで助けを求めることは、「甘え」。 |
わたしゃずっとそういう風に教えられてきたし、なにより自分自身がそう自分を追い詰めていました。 |
でもそれ、絶対おかしいって、ずっと違和感持ってて。 |
だから論理的に言葉を以て最初はそれをなんとか突き崩そうとしてきていましたけど、結局私の心と |
いうか魂の部分は雁字搦めに染まってしまっているので、言葉と論理だけが空回りのこんがらがり。 |
でも、ある出会いがあって、私の心と魂の部分の変化が起きて、それでやっと、上記の私の呪いのよう |
な信念から私は脱出出来て。 |
って言っても、まだ色々縛られてますけどね、でも今は私は、とにかく最初に「助け」を求めることを |
前提にして、「甘え」を肯定して、そこから始めるようにしてる。 |
チャットでもいつもそうしてます、適当にぐだぐだと好きなように流れるままになるように、参加者の人達 |
の力のままに、勿論その中に私の力も混じり合って、それでなにかが紡がれていく。 |
らくちんですなぁ、いいですなぁ、これは長く続くわぁ。 |
一時は受け身な自分を変えようとか思ってましたけど、それもありじゃね?と思うようになってから、 |
なんかすっきりしたというか、心のつかえが取れたというか、やっぱり人間ってそういう自分を肯定する |
ところから色々始まっていくのじゃなかろうか、とそう改めて思いましたです。 |
自分なんて、色んな人達に助けて貰ったり与えて貰ったりしたものをみつめて、さてどうするかを決める、 |
そしてその責任を負う、それくらいのもんでいいし、あとは寝っ転がっていたっていいと思う。 |
そしたらわたしは、世界が開けたよ、どどーんと。 |
今まで詰まっていたものが、どーんと、いっぱい。 |
自分という殻に拘って閉じ込めていたものが、その広がっていく世界の中の一員になっていく姿は、 |
ファンタジーというより、なによりリアルでした。 |
そしてその世界の広がりのモデルは、他ならない。 |
この魔術師の工房にございます。 |
今の私の礎のひとつとして、このサイトは今後私が死なない限り、永遠に続くでしょう。 |
パソが壊れようとネットが繋がらなかろうと私が文無しになろうと、なんとかしてサイトを維持、もしくは |
復活するために努力するでしょう。 |
ええ、もしも訪問者がひとりもいなくなったって、余裕でやり続けます、居座り続けます。 |
私の文章を書く筆がへし折れた上に心もこきゃっと逝っちゃったとしても、へばりつき続けます。 |
いま決めました。 |
はい。 |
いわゆるひとつの、ライフワークでございます。 |
・・・・。 |
いやワークじゃないけど、あんたほんっと管理人的なことなんもしてないもんな! (はい) |
もうなんかこう、勢いだけで十周年をやっちゃおうっていう発想は、まぁ、発想っていうか、残念な。 |
改めまして、残念な私をサイト共々可愛がってやってくださいませ、ごめんなさい可愛がらなくていいです、 |
むしろ踏んでください。 |
おしまい。 (ぐだぐだやー) |
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■■ ごろごろごろ ■■ |
暑さのなかに涼を求めて、快適生活を模索している紅い瞳です、ごきげんよう。 |
基本ウチはエアコン無いので、基本扇風機と、全窓開放が基本なのですが、その基本を押さえるだけ |
で基本涼しいものは涼しい。 |
基本は大事です。 たぶん大事です。 |
しかしその基本の中に、パソコンという物体が紛れ込みますと。 |
パワーバランスが崩れます。 |
今までの努力が水泡と帰します。 |
夜中に風が完全に停止した凪状態で、寝る直前までパソコンやってる(ほぼ毎日)とか、そういうのは |
まさに自殺行為というか、死にます。 |
たぶん、今夜も死にます。 (やめろ) |
◆ |
ということで、涼しい話をして涼しい書き出しをしようとしたら、パソコンのせいで暑苦しいことに |
なってしまいました。 |
全部パソコンが悪い。 |
ということで(二回目)、今日はなにを書こうかと思っていたのですが、んー、書くこと自体はあるのです |
けど、今申し上げましたように、あまり長時間パソコンを使っているとリアルにあの世が熱中症背負って |
やってきてしまいますので、んー、あんましまとまったことを書けないのですよね。 |
ていうかあんた、日記は書いてないけどチャットは普通に長時間やってんじゃん、むしろ日記書く時間 |
よりばっちりたっぷりパソコン使ってんじゃん、あ、という思わぬ展開が待ち受けており、じゃーなんで |
日記を書けないとか言ってるんでしょこの人は、と思い巡らしていますと、んー。 |
日記はほら、ある程度ちゃんとしたこと書かなくちゃいけないじゃん? |
だから集中というか、そういうの無いとさ、でも暑いじゃん? だから書けないのよ。 |
という言い訳がでろでろと出てきたわけなのですが、まぁそう言ってるうちに、というか言う前から既に |
ツッコミどころ満載で、言おうか言うまいか迷っていたんですけどめんどいのでそのまま言った、という |
感じで、まぁなんだ。 |
一応ツッコミ入れておくけど、あんたの日記の文章のなにがどうちゃんとしていたことがあるの?いや無い、 |
そして仮に日記がちゃんとしていたとしても、じゃーあんたはチャットはちゃんとしなくてもいいって言う気?、 |
それってチャットに来てくれる人に失礼と違う?、ねぇみなさんもそう思いますよね?、とチャット方向に |
向けて訊いてみたところ、無回答、というかあきらかにどうでもいいというかそもそもおまえがちゃんと |
してようとちゃんとしていまいとどっちみち駄目だからおまえ駄目な奴だから、という空気が伝わって |
来てですね、割とこう、清々しい気分になったわけです。 |
あ、結構今、涼しいな・・・ (遠い目) |
◆ |
要するに、今日は書くネタもあるし、暑さも言い訳に出来ないところ、どうやって日記を書かないでいる |
ことを正当化出来るか、ということを模索しているわけです、サボりの理由を考えているわけです。 |
でも考えつかない。 |
考えつかないっていうか |
考えるのめんどい。 |
・・・。 |
最近わたしの思考停止っぷりは、いっそ華々しいレベルなのですが、というかなにも考えずにここまで |
一気に書き下ろすわたしのキーボードを叩く指の頼り甲斐のありすぎっぷりをですね、小一時間ほど |
かけて語り尽くしてみたいという欲望に駆られ、るわけも無く、ただまぁ、ひたすら文字数だけが伸びていく |
ことをぼけーっとみつめているのでございます。 |
なにがやりたいのか、というか。 |
なにもやる気ありません。 |
◆ |
んー。 |
単純に、アウトプットとインプットというふたつに大別しますとね、今の私はインプット方面に傾いて |
いるような感じなのですよ。 |
人に話すより、人の話を聞きたいというか、あーでも、それは人からなにかを学ぶという意味では |
無くてですね、人の話を聞くことで自分の中に起きる変化をみつめたい、という感じなのでしょうか、 |
だからあんまり思考してないんですよね、というか必要が無い、むしろ人の話を理解しようとして聞いて |
いないというか。 |
本読むときもそうだし、アニメ観るときもそうですね、なんかこう、無心、というより、ただ自分を開きっぱ |
なしにして、自分を人の話やら本やらアニメの前にでんと晒して、さぁ好きにして頂戴、みたいな。 |
思考という道具を使わなくても、私の心だか魂自身は絶えず変化していて、その変化を促進させたり、 |
或いは変化を多様化させるためにこそ、色々な経験を積んでいるような、そういう感じ。 |
別の言い方をすると。 |
自分をからっぽにする、みたいな。 |
からっぽなんだけど、それは見えないだけで実はちゃんとある。 |
それが見えるようになるのは、その見えないなにかが変化して現れてきたものだけ。 |
今、一応ちょこちょこと例の「黄昏乙女×アムネジア」のSSも書いているのだけども、あれももう、 |
考えるとかそういうの無しに、ただその瞬間に沸き上がってきたものをそのまま怒濤の勢いで書きつけて |
いる感じだし、で、書いたものを読むとどうしても違和感ありありなのだけど、私はこんなん書きたいん |
じゃ無い、もっとちゃんと書けるだろみたいな、そういうのがあるんだけど、全無視。 |
そう、全無視。 |
私が違和感感じようが納得してなかろうが、全部スルーしてそのまま書く、書く。 |
私が感じて、実際に筆を取ってそのまま書き付けたものには、きっとなにか意味がある、という精神で |
やっているのですよ。 |
そうすると、思わぬ発見がある。 |
じぶんの知らない自分というか、なんていうんだろ、そうやって自分というのは決してひとつでは無いんだ |
なぁということをまさに実感させてくれると言いますかね、そうするとこう、沢山の「自分」というものが |
書けるようになってくるし、あ、そか、「キャラ作り」ってそういうところから始まっていくのだよねという、 |
瓢箪から駒みたいな成果もあって。 |
なんか以前に比べて、いろんなことが書けるようになってきたなぁという実感が湧いてきて、割と嬉し |
かったり。 |
アニメなんかもねぇ、昔はひとつの作品に猛烈に入れ込んで、すさまじい勢いで思考と感情とあと |
なんだっけをぶつけて感想書いたり愛憎塗れになったりしてたし、それがアニメに対して一番したいこと |
なのだと思っていたんですけどね。 |
んー、アニメの視聴数が増加傾向にある中で、しぜんにひとつひとつのアニメに対する私の手の出しっぷ |
りが浅くなってきたんですよね。 |
でもじゃあ、それで私のアニメへの愛が落ちたとか、あるいは思い入れ出来るほどの作品が昨今無い |
という感じかというと、そうでもなくて。 |
むしろ、今のこの感じが、ベスト。 |
まぁもうちょっとチャットとかではしっかり語りたいところではあるのですけれど、んー、なんというか、 |
私はアニメに対して自分が主体的であることに拘り過ぎていた部分があるのよね、アニメを楽しむために |
自分を操作し過ぎるというか、その作品の良さを見つけることこそに愛を感じていたりとかね。 |
ある意味、一本調子。 |
みんな、好き。 |
好きにならなきゃいけないみたいな、深く愛さなきゃいけないみたいな。 |
んなの、ほんとはどーでもいいのに。 |
アニメって、そんな堅苦しいもんじゃないだろー。 |
や、そういうのも勿論ありだし、よいとはおもうんだけど、それだけになっちゃってたっていうか。 |
今わたしは、割とアニメに対して受動的ですし、なによりアニメを観ることによって、色々と変化していく |
自分を楽しんでいる。 |
無理に楽しまなくてもいいし、無理にその作品の良さを見つけようとしなくてもいい、勿論名作だか |
傑作だか覇権アニメだか、そういう評価的なことは遊びとして楽しんでも、本気になることなんて絶対に |
ほっといてもあり得ないし。 |
アニメさんには、ほんとうにいつも、楽しませて頂いております♪ |
そんだけよねー、ほんと。 |
ぽろっと、こう、アニメ観ることによって変化した私の中のなにかが、口から出てくるというか。 |
愛とかいちいち言う必要無いっていうか、むしろこの感覚こそが、ほんわかしてて愛らしい。 |
感謝っていうかありがとうっていうか、そういうあったかい気持ちが、いつも私のなかには生まれてくるし、 |
アニメに寄り添って、またアニメにも寄り添って貰えているような、そういうとても当たり前で、らくちんな |
関係を築いてる。 |
ああ、いいなぁ、いいよねぇ、こういうの。 |
その気持ちのままに、感想やらSSを書く。 |
そうするとこう、思考無しですらすらと淀みなく、一気に言葉が物語の連なりとして飛び出してくる。 |
自分が一体なにをほんとうに感じているのか、なにより書き手である私自身こそが一番驚いている。 |
風が止まった部屋の中でパソコンつけて、なんでこんなこと書いてるのか、ほんとうに驚かされます。 |
無理矢理オチつけるなら、パソコンの電源落とせよ。 (上手くねーよ) |
◆ |
ごめんなさい。 |
色々ごめんなさい。 |
適当なことばっかり書いてごめんなさい。 |
久しぶりにカッとなって書いた、今はアニメを観ている。 |
・・・。 |
で、んー、アニメとかですねぇ、アニメ。 |
あんまし言うことないなー、今期は私的にはじょしらくと織田信奈で決まりというのは前回と変わらないし、 |
細かいところまでそりゃ書きたいことはあるんですけど、しょーじきに言うと暑いので嫌です。 |
しょーじきに言うと、暑いので嫌です。 嫌なので二回言いました。 |
あとはゆるゆり第二期が別腹で、ドッグデイズはベッキーの変身シーンがアレだったけど、だいぶ持ち直し |
てきてやっぱり楽しく遊んでる子達を観るのはだいすき☆という形で安定ですし、その辺りは変わりません。 |
あ、そういう意味で一番変動があったのは、ホライゾン二期でしょうか。 |
これね、正直言うと、かなり私の中で好感度が急上昇中なのよ、ってかどんどん面白くなってきたーっ! |
なにがどうこうとは言えないんだけど、あでも言ってみますか、んー、なんていうかあの主人公(全裸だけ |
ど)を王とした、あの集団の生きっぷりが良いというか、実はケーブルで第一期がやっていたので、 |
途中から(第9話)でしたけど参入したんですけど、くっはー!ねーちゃん最高っ! |
正確な言い回しは忘れましたけど、泣けない人達の代わりに、泣くようにして生きなさい愚弟、みたいな、 |
あーそれはすごいわ、それを言えちゃうねーちゃんもすごいし、弟も弟だ、あれはまさに王ですね、 |
この人のためになら自分の力を惜しみなく使いたいみたいな感じになれる。 |
とにかくあの作品の台詞って、ある意味他作品と一線を画しているというか、ある意味かなり危険球 |
というか、へたすりゃ批判されそうな思想を堂々と真摯に言い切っちゃってるところが、あまりに凄まじく、 |
そしてなにより、最大に清々しい。 |
ていうか、わたしゃもろ共感、というかほぼわたしの方向性と一致。 |
考え方が独特とそういうことでは無く、そもそも自己と他者との境が隔絶している、一個の人間として |
完璧に完結してる世界同士が、がつんがつんと鎬を削ってぶつかりあっている、そういうなんていうのかな、 |
人物それぞれの揃い踏みが、見事なのよ。 |
だれが優れてだれが劣っているとかでは無い、それぞれがそれぞれの世界の王となり、その法則と矜恃 |
に則ってぶつかり合う、そうした完全なる異物同士の異種格闘戦の様相を呈している、あのねーちゃん |
と本多なんたらとのバトルなんてまさにそうよね、あれはもう、完璧に私は落とされた。 |
落ちましたよわたしは、ホライゾンという作品に。 |
ちなみに私の現時点で好きなキャラを羅列してみると、なにか見えてくるかもしれません。 |
・葵・トーリ (主人公 っていうか全裸王) |
・ホライゾン・アリアダスト (無表情ツッコミ 特に主人公(全裸)の股間へのツッコミの容赦無さが魅力) |
・本多・正純 (男装弁舌かつイジられキャラ 説教キター!) |
・本多・二代 (純粋ぼっち武人 割と足回りがエロいと思うんですがどうですか) |
・点蔵・クロスユナイト (かわいげのある真面目系忍者 帽子の表情変化がかわいい) |
・マルガ・ナルゼ (黒羽つき百合魔女 これは美味しい百合ですね) |
・ネイト・ミトツダイラ (騎士 我が王への忠誠ぶりが気持ちよすぎますこの人好きよ私) |
・葵・喜美 (ねーちゃん 本当に戦闘用の武装がないのな ないのに最強 ないから最強) |
なにかみえましたか? |
わたしには、なにも見えませんでした。(微笑) |
あと、TARITARIの母娘エピがアウト。 涙腺アウトー。 |
なんかこう、もう、駄目かもわからんね、わたし。 |
ぶっちゃけ親子関係というか、親と子のシーンが一番涙腺に来るのは明らかじゃね、わたし。 |
その辺を結構意識してみると、ああ、またアニメが違ってみえてくるのなー、なんて。 |
そんなことも感慨深く思いながら、今日もまたアニメ観ながら泣いて過ごしております。 |
それもまた、私の望む生き方のひとつなのでしょうね。 |
・・・・知らないけど。 (いい加減にしなさい) |
という感じで、今回はここまで。 |
あ、あとそうだ、例の黄昏乙女のSSですけれど、んー、前回報告してから実はしばらくさっぱり書いて |
いる時間が取れなくて、一昨日やっと執筆再開したところなのでござるよ。 |
まぁ再開してからはペースはそれでも遅いですけど、内容的には結構ねちっ濃く書けていますので、 |
なかなか心地良い書き物の時間を過ごさせて頂いております。 |
なんだかんだいってこの人は、アニメへの愛にずんどこまでハマったときはさすがに強いですね。 |
強いっていうかまぁ・・・・・飛ぶ?
(かえってこい) |
という感じで、まだまだ書き終わるには時間がかかってしまいそうですので、どうぞご容赦頂ければと |
存じますですよー。 |
暑いからみんな気を付けてね。 |
じゃ、またね。 |