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◆◆◆ -- 2013年1月のお話 -- ◆◆◆

 

-- 130131--                    

 

         

                           ■■今期視聴リスト決定版!■■

     
 
 
 
 
 ごきげんよう、紅い瞳です。
 今日は視聴リストの決定版だけー、時間無いー。
 
 
 月: ・ 琴浦さん ・ (さくら荘)
 火: ・ (新世界)
 水: ・ たまこま ・ ヤマノススメ
 木: ・ (銀魂) ・ (サイコパス) ・ ささみさん ・ はがない2
 金: ・ まおゆう
 土: ・ 俺修羅 ・ みなみけ4 ・ AKB2
 日: ・ (マギ) ・ ラブライブ ・ 生存2 ・ (へうげもの)
    
                              :全17作品 ()付きは前期以前よりの継続作
 
 
 
 こーんな感じ。
 前回のリストからは問題児たちが異世界から来るそうですよ?、を切りました。
 今期は私はこれでいきますので、どうぞよしなに♪
 
 
 あとちょこっと−。
 がんばらない、っていうのはがんばるためにすることっていうかー。
 
 がんばらなければ生きていてはいけない、だとか、がんばらなければ意味が無いだとか、あるいは
 本当の本当は自分は望んでいないのになぜだか頑張らないといけないと思わされてるものだとか、
 ていうかががんばらないと不安でしょーがないだとか。
 そういうものを全部すぽぽーんと投げ捨てて、やーめた、わたしやーめた、わたしはわたしでいーんだよ、
 ここにいるだけで意味と価値は充分あるんだよー、私は生きていーんだよー、愛されてもいーんだよと。
 
 そういう本来の在り方というか、自分そのものに立ち返り、そこからやり直すためのものが。 
 がんばらない。
 
 がんばらないでいることが出来ない人は、既に要注意。
 そりゃ既に「頑張り病」に罹っておりますな。
 自分そのものの欲望を衝動を見失っておりますな。
 だから。
 
 がんばらない。
 
 がんばらないでもいられるようになったら、きっとそこに、なにかが見えてくる。
 自分の中に、ゆっくりと暖かく広がっていくなにかがある。
 そのなにかのままに行動したときに。
 人は、夢中になる。
 ありのままに、気持ちに身を任せて。
 そのまま、がんばれる。
 今日から、がんばれる。
 明日からしかがんばれないものなら、それはつまり、今日はがんばらないでいいってことなんじゃよ。
 今日はがんばらないで、ゆっくりして、まったりして、そして明日という今日になったときに。
 がんばりたい、という素直な気持ちが出てきたら、それに乗ってけー。
 出てこなかったら、明日からがんばる、今日はおやすみー。
 そういう、お話。
 最近の、私のお話。
 
 紅い瞳はアニメ「ささみさん@がんばらない」と、それを見てがんばらなかったりがんばったりする人達を
 応援しております。
 
 
 
 以上、頑張りっ子属性のわたしからでした。
 
 たぶんささみさんががんばらないを極めた結果、自分の中からなにかが這い寄りだしてきて、
 それに乗っかってはっちゃけてるのがニャル子さんなんだって、私はおもう。 え? そうでしょ?(微笑)
 
 
 ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

-- 130123--                    

 

         

                                ■■ アニメ初め♪ 3 ■■

     
 
 
 
 
 寒いとか寒くないとかいいから、もういいから。 (挨拶)
 
 
 改めまして、ごきげんよう、皆様の紅い瞳です。
 ということで、今回は今期開始アニメ第一話の残り話をちょろっとさせて頂きますね。
 だから寒いとか寒くないとかもう言うなって、それだけでもう気温がああああ(以下略)
 
 テンションとかどうでもいい。
 では。 (ぉぃ)
 
 
 
 
 ビビッドレッド・オペレーション: 無い。
 一生懸命作っているのはわかるんだけど。
 つまらない。
 オリジナルなんだろーけど、オリジナルとは思えないほどに色々な寄せ集めで、それで面白ければ
 それでも良いんだけど。
 つまらない。
 なんだかこう、作りはいいんだけどそれだけで、ただへーって言ってそれだけで終わってしまう感じ。
 べつの言い方をすると、オタクにそのオタクの持ち物の精巧なフィギュアを見せびらかされた感じ。
 ああ、うん、可愛いよね、よかったね、で? 私はどうすればいいの? みたいな。
 作品とキャラが完全にあっち側(監督とか?)の所有物になってる感じがして、視聴者側の私には
 手が届かない、ていうか触る気が起きない、なんていうか閉鎖的な感じが私にはしたのかな。
 
 
 琴浦さん: 驚いた。
 ふつーに脳天気なコメディかと思ってたら、ドシリアスにもほどがある展開で始まって噴いたwww
 で、内容は、うーんそうですねぇ・・もう一話だけで最終話までやっちゃった勢い?wあとなにやるの?w
 人の心が読める琴浦さんのあれはでも、彼女が人の心が読めることが問題なんじゃ無くて、
 彼女がその自分の力をちゃんと自分のために使えるような成育環境を得られなかったことにあるよねぇ。
 あれって、「人の心が読める」から悲劇としてしまうと、たんなる同情という名の差別になってしまうし、
 で、げんに琴浦さん自身が自分をそういう悲劇のヒロインとして規定しまっているところに、問題の本質は
 あるように私には見えたかなぁ。
 わかりやすくいえば、琴浦さんは人の心が読めるってカミングアウトした上で、たとえば心読めても口には
 しないからとか、心読めるとこんなことでみんなに役に立てるよとか、そういうちゃんと「みんなとは違う」
 自分の「説明」をすれば、そもそも問題が問題で無くなっていたっていうか。
 その説明受けても離れる人はいるだろうけど、それは自分とは違う人を受け入れられないというその人
 自身の問題だろうし。
 だからあれは琴浦さんが自分は自分だという自己肯定が出来、そして人はみんなひとりひとり違うもの
 なんだという自覚を持つ、あるいは持てる環境を作ることが大事だったんでしょうねぇ。
 そういう意味では、あの琴浦ママを私は責める気にはなれないなぁ、母親ひとりで抱え込める問題じゃ
 無いし、サポートゼロの中でよくあそこまで頑張ったって逆におもう。
 ていうかむしろ娘を捨てようとするその母親を貴様呼ばわりするじーちゃんの方に私はむかっとしたよ。
 無論母親自身にも「みんなとは違う」という事自体が問題だという意識しか無くて、娘の個性を肯定
 する回路が無い、という大きな問題はあるんだろうけど。
 そういうのも含めて、なんていうのかなぁ、この作品のあぶなっかしいところは、「人の心が読める」という
 事自体に問題の本質を置いているようにみえるところなんだなぁって私は感じたかな。
 人の心が読めようがなんだろうが琴浦さんは当たり前のひとりの女の子だし、むしろそうしてみんなとは
 違う力を持っている人を「あたりまえ」として受け入れられないという、そういう周囲の人にこそ問題があり、
 またその人達こそ悲しい人達だとおもうなぁ私は。
 まぁ正直いうと、だから私は琴浦さんを可哀想とは思わないってこと。
 だから琴浦さんは人の心が読めるという力を持っているだけの、普通の女の子として、当たり前にすべき
 ことを今までやってこなかったことに気付いて、これからひとつずつそれをやり直していくことを期待しており
 ますです。
 つーか琴浦さん、あんた相当色々サボってきたからねぇ、自分に対しても、他人に対しても。
 同情は差別である、ということを実に端的に示している作品だと私は思いました。
 そういう意味で、私は真鍋くん萌え。 よしよし、どんどんエロスに走り給えww
 てかそもそも、私たちって自分の心って読まれるとそんなに嫌か?、むしろあそこまで嫌だと思うことには
 なにか原因があるんじゃないかって、観てて気付いたな、わたし。
 それだけ、自分に自信が無い、ということかもしらんね。
 エロスな妄想読まれても笑い話に出来る真鍋くん観てると、そう思うよ。
 ああいう人は、大好きですよ。
 
 
 問題児たちが異世界から来るそうですよ?: うーんうーん。
 いまのところの登場人物の全員にイラッと感を感じたのはどういうこと?(微笑)
 肌に合わないってほどじゃ無いのだけれど、なんか違う方向にどんどん飛んでちゃって、そーじゃない
 そーじゃないでしょ!みたいな親切にも余計なツッコミ入れながら観てたらすんごい疲れた。
 なにしてんの?私。 (さぁ)
 ただ面白くならないかなるかは逆によくわからなくて、ある程度の作品説明が終わったらなにか面白い
 ことが始まる可能性も予感的に否め無く、即切りにするには躊躇われました。
 もうちょい様子見。

 
 生徒会の一存Lv.2: まだこれから?
 基本的にこの作品って、ギャグコメにこまめにシリアスを繋げていくところに面白さがあったように
 私には感じられていましたので、シリアス一本だったこの第一話は面白いという事は難しい。
 というか基本主人公男子の理屈というか「誠実さ」っていうのはあれは完全に巫山戯ている論理だと
 思うというか、あれはボケとツッコミの文脈の中で関わっていかないと、ただの自己中なバカにしか見え
 ないんよ。
 二話以降、どうやっていくのか次第、これに尽きますね。
 キャストが何人か変更になっているのは残念ですけれど、でもまぁ、なんとか頑張って頂きたいと思い
 ます。
 一期は結構好きな作品だったので、というかこれって二期じゃ無くて再アニメ化なの?、実はあんまし
 わかってない私でした。 まーそのうちわかるでしょう。(いい加減な)
 
 
 
 
 とまぁ、こんな感じでしょうか。
 これで一応全作品を見ました。
 現時点での視聴リストをば。 暫定版。
 
 
 月: ・ 琴浦さん ・ (さくら荘)
 火: ・ (新世界)
 水: ・ たまこま ・ ヤマノススメ
 木: ・ (銀魂) ・ (サイコパス) ・ ささみさん ・ はがない2
 金: ・ まおゆう
 土: ・ 俺修羅 ・ みなみけ4 ・ AKB2
 日: ・ (マギ) ・ ラブライブ ・ 問題児 ・ 生存2 ・ (へうげもの)
    
                              :全18作品 ()付きは前期以前よりの継続作
 
 
 GJ部、まんがーる!、ビビッドレッドオペレーションの三つを切りました。
 
 で、第二話を観たところまででは、みなみけがどどんと大きく抜け出しました、ていうか面白さがはっきり
 としてきた途端に私はやられました、これはやばい、これは大傑作の予感!
 毎週楽しみでなりません、てかはやくも最終回なんて来なければいいのにとかおもい始めています。
 みなみけ万歳。
 
 次回が楽しみという意味では、ささみさんもまたずばっときた感じ。
 やはりファンタジーな展開とひきこもり内面を結びつけてきましたけれど、思っていた以上に面白い感じに
 繋がっていて、実はかなり大興奮!
 基本的にファンタジー側面をメタファーとして読み解いて、ささみさんがひきこもることの必要性と必然性
 をあの映像の中に感じていけると、これもまたかなりな傑作になることが充分に予想されました。
 あまりギャグコメというところに力を入れている感じは無いので、要は「巫山戯る」という文脈で、ひとつ
 ひとつの日常の一コマを描いていくことは、結構ささみさんのひきこもりな生活にフィットしている感じも
 しましたね、つか思った以上にあの三姉妹とおにーちゃんとささみさんの相性は良い感じ。
 化物語みたいにいきなり蘊蓄的に語り出したりするとバランスが崩壊しそうなので、今みたいなほんと
 「巫山戯ている」という軽いニュアンスでひとつひとつ詰めていけばよいなと思いました。
 がんばらない最高。
 
 あとははがないが安定の面白さで、まおゆうも色々落ち着いてきて見所がわかってきた感じで、
 たまこまーけっとはけいおんの後継者で、琴浦さんはさてどう面白くなっていくか、という感じでしょうか。
 
 
 といい加減にもほどがあるコメントですけれど。
 んー、今期は結構な豊作というか、傑作級が並んでいる感触。
 語りたいアニメが多すぎててんてこまい!
 逆に、なにも考えずにぼーっと観られる系のアニメが少ないので、ちょとバランスが悪いっていうか、
 割と疲れるw
 
 
 
 
 という感じです。
 色々語りたいところなのですけれど、マジで寒いのでやめときます。
 脳って、凍るよね?(微笑)
 
 皆様も寒さにはお気を付けて。 寝たら死ぬぞ。(違)
 
 それでは、また。
 ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 

 

-- 130117--                    

 

         

                                ■■ アニメ初め♪ 2 ■■

     
 
 
 
 
 ごきげんよう、紅い瞳です♪
 
 
 今日はちょっと時間無いので、前置き無しでサクサクといきます。
 前回の続きで今期開始アニメのちょこっと話を。
 
 では。
 
 
 
 
 
 たまこまーけっと: 鳥 い ら ね ぇ 。
 とにかくひたすら主人公の女子が可愛いというかぷに可愛いというか見ているだけでずっと可愛いと
 いうか、可愛いというのかこれ?、これは女の子自身の可愛さというより、その女の子が素直にあるが
 ままに動き回ること、その魂的なナチュラルさこそが、なんというかこう、私の魂を奮わせるというか、
 嬉しい気持ちにさせてくれるのかもしれないね。
 もうまさにこれけいおんなんだけど、もうほとんどこの作品けいおんだし、さらにそういうひとりの人間の
 素の部分を100%尽くしで描き切った実に嬉しい作品だし、基本的に私はもうこれ見ながら胸の中で
 小躍りしっぱなし♪いぇい♪♪
 敢えていおう、さすが京アニさんと!ブラボー!
 で、今作はさらにけいおんから進化して、商店街の人達との掛け合いの中でさらにそのひとりの女子の
 素直な生きっぷりが活かされていて、こう、広がりを感じるといいますか、この作品って主義主張とか
 道徳的なものの無い、ひとつの大河ドラマであるようにも感じるのよね。
 終わりの無いお話というか、ある意味ストーリー性を排しているというか逆にストーリーに頼らない、
 キャラひとりひとりの生活そのものの瑞々しさを感じるたのしみだけで出来ているというか、なにこれ、
 宝物かなにかですか?(微笑)
 そういう意味で、私はあの喋る鳥はいらねーっていうか、というか、あーこれもしかしたら、まだ作り手側は
 完全にストーリー無しの生活アニメを作り切る自信が無いのかなぁというか、あの鳥を入れることで
 一休みしているというか、そんな感じがしました。
 まぁ喋る鳥をなんだかんだで受け入れていく、町の人達の余裕なナチュラルっぷりを引き立たせる効果
 はあるんだろうけど、そんなことしなくても充分この作品はナチュラルっぷりを描き出せてる気がするんよ
 ねぇ、だから変に私としてはあの鳥のストーリー性に作品を持っていってしまわずに、ひたすらあの主人公
 と町の人達のゆるゆるまったり自由自在な生活を描いていって欲しいですなぁ。
 つかほんとこれはけいおんだなぁ、けいおんだよねぇこれ、もっとやれ、もっとやって頂戴な。
 あとたまちゃんの首筋のほくろがやばい。だれだあそこにほくろのアイディア出したのは!褒美を取らす!

 
 GJ部: 無い。
 なんとも言いようが無いというか、言っても詮無いので。
 御縁がありませんでした。
 
 
 ささみさん@がんばらない: 自分を生きよう!
 こ  れ  は  よ  い  ひ  き  こ  も  り  。
 私はひきこもりは大賛成なので、それが出来る環境の人はすればよいし、したくても出来ない環境
 の人はそれが出来る環境を作るために頑張ればよいとおもう、くらいにひきこもりというのはひとつの
 生き方だと思っています。
 生き方そのものに善悪もなにもあるわけも無く、人はすべて己の出来るようにしか生きられないと
 思うので、この作品のささみさんの生きっぷりは、私の胸をこう打つ、ある意味素直である意味正直
 である意味、現実的。
 自分に出来ることと出来ないことを選別し、出来ることをひたすら積み上げていく、そういうひとつの
 生活として、それを基にした現実を生きるために、ささみさんは現実的手段に訴えている。
 おにーちゃんが奴隷体質で妹のささみさんにぞっこんなら、それをきっちり利用してひきこもればいいし、
 それを見事にやっているささみさんっぷりには拍手を贈らずにはいられない!
 おにーちゃんがささみさんに甘いとか逆におにーちゃんがささみさんに甘えてるとか、んなのは全部
 おにーちゃんの問題であって、おにーちゃんがそうしたいならおにーちゃんはそうすればよいだけの話。
 そういう意味で、あのひきこもり家庭にはひとつの契約が成立していて、それは私は立派だとおもう、
 というか見ていて爽快感すら覚えちゃうw
 で、作品自体もひきこもりを茶化したり誇張したり、逆にひきこもり自身の一面を特化して掘り下げて、
 やたら内罰的自嘲的にしたりとか、そういう事が無い、ある意味ひきこもるという生き方を選択した
 ひとりの「あたりまえ」の人間を当たり前に描いていて、非常に好感が持てる。
 無意味な精神論な道徳といった、そういった「ファンタジー」で人の生き方をこき下ろしたりせずに、
 これまたある意味そういう事で自分を卑下したりすることで、自分の生き方の責任を取らずに阿ると
 いうことをしないささみさんの姿は、なんというか、アニメに於けるひとつの可能性すら感じさせる。
 おにーちゃんへのおもいとかそういう彼女自身の内面ごと全部ひっくるめて、それらがささみさん自身と
 ささみさんの世界が一致していくための、そういう「語り作業」がひきこもりという行為の本質だと私は
 おもうし、その辺りをああして楽しくひきこもり生活を送っている彼女っぷりは、至極真っ当ですね。
 というか「人はこう生きなければならない」とかそういったあらゆる外的な「ファンタジー」が深く内在化
 してしまっているからこそ、ひきこもることでそれを遮断し、私という「現実」に帰還し、新たに歩き出す
 ためのプロセスをひきこもりというのは行っているのだと思うし、それは本当の意味で健全だと私は思う。
 で、ラストでここは私の家だ、出ていけーっ!という闖入者に対するあのささみさんの叫びはもうなんと
 いうか、私は私でここにいていいんだという、その自己存在を自らが保証する、そういう叫びである
 事のなんと愛おしいことでしょうか!
 たぶんあの家はおにーちゃんの(もしくは両親の)家なんだろうけれど、そういう法律的所有権の問題
 のせいにせずきっちり自己主張したささみさんのその叫びの、滑稽さと逞しさがまさにこの作品の魅力
 だと私は思いましたね。
 つか「ひきこもり」という社会通念上に照らし合わせた「痛さ」を笑うギャグでは無く、ひきこもることで
 しか出来ないことの「痛快さ」を楽しむコメディであることが、この作品の最高の魅力。
 ひきこもりが急に思い立って外に出ようとすると、まぁ吐いちゃうというアレもw、そのほろ苦さを描きつつも
 、変に自虐的にせずに、そのほろ苦さを噛み締めることを含めて生活に組み込んでいるささみさんの
 堂々っぷりはすごいwというかもうこの人ひきこもりマスターw
 あと後半のイミフなファンタジー展開は第一話の時点で完全にイミフですけれど、まぁその辺りをささみ
 さんの内面と下手に結びつけ過ぎたりしないように、ささみさんがささみさんとして生きていけるように
 なる過程を、清々しくもたのしく描いてくれると、気持ちいいですね。
 がんばらなくったって、ひきこもったって、人生楽しんでいいのよねん♪
 ひきこもることの苦しさはあるだろうけれど、だからといってその苦しみに忠誠を誓っているうちは、自分を
 生き直すことが出来ていないという事だと、私は思うし、それはよくない(状態の)ひきこもりね。
 ・・・っていうか、がんばらないってことこそが、一番の頑張りだってことを私は知ってるしw
 がんばらないささみさんがたのしく生き、そしてそこからひとつひとつ自分で世界を広げていくことを
 応援しております♪ っていうかああいう子ほんと好きやねん私w中の人グッジョブw

 
 僕は友達が少ないNEXT: 残念の神が降臨されました。
 ・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・。
 だ  か  ら  こ  の  作  品  は  ま  っ  た  く  も  う  。
 今年に入って最も爆笑したというか、また笑い過ぎて死にかけたwwww
 懐かしいwwこの死にかけ方はまさにこの作品観たときの感触www思い出させやがってこんにゃろwww
 ということでもう、言語を絶するというより空前絶後な上に絶対に絶命寸前まで追い込まれること必定
 なアニメの続編が始まりましたよwwwwもうなに書いても笑いが止まらないわたしwww
 もうこれだけ「痛い」ということを徹底して研究して描き尽くすこの作品には、本当にもう如何なる褒め
 言葉も足りないですよw、もう痛くて痛くてwwそれが物悲しさや情けなさ程度では止まらない、徹底的
 に痛いということは笑いそのものなんだというのがリアルでわかっちゃうww
 そうよね、この作品の笑いって、常識的世間的なモノとのズレ具合を滑稽なものとして見下して笑う、
 つまり「失敗を笑う」系の笑いじゃなくって、とにかくそのズレ具合の凄まじさと、そしてそのズレに全力で
 乗っかってどこまでもぶっ飛んでいく、その呆気に取られたのちに思わず拍手してしまうような爽快な
 笑い、という感じがするのよね。
 だから「イジメ」的な差別的な感じが無いし、嫌味も無いから、気持ち悪さは全然無い。
 彼らの「痛さ」っぷりと、見る側の自分の「まともさ」を比べて、自分のまともさに安泰するというものも
 無い。
 彼らの痛さは徹底していて、絶対に真似したくても出来ないし、完全に独自な世界を独自な論理で
 生き切っているすさまじさがあるから、私が彼らを見て感じるのは蔑みでは無くむしろ尊敬www
 で、そうしたぶっ飛んだ彼らが自分を生き切った末に、それこそ「残念な」結果を生み出していくその様が
 最高におもしろいwww
 それは失敗を笑うというのとはちょっと違って、どちらかと言うと、「上手くいかないもどかしさ」に対する、
 共感的なおもしろさがそこにはあるんじゃないかって私は思う。
 だから逆に観る側自身の「残念さ」というものも見つけやすくなるし、受け入れやすくなるし、同時に
 その「残念さ」というのが実は個性というものなんだというのが、よくわかる気がする。
 個性というのは、それだけで、おもしろい。
 つか「残念」ってさ、要するに常識的世間的に私達に求められているものや要請されているものに応える
 ことが出来ない、あるいはその水準に達していない様を指すのだから、そもそもそういう外的な要求や
 要請に応えるという事から離れる、すなわち自立するという事に、「残念」という言葉はイコールで繋がる
 とも思う。
 だったら残念でいられるというのはまさに、自分自身の要求と要請こそに従って生きるという、「大人」の
 称号だとも言えるかもね。
 うーん、そういう意味ではあの子達がやってることって、自分の「痛さ」を直してリア充になるんじゃなくて、
 自分の「残念さ」のままに生きられる場所を見つけていく、ってことなのかもしれませんね。
 改めて考えると、「隣人」部というのは言い得て妙なのかも。
 まぁ死ぬほど笑えるんですけれどwwwwwていうかもう死んでもいいwwwwww
 肉の人が自覚無く変態化していく様がおそろしいwwwwもうあの子は止まんないよっww
 そして夜空の姐御と理科変態の強力タッグwwwwこの発想は無かったwwwちょwwwおまえらwww
 そして小鷹さんはもうあれですね、もうね、残念の極北wwww饅頭怖いwww誇らしげwww死ぬww
 あーもうwww
 残念wwww万歳wwwwww
 
 
 
 
 という感じです、今回はここまで♪
 残りまだ観てない作品については、後日に更新します。
 うあーたのしすぎて書き過ぎちゃったーw
 
 では、ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

-- 130114--                    

 

         

                                 ■■ アニメ初め♪ ■■

     
 
 
 
 
 紅い瞳です、ごきげんよう。
 
 今日はウチとこは雪がガンガン降っ、え?、雪?、ちょ、雪ーっ!?
 
 という感じで、本日もお送り致します。 (まぁ落ち着け)
 
 で、今日は今期開始アニメについて、ちょろっと書きますです。
 琴浦さんと、問題児たちが異世界から来るそうですよ?、ビビッドレッドオペレーション以外は
 視聴予定作品の第一話すべて見ました。
 取り敢えず、今日は半分くらいについて書いてみます。
 ではいきます。
 
 
 
 ヤマノススメ: いやこれ普通に三十分アニメでいいでしょう。
 戦車道(ガルパン)の登山バージョンと言っても過言は無いくらいに、そういうひとつのジャンルのものに
 打ち込んでいくまでの姿を軽快軽妙に描いている感じはグッジョブ。
 というか、普通に楽しい。 普通に、って表現便利ですね。

 
 まんがーる!: なにがやりたいのやら。
 こちらは逆に、あれ、主人公達って自分達でもなにやってんのかわかってないんじゃないかなぁ、くらい
 の感じがするほどに、なんかこう、適当過ぎる。
 だらだらまったりは、こういう作品にはかえって合わない気がしました、わたしは。

 
 まおゆう魔王勇者: 最愛。
 一言でいうと、私の最も愛するところのものである「狼と香辛料」の再来かつ新生。
 とそうして私の脳内で狼ワールドを展開しながらこの作品を楽しんでもいるし、ものすごい期待も出来て
 いるのです。
 狼的なもの、これも一言で言ってしまうと、自分が真に求めるものを自らこそが手に入れることの責任を
 負う、それが狼的なものであり、ぶっちゃけ私がアニメで「力強く語って欲しい」ものの最たるものだったり
 します。
 現実がどうこうとか、理想論がどうとかじゃなく、ただただ己の求める理想を叶えるためにこそ、現実の
 中を生き現実を変えていくことに真摯である、そういう存在達の姿、言葉、気持ちに私は非常な感動
 と感涙と感激とあとなんだけを感じてやまないのです。
 要するに、自分が生きるという事を誰の、そしてなにもののせいにもしない、そういう自覚的自立的
 キャラの生き様に共感するのですね、このわたしは。
 そういう意味で私は魔王が最愛ですし、その魔王に感化された上に魔王以上に真摯である勇者が
 大好きですし、同情という名の差別をせずに農奴をひとりの人間として認めた上で生き方を問うメイド長
 に惚れ惚れですし、農奴制を布いた貴族や社会に対してたいへんおもうところもあるだろうけれども、
 そのことのせいにして今現在自分がその「哀れな農奴」そのものにしがみついてそれを盾にしてなにかを
 得ようとしている事に気付き、毅然とひとりの人間として自らこそがその農奴からの解放と自立を為さん
 として頭を下げた農奴姉の誇り高さには興奮しますし、そうしてひとりの人間として生き道を得たことの
 よろこびを数え上げこれから叶えていく夢をたからかに歌う農奴妹の笑顔は嬉しすぎました。
 というかもう私死ぬかもしれない。(いろいろたいへんですね。)

 
 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる: これはたぶんアホってことなんだと思います。
 よくわからないですけど、たぶん私はあの彼女の人の策略っぷりだけでこの作品継続出来ると
 思います。
 というか私はあの人はアホなんだと思います、なんだかあのひとつひとつの言葉と仕草を観ていると
 そのアホっぷりが私にはとても心地良く感じました。
 自意識高いっていうよりも自己中心に近い視野狭窄人間で、でもそれってたんなる他人との距離の
 置き方を失敗してるだけっていうか、要するに自分の容姿目当てで近づいてきたりする輩にこの人自身
 が色々な意味で振り回されていて、結局色々わけわかんない理屈(策略)を唱えてるうちに、なんかこ
 う、まるっきり意味の無いことを選択してしまうというか・・・観ていて非常にたのしい(中二病的なとことか)
 自覚無き道化、純情っていうかたんに自分の事がわかってないだけというキャラが、偉そうに大上段
 から策略やら弁舌やらを振り翳す姿は、滑稽である以前に、私はなんかこう、共感を覚えるのよね。
 喋れば喋るほど、策を巡らせば巡らすほどに訳がわからなくなっていく、そして周囲に対して攻撃的に
 なっている、そのキャラが・・・まぁ要するに私はアホなツンデレが好きなわけである、文句は認めん(ぉぃ)

 
 みなみけ ただいま: 注文はあるんですけれどね。
 正直最初観たときは、どうしよう、と思うくらいに違和感感じたっていうか、これまでのシリーズと全然
 違いすぎてこれは無理ゲーっぽいって思いました。
 なんかこう、「まったり」な語りの中で、これみよがしな演出に頼らないボケとツッコミを絶妙かつカオスに
 繋げていく、その繋がりの連鎖そのものがみなみけの最大の魅力で、それは表現方法は変わっても
 これまでのシリーズすべてに共通するものだったと私は感じていたのですけれど・・
 それがこの第四期は完全に演出でぱっぱっとメリハリを付けてしまって、ここ笑うとこだから、ここボケだから
 みたいな感じで、下手に強調することで逆に平坦になってしまっていて、それが私には最初、苦痛だった
 のですよね、あと妙に、というかかなり強引に第一期を意識した作りが全体のバランスを崩してしまって
 いて、それもよくないっていうか、第四期そのものの価値が否定されたようで、いやーな感じが私は
 したのですけれども。
 乗り越えました。 (ぇ)
 確かにそういう違和感はあるしそれを私は否定しないしむしろ肯定しますけれど、同時に、その「演出」
 を主眼にして見て、これまでのみなみけとは全く違うものであり、それでいいんだという立場で見てみる
 と、実はこれ、かなり面白い。
 ・・・・・ていうか、キャラが今までで一番可愛いんですけど・・・・あれ・・・なんか芽生えてきた・・(萌)
 つか千秋が藤岡に蜜柑を食べさせて貰うくだりとか、新キャラみゆきちゃんに翻弄される夏奈とかもう。
 でまぁ、そうやってキャラに捕まっているうちに、そっか、これはネタの繋がりという「コメディ」として見るの
 では無く、ひとりひとりの「キャラモノ」として見ると、これは新しい魅力開眼という事になるわけね、なる
 ほど、という納得を導き出すことに成功したのです、こういうのほんと速いよね、私。(拍手)
 感触的には、そうね、これまでのみなみけシリーズを愛してやまない人が作った、すごく面白い同人作、
 という感じに近いでしょうか。
 だからそれはこれまでのシリーズと同じものでは無いのだけれど、その作品の魅力を最大限かつ別の
 可能性も掘り下げて作品の幅を大いに広げてくれる作品、という感じだと思いますし、私はそういうの
 これ、大歓迎。 もっとやれ。
 うん、私はシリーズが変わるたびに、その大幅な変わりっぷりに拍手してきたのですよね、そういう意味
 ではこれもまた、私の従来のみなみけ体験そのものを踏襲するものであるのだとも思います。
 要するに、これは、あり。 よし、いける。 ←笑顔

 
 AKB0048 next stage: 特に言うことないですよ。
 えーと、まぁ、その。
 私はこの作品の熱っぷりを愛してやまない者ですので、それがきっちり描かれたこの二期に対して
 私がこれ以上なにかを言うことも言いたいことも無いのですよ。
 こういうアニメをガンガンやればいいんですよ、やればいいんだよ、やったらいいじゃない! (なに)

 
 ラブライブ!: 面白いところとよくわからないところの混在。
 取り敢えず、ダンスはCGでやらない方が断然いいっていうか、CGのあまりなカクカクっぷりと、CGを使って
 いないだろう部分の恐ろしいほどなまでの滑らかな動きの部分との差がありすぎ。
 CG使ってない部分の踊りを三十分やり続けるだけで、私はこの作品は充分面白いと思いました。
 そしてその分・・・ストーリーパートの得も言われぬスカスカっぷりが・・・・まぁこれはあれですね、CM
 みたいな感じでそこは見とけばよいのかしら?(微笑)
 ここまで私の共感魂がこそりとも反応しないのも珍しい。
 まぁ、ストーリーなんてただの飾りです、っていう言葉もありますしね、え? ないの? 嘘だぁ。 (微笑)

 
 
 
 今回はここまでですかねー。
 残りはまた次回、早ければ今週中にでも。
 
 ということで、またねー。
 
 今年も良いアニメスタートが切れました♪w
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

-- 130106--                    

 

         

                                ■■ すきも、きらいも ■■

     
 
 
 
 
 
 新年あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくおねがいします。
 
 
 ゆっくりまったりと、今年もやらせて頂こうと思っています。
 無理せずに自分のペースで、やりたいときにやりたいことをやっていきたいと思います。
 やりたくないときはやらないで、休みたいときは休めるように、それをモットーにもしていきたいです。
 
 私は私。
 良いところも悪いところも含めて、全部私。
 悪いところを良いものに変えていくのでは無く、悪いところを悪いところのままに受け止めて生きていく。
 良いところも悪いところも含めて、その全部の私が生きていけるようになるためにこそ、がんばっていき
 たいと思っています。
 
 悪いところというのは、それ自体には良いも悪いもありません。
 ただ、その悪いところを持っていては生きていけないような、そういう生き方しか出来ない状態こそに
 問題があるように思います。
 逆にいえば、そういう生き方しか出来ないからこそ、悪いところを直して、その生き方に合わせようとして
 いるということです。
 悪いものだろうと良いものだろうと、それらはすべて私自身。
 その私を生かすためにこそ、私はその私を守り育て、力を使い、知恵を絞り、人の助けを求めて、
 社会と繋がっていくことが、人間らしい自然な生き方だと、私は考えています。
 
 たとえ世界中の人が、その私の悪いところを否定したとしても。
 たとえ世界中の人が、私がその悪いところを修正しない限り、受け入れないと言ったとしても。
 世界中のすべての人が、私を見捨てたとしても。
 
 わたしは、私を見捨てません。
 
 
 よいもわるいも、すきもきらいも、愛も憎しみも。
 等しく、おなじもの。
 私はアニメが好きですけれど、嫌いなアニメもあります。
 以前は嫌いなものを好きになろうとしていましたけれど、そういうことはしないようになってきました。
 嫌いなものは、嫌いなものとして受け入れよう。
 嫌いであることは悪いことではありませんし、嫌いな作品に嫌いと言うことも、嫌いな理由を並べ立てる
 ことも、悪いことではありません。
 それは、その作品を好きであると言い、好きな理由を並べ立てることと同じです。
 好きであることしか認めないということは、嫌いという自分の気持ちを否定しているということです。
 作品の楽しみ方は好きになることだけでは無く、嫌いになるということもあるとおもいます。
 
 なにかが嫌いという、その自分を受け入れよう。
 嫌いという気持ちを、好きという気持ちに修正することなく、まるまるそのまま受け入れよう。
 誰かが私の愛する作品を憎しみを以て否定しようと、私の愛は変わりません。
 私は私のその作品への愛を、私こそが認めます。
 だから私は、その作品を憎み嫌っていることを公言する人を、認めることが出来るようになりました。
 誰かが私の嫌いな作品を褒め称えようと、私の嫌いという気持ちは変わりません。
 私は私のその作品への嫌いという気持ちを、私こそが認めます。
 だから私は、その作品を褒め称える人を、認めることが出来るようになりました。
 私は私、あなたはあなた。
 だから私は、周りの人が否定する作品であっても堂々と好きと言いますし、また皆が愛している作品
 に対しても堂々と嫌いと言います。
 その作品を愛している人の前で、その作品を否定するようなことを言うのは駄目だ、という発言をよく
 聞きますが、私はそれは自分の作品への愛の押しつけだと思います。
 否定する人にとっては、それは否定すべきもので嫌いなものだからです。
 勿論、その作品を好きな人に、あなたもその作品を嫌いになるべきだ、ていうか好きだなんて言うな
 というのであれば、それはおかしいと私は思います。
 
 
 
 好きなら好きと言っていいし、嫌いなら嫌いと言っていい。
 私は今年は、サイトにしろチャットにしろ、そういう自由で、そしてお互いの領分がきちんと線引きされた、
 そういう対等な関係を結び合える場所にしたいと考えています。
 べつに生産的でも建設的で無くてもいいし、自堕落でも自虐でもいい。
 愚痴でもいいし、最近の若い者は的なテンプレな嘆きでもいい。
 なにもしなくてもいいし、ごろごろしているだけでもいい。
 論理的に間違っていてもいいし、常識外れでもいいし、見当外れでもいい。
 なんなら、人外でもいいです。
 自分でそれらの事を認めることが出来るのなら、自分がそうであるということに責任を持てるのであれば、
 なんだっていいし、どうでもいい。
 
 自由自在。
 
 だからこそ、だからこそ。
 そうして対等に並び立ち、存在を認めることの出来る相手がいるからこそ。
 好きという気持ちに、大きな価値が出る。
 好きしか駄目だなんて、好きしか許されないだなんて、そんなの無価値に等しい。
 生産的で無ければ建設的で無ければ駄目だなんて、そんなの生産しても建設しても虚しい。
 論理的で無ければ常識的で無ければ見当がついていなければ駄目だなんて。
 息苦しい。
 生きづらい。
 どちらか一方であり続けることしか許されないなんて、そんなものは自殺行為に等しい。
 なにもしなくてもいいからこそ、ただここにいるだけでもいいからこそ。
 なにかすることに、ここから先に歩き出すことに、生がある。
 私は、そう思います。
 
 
 
 年末に放送していた、猫物語(黒)のラストを観て、ああ、そういうことだよねぇと私は感じました。
 私達は、私達です。
 駄目人間だろうと、反社会的存在だろうと、無能だろうと、狂っていようと。
 はた迷惑な奴だろうと、吸血鬼だろうと、障り猫だろうと。
 ごく平凡な痛い男子高校生がある日突然不死になってしまっても、血の繋がらない両親の元で両親に
 気に入られようとして完璧の中の完璧を生き続ける恐ろしい女子高生だろうとも。
 
 それで、いいじゃないか。
 
 否定すんなよ、自分を。
 俺達はそう生きて、そう生きてきてしまった、その現実を変えることなんてできねーよ。
 べつに悲劇なんてのは、劇的かつドラマティックな、如何にもお涙頂戴な、そういう設定に合致する
 ものだけにあるわけじゃねーよ。
 俺とおまえの苦しみの、どっちが上か下かなんて、比べられる訳も無いんだ。
 なぜって、俺とおまえは、生きてきた世界が違うからだ。
 でもな、もし俺がおまえと同じ世界を生きてきたとしたら、きっと俺もおまえと同じことをしてるとおもう。
 苦しみに上とか下とか言ってられないくらいに、おまえと同じ度合いで、苦しみを感じるだろう。
 だから俺とおまえは違うけど、同じだ。
 俺もおまえも、そして世界中のすべての奴らみんな、それぞれ全く違う世界を生きてる。
 その世界を生き続けたものにしかわからない感覚、感情、そしてなによりそれらの中で生きる最善の
 道がある。
 それを、違う世界を生きる他の者が知ることは、絶対に、原理的に、あり得ない。
 下地になっている条件が全く違うんだからな、だからおまえの苦しみを大きいとか小さいとか言うのは、
 それはおまえの世界の条件を、こちらが満たしていないから言えるだけのものだ。
 だからな。
 俺がもし、おまえと全く同じ条件を揃えれば、そう全く完璧に同じ場合だけだが、そのとき俺は・・・
 おまえに、完璧に共感するだろう。
 ああ、こういうことだったのか、ってな。
 だから、おまえはなにひとつ間違っちゃいねーんだよ。
 おまえがおまえを間違ってるというのは、おまえがおまえを他の奴らの世界の条件で、おまえの生き様を
 査定しているからだ。
 その他の奴らの世界の条件で正当な評価を得られるのは、その世界に生きている、その他の奴ら
 だけだ。
 おまえは、違う。
 おまえは、おまえだ。
 
 そして誰も、俺も。
 おまえと世界の条件を共有することは出来ないんだ。
 
 だから否定すんなよ。
 おまえはおまえでいーじゃねーか。
 おまえがおまえらしくいられるためにこそ、もっともっと、おまえが培ってきた力と知恵を使ってやれよ。
 おまえのために、な。
 おまえがおまえらしく生きられない世界しか無いなら、そんな世界ぶっ壊せ。
 ぶっ壊せ無いなら、作り変えろ。
 作り変えられないのなら、そうじゃない世界を探せ。
 それが見つからないのなら、そうじゃない世界を生きている人間と出会え。
 その人間と出会えないのなら、どうしてそうやって世界を壊したり作り変えたり世界を見つけたり、そういう
 ことが出来る人間と出会えないのか考えろ。
 自分と向き合えよ、出来ないのはなぜかを考えろよ。
 そうすれば、出来ることはいくらでも見つかるだろう。
 出来ることを積み重ねていけば、出来なかったものが出来るようになっている自分が見つかることもある。
 それでもどうにもならないのなら・・・・
 
 死ねばいいのに。
 
 自分になにが必要でなにが必要で無いか、それを本当に知っているだろうか。
 生きるべきか死ぬべきか、そこまで問うことになったときにはもうきっと、色々なものが見えてきている。
 自分を変える必要なんて、どこにも無いだろ?
 自分のために、変える必要があるものがあるだけだ。
 不幸な自分をバネにして、犠牲にして生きるんじゃねーよ。
 誰のために、生きているのか。
 それだけが、生きるべきか死ぬべきかという究極の問いの上位に位置する、唯一の問いだ。
 自分のために本当に必要であるのなら、自分も変えればいい。
 変えるというより、自分のために働ける、自分を守り育てることの出来る、そんな自分を新しく自分の
 中に生み出せばいい。
 変えるのでは無く、増やす。
 増やせば、否定するものは無い。
 自分がひとりしかいないから、そのひとりの自分を万能な自分に変えようとしてしまう。
 そんなの、無理なのにな。
 ひとりで出来ることになんか、限りがあるんだ。
 役割分担が出来るほどに、たくさんの自分がいるべきなんだ。
 馬鹿で無能な自分に出来るのは、馬鹿で無能な自分に出来ることだけだ。
 賢くて有能な自分に出来るのは、賢くて有能な自分に出来ることだけだ。
 馬鹿で無能な自分が、賢くて有能な自分にしか出来ないことをやろうとするために、だから無理矢理、
 賢くて有能な自分になろうとする。
 馬鹿で無能な自分を、否定して。
 どっちかひとり。
 やめろよ、そんなことはもう。
 おまえはおまえじゃないか。
 賢くて有能で誰よりも正しい、全力で全霊で恐ろしいくらいに優しいおまえがいたっていいじゃないか。
 悪ぶってんじゃねーよ、なにがストレス発散だこのやろう。
 それで一番傷付いてんのは、おまえじゃないか!
 自分ひとりでなんとかしようとすんなよ!
 自分ひとりで出来ることなんて、ほとんどねーんだ。
 俺は俺。
 おまえはおまえだ。
 だから俺が、おまえのそばにいてやるよ。
 おまえのためにいくらでも時間を作ってやるよ。
 おまえの目の前には、こうして自分を変えることなくしぶとくなんとか生きてる奴がいるよ。
 吸血鬼に取り憑かれようが、不死になろうが、不幸になろうが、俺は俺なんだよ。
 おまえにその俺を引き合わせたのは、それはおまえの力なんだ。
 変わったろ? おまえの世界。
 おまえはちっとも変わってない。
 でももう、おまえの目に映る世界は、激変してるはずだ。
 おまえのために、おまえのために、ただひたすら、おまえのために。
 そのおまえのために広がっていく世界を生み出したのは、ほかでも無い。
 おまえ自身なんだ。
 
 俺はそんなおまえの事を、好きになったんだよ。
 たとえこの先俺が他の誰かを好きになったとしても、その気持ちを持ったことは、変わらない。
 
 なぁ。
 それでも、おまえは変わりたいか?
 そうだな。
 そうして変わりたいと思い続けるおまえと出会ったからこそ・・
 こうして俺はいま、ここで生きているのかもな。
 生きてるから・・・・
 
  俺達は、変わっていくんだよな。
 
   知ってたか? 羽川。 
 
    俺もおまえと出会って、変わったんだぜ。
 
 俺の中に、優しさや人のために頑張れる、人と関わっていこうとすることが出来る、
 そんな新しい、もうひとりの俺が、生まれたんだ。
 
  そのもうひとりの俺の姿は、おまえに、羽川翼に、よく、似ているんだよ。
 
  孤独を生きる痛い俺自身は変わらず俺の中にいる。
  優等生過ぎて周りを傷付けてしまうレベルに優しいおまえも、変わらずおまえの中にいる。
  それは、一生変わらないんだ。
 
   でももう
         おまえは ひとりじゃ  無いんだ
 
 今回おまえの中に生まれた、大切なもうひとりの新しいおまえと、おまえはちゃんと生きろよ。
 自分を大切にしろよ、見捨てんじゃねーよ、逃げんじゃねーよ、傷付けんじゃねーよ。
 『不幸をバネにして成長するな。そんなことをしても結局自分を引っ掻いてるようなもんじゃねーか。』
 つらくても苦しくてもいいじゃねーか、寂しくても泣きたくてもいーじゃねーか、不幸でもいーじゃねーか。
 『やなことあっても、元気でいいだろ!』
 
 自分を変えようとすんなよ。
 おまえはおまえでいーんだよ。
 おまえがどんなに自分の不幸を並べ立てて、苦しい辛いって言っても、俺は同情しねーぞ。
 不幸を使って自分を否定するなよ。
 自分を変えようとすんなよ。
 おまえはおまえのままを生きろよ。
 生きて、そのまま変わっていけよ。
 俺は、おまえが好きだ。
 おまえは、不幸かもしれないが、可哀想な奴じゃねーよ。
 おまえがおまえであることが、どうして悲しいことなんだよ。
 俺と、おまえは、対等だ。
 不幸を振り翳して、卑屈になるなよ。
 不幸を振り回して、被害者ぶってんじゃねーよ。
 どっちも同じなんだよ、それは。
 卑屈だから被害者として偉ぶるんだろうが、優越感は劣等感の裏返しだろうが。
 おまえはおまえであるだけで、充分価値があるんだ。
 おまえはおまえであるだけで、それ以上の価値はねーんだよ。
 どこに同情する余地があるってんだ。
 羽川。
 おまえは、不幸であろうと怪異に魂売り渡そうと、ひとりの当たり前の人間だよ。
 
 同情なんかするかよ、差別なんかするかよ。
 救ったりするかよ、見捨てたりするかよ。
 俺はおまえの友達なんだ。
 
  これからも よろしくな
 
 
 
 
 
 そういう感じで、今年一年私は生きていこうと思っています。
 あるがままに、そして、なるがまんまに。
 変化への執着を捨てたときに、きっと初めて、私自身にとって本当に必要な変化が訪れると感じて
 います。
 私とともに、そして、私と共にいてくれる方達とともに歩いていきます。
 ありがとうございます。
 
 
 
 
 
 ◆
 
 おまけ、というよりむしろこちらがメインw
 今期アニメ視聴リスト。 暫定版。
 
 
 月: ・ 琴浦さん ・ (さくら荘のペットな彼女)
 火: ・ (新世界より)
 水: ・ たまこまーけっと ・ GJ部 ・ ヤマノススメ ・ まんがーる!
 木: ・ (銀魂) ・ (サイコパス) ・ ささみさん@がんばらない ・ 僕は友達が少ないNEXT
 金: ・ まおゆう魔王勇者 ・ ビビッドレッドオペレーション
 土: ・ 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる ・ みなみけただいま ・ AKB0048nextstage
 日: ・ (マギ) ・ ラブライブ! ・ 問題児たちが異世界から来るそうですよ? ・ 生徒会の一存Lv.2
     ・(へうげもの)
 
                              :全21作品 ()付きは前期以前よりの継続作
 
 
 
 私的注目作は、なんといってもみなみけただいま。 これはもうたぶんなにがきても私はいけるw
 そして勿論、はがないこと僕は友達が少ないNEXTも大注目。 どんどんやってくださいw
 あとはささみさん@がんばらないがどれだけ面白くなってくれるかに注目。
 
 たまこまーけっと辺りも面白くなりそう。
 琴浦さんも番宣観たらなかなか面白そう。 (ヒロインがイカちゃんの人です。)
 現時点で私が視聴したのは、ヤマノススメ・まんがーる!・まおゆう魔王勇者の三本だけですけれど、
 まんがーる以外はなかなか行けそうです、まんがーるは様子見というところ。
 というかまおゆう魔王勇者の可能性が無限大すぎる。
 
 
 という感じです。
 今期は私のHDDレコーダーの残量が微妙なので、出来ればあまりデータを残しておきたくなるほどの
 面白い作品はあんまり出て欲しくないなぁという、あららな状態なのですけれどw、なんかこう、面白く
 なりそうな作品多そうなのよねぇwwwどうしようww
 ということことで、なんだかんだであわあわしながら今期も楽しんでいきそうです♪w
 
 
 
 おまけ。
 読書リスト。
 
 ・京極夏彦 「死ねばいいのに」
 
 すんごい面白かったです。
 テーマ的に今の私にどんぴしゃというか、猫物語ともシンクロしていたりして、なんかもう、なんかもう!
 
 面白かったです。 (今日はそればっかりです)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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