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◆◆◆ -- 2013年7月のお話 -- ◆◆◆

 

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                            ■■ しちょうりすと、できた! ■■

     
 
 
 
 
 
 
 
 月: きんいろモザイク  ・ ハイスクールD×D NEW ・ 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
 火: BROTHERS CONFLICT
 水: たまゆら〜もあぐれっしぶ〜 ・ Free! ・ ブラッドラッド ・ 幻影ヲ駆ケル太陽
 木: ステラ女学院高等科C3部 ・ ローゼンメイデン
 金: 空の境界 ・ (とある科学の電磁砲R) ・ ダンガンロンパ ・ 恋愛ラボ
 土: 物語シリーズセカンドシーズン ・ サーバント×サービス ・ げんしけん二代目
 日: 有頂天家族 ・ (進撃の巨人)  ・ ロウきゅーぶ!SS ・ 神様のいない日曜日
    
 
                              :全21作品 ()付きは前期以前よりの継続作
 
 
 
 はい。
 ごきげんよう、紅い瞳です。
 挨拶の前に本題を掲載させて頂きました。
 上記が、私の今期の視聴リストの決定版でございます。
 
 今期はかなりいつもに比べて多いですね−、これでも結構削ったんですけどね。
 ただ、やはりここまで観た限りでも、今期は不作という感触に変わりは無い様子です。
 なんかこう、ばしっとくる刺激的な作品が無いのよね。
 どれこれも、もうひとつこう、なにか物足りない感。
 
 今のところ私は、そうですねぇ、一番面白いと正直に言えば、げんしけん二代目ですね。
 「おたくである」ことの面白さがそのまま描かれていて、好感が持てる、というよりは、なんかこー、
 おなじおたくである私自身の肩の力がにへーって抜けるというか、なんか、たのしい。
 あーおたくでいいんだ、っていうかおたくでよかったー、てかもっとおたくやりたい。
 そんな感じで私もリアルでおたく友達が欲しくなったりしました。
 
 あとはきんいろモザイクが、あー、なんか「健全」な子を観ると涙出てきちゃうなぁ。
 言葉とか論理とか、あるいは気遣いやら仁義的なモノから手を放して、ありのままのそのままの自分
 を気持ち良く出していくことが、たぶんきっと、一番歪みが無いことで、だからこそ、とても暖かくて、
 優しい気持ちを、なにより自分自身に対して持てる感じがしましたですよ。
 本当にきっちり徹底的に人ってありのままそのままになれれば、自然に自分に対してそして他人に
 対して優しく素直になれるって思う。
 逆に、本当の意味でありのままそのままになれないからこそ、歪なものが発生するんじゃないかなぁ、
 自己中・自分勝手とかはたぶん、なにかが素直になれない、或いはそうなれないなんらかの障害が
 自分の中に起きているということなんじゃないかな、そして自分がそうだと自他共に思われたくない
 からこそ、色々な人間関係上の「ルール」に支配され囚われて、汲々としちゃうのじゃないかな。
 自分に向き合い、自分にある障害を回復させることこそに力を使えばそれでいい、そう感じました。
 この作品の子達観てると、劇的なことも感動的なこともなにも無いのに、涙が自然に出てきます。
 人間関係に疲れている人にこそ、お勧めじゃよ。
 私もそうやってシンプルな生き方をするために、日々努めておりますぞ。
 
 あとはまぁ、どっこいどっこい。
 
 
 今期もよろしくおねがいします。
 
 
 おまけ。
 読書リストー。
 
 
 千早茜  「桜の首飾り」
 ゆなり  「入れ代わりのその果てに」
 姫野春  「くくりひめ」
 あさのあつこ  「ガールズストーリー おいち不思議がたり」
 同上  「桜舞う おいち不思議がたり」
 同上  「スーサ」
 小島水青  「鳥のうた、魚のうた」
 谷一生  「富士子 島の怪談」
 貴志祐介  「悪の教典 上・下」
 岩井三四二   「光秀曜変」
 同上  「あるじは家康」
 安部龍太郎  「レオン氏郷」
 三谷幸喜  「清須会議」
 浅田次郎  「憑神」
 堀川アサコ  「芳一」
 友井羊  「僕はお父さんを訴えます」
 
 
 だいたいこの頃は、純文学系・ホラー・歴史小説辺りが私の守備範囲というか、食指の可動範囲
 だったような感じですけれど、それに最近はライトノベル方向の作品にも手を出し始めています。
 文庫本じゃ無いライトノベル、という感じ?ふつーに単行本なんだけど、表紙がもうライトノベルという
 か、ああいうのなんていうの?、まぁWeb小説を書籍化した作品なんていうのも、あまり抵抗無く手に
 取るようになってきております。
 
 てか普通にジャケ買いならぬ、ジャケ借りしておりますな。 絵が可愛いと喰い付きますな。
 今の私のカンジですと、こう、ファンタジーというか、ファンタジーじゃなくてもよいのだけれども、
 ひとつ「物語」というものに沢山触れたい案配のようです。
 どっちかっていうと、女性作者さんのファンタジー、というか女性の「論理」を武器にして、異国なり
 異界なりを切り拓き、その中で自分の成長を通して、なにかもっと大切なものに気付いていく、
 みたいな、そういうのがお好みなようです、わたしは。
 
 んー、どっちかっていうと、そういう女子の向上心的「戦闘」的な生き様自身に共感しつつも、
 同時に、頑張ってるね、すごいよね、でもそんなにがんばらなくっても、あなたはあなたであるだけで
 充分愛されていいんだよ、みたいな、なんかこー、そういう頑張る女子をもうひとつ大きな位置で
 包み込むように見守る存在が萌え、っていう感じなのかなぁ、だいたいそういう系のキャラって、こういう
 系の作品に必ず出てくるっていうか、なんかそういう癒しを求めている私がいるようです。
 お疲れ様です。 (ぺこり)
 
 同時に、歴史小説も岩井三四二作品がいい味出してるっていうか、こう、等身大の人間の苦悩と
 いうか現実的な感覚というか、だっていざ出陣っていったってあれって大変なことなのよ?、基本出陣の
 費用はみんな自前なわけで、領主に割り当てられた分の人数揃えて武具揃えて兵糧があああ(以下
 略)みたいな、そういうひとりの武士というか戦う男達の懐事情及び、そういうものをも通しての、
 自分の生きている意味などを振り返ったりするお話が萌え。 どういうあれなんだろうな、私の属性は。
 
 
 ホラーは・・・・なかなか良作を見つけるのが難しいというか、私の求める最低ラインが高すぎるという
 のもあるのかなぁ、ドロドロのぐちゃぐちゃの恐ろしさを持つ作品にこのところ出会えておりません。 ぐぅ。
 ちょっと不思議で「嫌な」作品というのとか、悪の教典みたいな清々しいほどの狂いっぷりとか、そういう
 のはそれはそれでよいのだけれど、まだ、ちょっと、物足りない。
 人間の、というより人間同士の中に生まれるどうしようもないほどの不信感、疑心暗鬼、狂気、
 そういった閉鎖的村社会的なモノから生まれる、恐怖と嫌悪感と絶望感が湧いてくるような、そんな
 圧倒的なホラーが是非読みたいです、具体的にいうと岩井志麻子作品みたいな。
 
 
 純文学系は、っていうかなにが純文学なのかわからないので、取り敢えずホラーとかそういうきっちりした
 分類が出来ない作品を指してそう呼ぶことにしてますが、どうでもいいのですが、ただ純文学読んでる
  っていうとかっこいいと思われそうな気がしたので、そう呼ぶことにしてます、どうしようもないですね。
 
 といいつつ私の場合その純文学系というのはこれ、千早茜という作家が現在私の中で大プッシュ状態
 なので、純文学=千早茜みたいなことになっているので、とにもかくにも千早茜を読んでいるだけで、
 なんだかとても幸せという感じがしております、自分で意味がわからないことを言っているのだけは
 わかります。
 
 ちなみにこの人の作風っていうか作品は、んー、病気とか怪我とかそういうのは無いんだけど、
 自分の中にある「生きづらさ」やどうしようもない「虚しさ」に苦しみながらも、気付きや自覚を得て、
 なにかが変わりながら、別の境地へと歩んでいく、そういう回復と再生、もしくは癒しのお話です。
 アダルトチルドレンとかその辺りのことを、そういう概念や言葉を使わずに、非常によく練って表現している
 作品であるという評価を私はしております。
 
 
 とまぁこんな感じでしょうか。
 千早茜、岩井三四二、あさのあつこが、私のお気に入り作家に登録されました。
 なんかどんどん読書範囲が広がってくなー、いいなー、この感じ。
 図書館で借りるのはコスト的にも、ちょっとでもなにかが琴線に触れたら即借りということが出来るので、
 お財布の中身が残念な私にとってはありがたいことですね。
 
 
 西條奈加  「千年鬼」
 北夏輝  「恋都の狐さん」
 同上  「美都で恋めぐり」
 あさのあつこ  「明日になったら 一年四組の窓から」
 同上  「夜叉桜」
 富樫倫太郎  「謙信の軍配者」
 夢枕獏  「陰陽師 醍醐ノ巻」
 上遠野浩平  「戦車のような彼女たち」
 西尾維新  「アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」
 
 こっちは先日借りてきた本でござる。
 というかもうほとんど読んじゃったですけどね。
 やべー、次図書館行く日までどうするべい。
 まだまだ読書欲は尽きぬご様子です。
 
 
 
 ということで、今回はここまで。
 次回の更新予定は立っておりませんので、まーそのうちまたお会いしませう。
 とか言ってるとふつーになんか書いてたりするあまのじゃく、それが私です、へへ。
 
 それでは、ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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                            ■■ 今年の夏もアニメで! ■■

     
 
 
 
 
 紅い瞳です、ごきげんよう。
 
 
 暑さ厳しい今日この頃ですが、皆様如何お過ごしですか?
 私は、まだ生きています。 (ギリで)
 
 
 ということで、今回は今期アニメ視聴リスト(暫定版)なぞを書いてみました。
 よいしょっと。
 
 
 月: きんいろモザイク犬とハサミは使いようハイスクールD×D NEW
     私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
 火: BROTHERS CONFLICT
 水: たまゆら〜もあぐれっしぶ〜 ・ Free! ・ ブラッドラッド幻影ヲ駆ケル太陽
 木: ステラ女学院高等科C3部 ・ ローゼンメイデン
 金: 空の境界(とある科学の電磁砲R)ダンガンロンパ恋愛ラボ
 土: 物語シリーズセカンドシーズンサーバント×サービスげんしけん二代目
 日: 有頂天家族 ・ (進撃の巨人)ファンタジスタドールロウきゅーぶ!SS
     神様のいない日曜日
 
                              :全23作品 ()付きは前期以前よりの継続作
 
 
 は視聴継続決定、無色(灰)は保留、はもう1話くらい観ても変化が無ければ視聴打ち切り、
 という感じです。
 ちなみに前回の視聴予定リストにあったうち、帰宅部活動記録と銀の匙は、第一話視聴の時点で、
 これは無いな、という判断により即切り致しましたので、あしからず。
 
 んじゃー、各作品ごとにちょこっとずつ感想をば。
 
 
 
 きんいろモザイク: 王道という言葉はあまり好きでは無いけれど。 (第一話まで視聴)
 もうちょっとこう色々ひねってくると思ったら、割とそのまま直球だったのだけれど、だからといってがっくり
 来るかというとそうでも無く、なんだかこう、見ていて色々な自分の中の力が抜けていくような、
 ただありのままそのままを受け取ることが出来るような、そんな感じがして、特別なことはなにも無い
 けれど、特別深くも濃くも無いけれど、ああ、ただ生きてるってだけで幸せなんだなぁという、ああもう、
 こんちくしょう、素直になったなぁわたしめ! (意味不明)
 
 犬とハサミは使いよう: だめだこりゃ。 (第二話まで視聴)
 ただ暴言吐いてハサミ振り回してりゃそれでよろこぶと思ったのですか?
 嘗めないで欲しいものですね、まったく、ああいう暴言S系キャラの魅力を理解していない人が、
 ただそれを表面だけ汲み取って丸写しにしただけっていうか、つーかあれ、ただ自分の思い通りになら
 ないからハサミ振り回したり人見下すようなこと言ってるだけのただの子供じゃん、いや子供なのは
 別にいいんだけど、なんかただ苦し紛れにやってるだけで、全然主体性が無いのよね、ただ「お約束」
 だからやってるだけという、なんかもうSキャラとしてキャラが立っていないという言葉に集約される。
 駄目、これは駄目、こういうのは無い、ちょっとわたしは怒っています、ぷんぷん! ←子供以下
 
 ハイスクールD×D NEW: あんまり無理しないで・・おろおろ (第一話まで視聴)
 えーと、この作品はそんなに頑張ってエロとかおっぱいとかやらなくても、充分にエロいと思うのだけれども。
 その辺りはまぁ控えめにして、というかシリアスに走り過ぎたときの中和成分としてくらいにしておいて
 頂ければと。
 内容的には、主人公男子の魔族への溶け込みっぷりが、やっぱり見ていて落ち着くわぁ。
 自分が何者であろうと自分で無いことなど無い、だからこそ何者にもなれる、変化を容れることが出来
 る、そういう変容者としてのひとりの男子の自信を感じられて、心地良い。
 その辺りの魅力をしっかりと保持したまま、どんどんストーリーを進めていって欲しいですね。
 ちなみに私はリアス先輩一択だけど、嫉妬してなんやかやするアリシアも好き、というかその辺りの
 雰囲気が好き。 ・・・・もしやハーレム属性の追加ですか?わたし。 (さぁ)
 あとEDは第一期の方がよかった、あれは伝説、あのポールダンスには勝てはしない、残念。
 
 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!: うーんうーん。 (第一話まで視聴)
 正直に言うと、これはあんまり笑えない。 むしろホラー。
 というか、この主人公の子のこれは、んー、世間知らずをこじらせ過ぎて自分の脳内世界の常識だけ
 で世界を見渡してる、で、自分の欲望とか全部他者に投影しちゃって攻撃対象にしてるというか。
 わかりやすくいうと、妄想族。他人の心の裏を読んで軽蔑してるんだけど、でも実はそれは自分自身の
 心を他人に投影してるだけっていうか、あーこの子、すっごい自分のことが嫌いなんだな、自信が無い
 んだな、だからその本当は「クズ」みたいな他人(=自分)を想定して、私はあいつらとは違う、だから
 私はクズなんかじゃ無い、っていう・・・・あー・・なんか私の近しい人にいるのよこういう人。
 別に悪い子じゃ無いんだけど、他人を悪者にしなくてはやっていられないほどに自分自身を悪者だと
 思い込んでいる、この子の姿見てるとね、私は悲しくなっちゃうのよ。
 評価基準とか価値観とかおそろしく表面的一面的というか、ネットやなんかにあるものをそのまま
 自分に移植してるだけで、全く「自分」基準のモノが無いおそろしさ。
 ある意味滅茶苦茶洒落になってないんだけど、それをあんまりギャグに消化し切れてない、むしろ
 こういう子を「嘲笑う」系の感じになっている気もして、ちょっと私は不安かな。
 この子がやたら前向きなところ、何度でもトライし続ける懲り無さ、その辺りをギャグに持っていこうと
 しているのはわかるし、それはそれでよいと思うのだけれど、うーん、ほんとこれはこれからの描き方次第
 でただの露悪モノになってしまうことあるかもしれませんねぇ。
 ていうかこれ、ギャグに走るより、むしろこの子の色々なものが解決していくストーリーの方が、私は
 素直に観れるかも。
 
 BROTHERS CONFLICT: 萌え。 (第二話まで視聴)
 要するにさぁ・・
 ハーレムモノって、男子にしろ女子にしろ、その主人公以外の異性が全員その子のことが好きで好きで
 しょーがない、っていう、そういうお話なわけでしょ?
 なんか以前はそういう精神があんまり好きじゃ無かったんだけど、この頃はそういうの逆に、素直でいい
 じゃん、っていうかそういうことを願う自分の気持ち自体はとても大切なことじゃん、そういう自分の気持ち
 を愉しむっていうのは、自分を知り自分を生きるという意味ではとっても大切なことじゃないかなーって、
 そうおもうようになってきたらあら不思議。
 こ れ は 萌 え る 。
 っていうか、他のキャラ達の主人公に対する「好き」という自分自身の気持ちに対して、どうしていくのか、
 っていう、それをどう言葉や行動で表していくのかという、そういうのを感じられることが、主人公キャラに
 私を移入して愛されてる感を愉しむのと同じくらいに、萌え。
 その辺りは、男子主人公のハーレムモノより、女子主人公のハーレムモノの方がしっかり描けてるような
 感じがあるよねぇ。
 主人公女子に自分を移入して、自分が愛される心地良さだけじゃなく、周りの人達の、その人自身
 の誰か(主人公)を好きという気持ちに共感したり、あるいはその気持ちが他ならない主人公(私)に
 向けられているということへの、感謝の気持ちを感じられるというか、私を好きになってくれてありがとう
 みたいな。
 その辺り、この作品だけじゃ無いけど、女子主人公ハーレムモノの女子の謙虚さって、非常に好感が
 持てるし、同時に落ち着いて、改めて「男子」がひとりの女子を好きとおもうきもちの暖かさに、なんか
 こう、涙が出てくる。
 あーなんかこう、もっと繊細な感じで「好き」というものを、男子主人公ハーレムモノでも描いて欲しい
 なぁと思いましたよ、わたしゃ。
 色々な女子達に愛される男子の感じとか、「女子」がひとりの男子を好きとおもうきもちを、もっとこう、
 ほらパンツとかおっぱいとかじゃなくてさぁ、もっとちゃんと描いて欲しいわけよ、もっとちゃんと・・・・・
 なんか無理な気がしてきた (ぉぃ)
 
 たまゆら〜もあぐれっしぶ〜: 特になし。 (第二話まで視聴)
 いい意味で悪い意味でも、取っ掛かりが無くて平坦なアニメだなぁ、と思っていたんですけど、
 上記の作品なんかで人の気持ちをじっくり感じたりしてると、あーなんかこー、特にこの作品のEDなんか
 見てると、あーそっかぁ、この作品って「亡くなったおとうさん」への想いを大切にしているひとりの
 女の子が、自分で意識している以上にその想いに影響を受けていたり、そして思っている以上に
 その想いがあってもなくっても生きていられる自分を感じながら、ゆっくりと前に向かって歩いている、
 そういう作品なのだなぁ、とかそんなこと思ってたら、涙じわってなった。 最近号泣よりじわっとが多いな。
 主人公の女の子を、ちょっと離れた斜め後ろくらいの位置で、あたたかく見守りたい、そんなおとうさん
 な心持ちで見ていくと、お話の起伏の無さとは関係の無い、この作品の魅力を感じられるように
 なってくるやもしれません。 他は特になし。 ほんとなし。 (ぉぃ)
 
 Free!: 筋肉フェチ女子萌え。 (第二話まで視聴)
 江ちゃん可愛いよ江ちゃん。
 この作品には筋肉の躍動美やら美しさを期待していたんですけど、実際始まってみるとあんまり良く
 描写されていなかったので微妙とか思ってたら、これだ。
 うんうん、自分の欲望に正直な子は先生大好きです。
 ちなみに先生は、男子は筋肉よりも鎖骨派です。 ここテストに出ます ← 眼鏡を指で押し上げながら
 で、江ちゃん自身も赤みがかった髪のポニテをうなじも鮮やかに結い上げて、抱き締めたくなる感溢るる
 細身で華奢なフォルムに声は渡辺明乃という意外性、そしてなにより短いスカートの下から伸びる
 形のよいふともも、というまぁうん、かわいすぎてきゅんきゅんします。
 ・・・・そろそろ余罪も含めて誰か私を逮捕した方がいいんじゃないかな。
 肝心の男子の方は第一話の時点ではピンときませんでしたけど、第二話で主人公のハルにぴんと
 きました。
 心のままに願うままに、勝ち負けやタイムなど関係無しに渇望しているもの、泳ぐということそのものへ
 の深い衝動、それに身を委ねていく男の強さに、ちょっとくらっときた。やばい、これはいい男だ。
 その自分をひたすら極め続けていく中で、必然的に勝ち負けやタイムを必要とする場面に、拘り無く
 凜と臨んでいけるような、そんなハルちゃんが描かれていくなら、この作品は近年無い男の魅力を
 主人公にした作品になっていくような気がします。
 まぁ私は江ちゃんがいればそれでいいんですけれど。 (ぇぇぇ)
 あと前述作品のブラコンにしろこの作品にしろ、EDのゴージャス感は異常。 お腹一杯デス。
 
 ブラッドラッド: これだから男は。 (第一話まで視聴)
 もう一度言いますね。
 私は、 自 分 の 欲 望 に 正 直 な 子 は 大 好 き で す 。
 そりゃあね、由緒ある(?)吸血鬼なのに、ご先祖様達みたいなくっだらないことには興味無く、
 今を全開に生きるオタク趣味溢るる残念好男子の元に、その大好きで愛してやまないオタク文化を
 作った人間の、しかも女子が魔界にやってきたら、それはもう天地を揺るがす大事件でしょ。
 興奮、大興奮、いや落ち着け、落ち着け俺、落ち着いてリスペクトする人間に失礼の無いよう、
 オタクファッションで出迎えるんだ、いやまて、どうしようこれ変じゃないかな?(オタク的に)、と一応
 魔界のいち地区を治めるボスなのに、ていうかそのナワバリで侵入者が暴れてるって報告が上がってん
 のにそれ全無視で人間女子の出迎えに頭一杯、でやっと連れてこられた女子とふたりきりになったら
 無論吸血などどこふく風で全力でオタトーク開始(一方的)、みたいな。
 やべー、なんかこの吸血鬼男子かわいすぎるかっこよすぎるwwwww
 で、そのあとなんやかやでその人間女子が人間じゃ無くなってしまった時点で一瞬で興味を無くす
 節操の無さ、もとい潔さを発揮。 ここまで清々しいといっそ好ましいんですけどwwww
 好きなものに全力出して突っ走る、そういう「魅力」を持った存在に対して、周りの者はどうするのか、
 という、むしろこの吸血鬼男子に対する私達に対する、自分自身の気持ちとその表し方こそがこの
 作品には問われているのかもしれません。
 自分勝手な奴と思って切り捨てるのか、それとも自分も同じように自分の好きなものに突っ走って
 みるのか、そういう私達自身の態度こそが、こういうキャラの魅力を決定するのだと私は思うのです。
 
 幻影ヲ駆ケル太陽: 微妙。 (第一話まで視聴)
 今のところ、面白いと思ったところが1カ所も発見出来ていないのだけれども。
 んー・・実の親が死んでいて、親代わりの人に育てられてるみたいな話は、なんにせよなんらかの
 形で感情移入するのだけれど、んー、なんかこの作品にはあんましそういうの起きないんだよなー。
 たぶんこれ、そういう要素を全然活かせていないというか、ただの設定にしかなってないからなのかなぁ。
 親代わりの人の娘さんとの関係も、なんかなー、あんまりぐっとこないというか、ただお約束を消化
 してるだけみたいで、やっぱりこう、感情移入する気が起きない。
 本格的に動き出すのは次の話以降からみたいだけど、どうかなー、というところ。
 
 ステラ女学院高等科C3部: なにかもうひとつ柱が欲しい。 (第二話まで視聴)
 二話で失速。
 んんー、なんか早くも底が尽きちゃったかな、これ。
 もうちょっとこう、しっかり真面目にサバゲして欲しいというか、あとキャラ的にもひとりの焦点が当たると
 他のキャラがモブレベルにぞんざいな感じになっちゃうのはどうかと、で、肝心の焦点当たってるキャラも、
 なんかなー、なんかなー、こう、突き抜けたものが無い。
 もっとしっかり各キャラを立たせないと、これはほんと埋もれていって終わってしまいそうな感触。
 第一話の時点では結構可能性を感じたのだけれどもねぇ。
 
 ローゼンメイデン: 共 感 し た 。 (第二話まで視聴)
 雛のこと一部例外を除いて前シーズンまでのことは忘れました。
 うん、これはもう別作品としていちから見てみることにしました。
 そしたらあら不思議、なんだかジュン君に共感してしまいましたとさ、まる。
 いや腹の中で店長の悪口言ったりとかしてるとこじゃ無くて、没コミュニケーションなとこでも無くて。
 なんかこう、気付いたらひとつのことに夢中になってたとことか、集中してるときはそれ中心の生活に
 なってることとか、そういうときは全然人の目が気にならなくなってるだとか、いいじゃない、人形作り。
 たとえ自分に見えている世界が灰色だったとしても、たとえそれから逃れて自分だけの時間に閉じ籠もる
 のだとしても、ああして人形を黙々と組み立て、部品が届くのを無意識ながら心待ちにしている、
 気付けばそうして生き甲斐を見つけている、本人にその自覚は無くともそうして生きている、その
 ひとりの人間の存在が、私にはこう、秘められた暖かさを感じさせてくれました。
 なんかあの映像自体がひとつの癒し効果があったかも。
 以前だったら逆に私はひとつのことに集中して他のことが目に入らなくなったり、他人と交流しないこと
 なんかには反発や否定を感じて、共感なんか絶対に出来なかったけど、今はなんかあっさりと出来ます。
 それはきっと私もひとつのことに「安心して」集中出来るようになったからだと思います、今までは、
 なにかから自分を守るために、そういうことが出来ていなかったんだって、改めて感じました。
 やー、なんかいいなぁ、ローゼン、久しぶりに観れて、続編を観られて、よかった。 はふー。
 ひとつのことに、自分の好きなことに集中する、それだけになれた瞬間に、それは自分に立ち返った、
 ということになる。
 そのときに初めて、他の人達の元へ踏み出す、その足場を獲得したことになるって、私はおもう。
 その足場が無い状態で、ただ周りの中に溶け込み、泳ぎ、立ち回っている状態をいくら続けても、
 きっと人は成長出来ないし、そしてきっと、生きていても他人事の人生になるような気がします。
 
 空の境界: なんという、情熱。 (第二話まで視聴)
 ぐん、とくる。
 自らの中にあそこまで飛び込めるひとりの人間に、私はぐんと、引き込まれる。
 あそこまで身と心を投げ出して、脇目も振らずに自分の中で必死に生きようとする人間に出会ったとき、
 私はふたつの反応を示す。
 拒絶と、没入。
 拒絶は、没入を恐れるがゆえ。
 なぜに没入を恐れるか?
 没入すれば、それはわたしひとりになってしまうから、わたしひとりで、このわたしを生きなければならなく
 なるからだ。
 もう逃げられない。
 目を逸らすことなど出来ない。
 拒絶しても、拒絶の対象はずっと目の前にいて、ずっと私はその中にいる。
 孤独。
 私がこの世界の中で、唯一絶対無二の存在であるということを、ただのひとりも自分と同じ存在が
 いないということの、その切実な絶望。
 同じ人間がいないということは、真実自分のことを理解し、自分のことを救うことが出来る人間は
 いないということだ。
 自分を真に理解し真に救うことが出来るのは自分しかいないという、恐怖。
 それが身を竦ませる、逃げ出すことが出来ないのならばいっそこの命をと、己の胸に刃を突き付ける。
 己が己を受け入れ、己が己であるということを受け止め、己が己を生きるという決意。
 それは死への嫉妬から沸き起こる、激しい怒りによって為されているものなのかもしれない。
 死にたいのに、死ねないんだ。
 死にたいのに、死にたくないんだ。
 どうして、生きようとするんだ!!
 生への怒りが、死への恐れと繋がっていることに気付いた瞬間、なにかが弾け飛ぶ。
 『死が、私のまえに立つんじゃ無い。』
 勇気も、覚悟も、なにも無い。
 ただどうしようもない、衝撃的な怒りだけが、このひとりの少女を今、此処に在らせている。
 ああ・・・私はそれがとても心地いい・・・・そして・・・
 その少女の怒りの突き抜けた先にある場所に、私は立ってみたいとおもう。
 自分の中にいる、もうひとりの自分。
 ひたすら、ひたすらなにかに没入していく、もうひとりの自分を守るために。
 かつて幸せを祈った、その大切な、もうひとつのわたしのために。
 生きて、戦う。
 好きと嫌いの織り混ざったこの作品との出会いを、感謝します。
 
 ダンガンロンパ: 割とこの先がたのしみ。 (第一話まで視聴)
 第一話の段階では、いまいち判断に困る出来、という感じでしょうか。
 というか、このあとどれだけドロドロにやれるか、ということに尽きる。
 どれだけエグいことがやれるか、ということでもある。
 面白いことに、現時点でどのキャラも基本的には人を殺すことには抵抗がある、というより効率の
 観点で人を殺すことのリスクを考えてそれを実行しない、という感じで進んでいるのよね、これは
 いいですよねぇ、殺し合いになれば当然自分も殺される確率が上がるのだから、殺人、及びそれが
 グループ内で許容されるような状況というのは極めて生存効率的に悪いものね。
 だから、逆にその生存効率を脅かすような状況をセットしていくことで、殺し合いを始めるところまで
 追い込んでいく、その手並みに期待出来ます。
 そして無論、生存効率の観点から、如何にそういう状況に追い込まれても、人を殺すことを回避する
 ことを選択出来る、あるいはその論拠を見つけ出していく、そのふたつのぶつかり合いなんかになったら、
 これはもう私は傑作認定致しますよ。
 だから当然、たんなる道徳的倫理的観点による「人は殺しちゃいけないんだよ」みたいな主張を、
 ただ力ずくで潰していくだけの低劣な作品になるなら、私はもう観ませんよ。
 ちなみに生存効率の中には、「幸せ」というものも入っておりますので、お忘れ無く。
 人を殺した人が幸せになるのは心理的に難しいことです、その辺りのリスク計算も入れて、のお話。
 
 恋愛ラボ: 今期最高作! (第一話まで視聴)
 おんなのこがかわいい。
 ボケツッコミがおもしろい。
 ・・・・。
 これ以外、なにがいるというのですか?(微笑)
 正直に言うと、ゆるゆりやけいおんより面白いとは思わないし、ボケツッコミもゆゆ式の方が面白い。
 さらに正直にいうと、全部に満足してるわけじゃなくて、物足りない点も多々ある。
 決して、パーフェクトじゃない。
 でも。
 私はこの作品が好きだと感じました。
 これでいいんだよ、これで、と素直に愛を告白できる案配です。
 正直言うと、今期は私的には不作のシーズンに分類出来るのですが、その中で一本の清い花を
 見つけたような、そんな感触です。
 これでいいんだよ、これで。
 ギャグコメ作品の感想を書くのは苦手なので、どうも上手く書けないのですけれど、この作品は
 ボケツッコミを基底にしていながら、それだけでは無い、なにか「安心感」のようなものを与えてくれます。
 なんかこー、丁度良い温度のお風呂に浸かった感じ。 ふいー♪
 ・・・ごめん上手く語れないや (よしよし)
 
 物語シリーズセカンドシーズン: 物 足 り な い 。 (第一話まで視聴)
 ああそうか、阿良々木君がいないからか。
 むぅ、戦場ヶ原様に虐げられる阿良々木君がいないからか。
 うーん、主人公の存在の大きさを改めて認識した次第である。
 ・・・・・。
 うん、正直いうと、戦場ヶ原様×委員長ちゃんは微妙でした。(違)
 いや微妙っていうかよくわからなかったっていうか、このふたりの関係性がいまいちしっくり私の中に
 馴染んでこないというか・・・・うーん・・・
 面白くなかったわけじゃ無いんだけど、なにかが足りない、ああ、阿良々木君か、というかむしろ、
 これまで阿良々木君の「語り」に頼ってこの作品に接していたから、この状態に慣れていないだけ
 なのかもしれないなぁ。
 ていうか、委員長ちゃんに集中すればいいのか。
 ・・・・。
 結局この作品の感想って、私の場合、私がこの作品をどういうスタンスで見ればいいのか、という
 ことにしかならないのだけれども。
 わかるものはわかる、わからないものはわからない、その辺りをきっちりして観ると、結構やっぱり、
 落ち着いて観れますね。
 ・・・・・・感想でもなんでもないな、これ。 (完全に)
 
 サーバント×サービス: こういう方が私は好感を感じるなぁ。 (第一話まで視聴)
 うわこれたのしいww
 新人公務員が、巫山戯たり真面目になったり巫山戯たり巫山戯てたら肩の力が抜けてしゃんとしていく
 ような作品。
 要は、巫山戯る作品ww
 なんていうか、真面目くさって仕事の厳しさだとか難しさだとか責任だとかを、説教口調で語るものより、
 こうして仕事をたのしむ、以前に楽しいことをしながら仕事をしていく中で、仕事っていうのも生活の
 一部なんだよねぇ、っていう、なんかこう、より仕事というものを身近に感じられるような感触が、
 私的には非常に好感度高いよ、これ。
 気楽にリラックスして適当にやればいいんだよーあははー、みたいな、まぁ実際そういう人私の場合も
 いたけどw、なんかそういう方が落ち着いて等身大に自分と向き合って、自分に合ったベスト(休憩の
 取り方やリズムも含む)を尽くせるから、かえって効率もいいし効果も高いと思うし。
 会話劇的ながら同時に仕事しながら、仕事しながら巫山戯たことしながら、そういうひとつの仕事空間
 と仕事時間がとてもたのしげで、観てるこっちが嬉しくなっちゃうような、そんな感じがしました。
 マイペースなこの作品の人達のはたらきっぷりが、それだけで「笑い」になるのは、これ、すごい公務員
 のPRになってる気がするwww
 私も時折公務員さんにはお世話になるけどさ、べつにあくせくとびしばしとやって欲しいとは思わないし、
 税金使ってたのしげな「はたらきかた」のモデルを示して貰えるんだったら、わたしゃむしろ歓迎だしw
 それは仕事をしないのとは、全然別のことだしねー。
 あと名前ネタでこんだけ笑ったのは初めてww確かにこれは公務員怨んでいいレベルwww
 あーいいなぁこの作品、なんかとっても穏やかな気持ちになる〜♪
 
 げんしけん二代目: 男の娘が反則すぎる。 (第一話まで視聴)
 波戸君やばいよ波戸君。
 女声と男声を使い分けられるってすごすぎwww
 あと完全オタク娘のスーもやばい。 あの子アニメの名言しか喋ってないだろw
 前シーズンまでの事はあまり覚えていない私ですが(ぉぃw)、全体的になんというか、キャラ間の
 パワーバランスの描き方が絶妙で、ゾクゾクしましたw
 ていうか大野さんがなんか色々解放されててフリーダムでなんか笑ったwこれはよい変化w
 前期までと違って女子がメンバーの主力になって、しかも腐女子勢力もメインに食い込んで、
 ていうかBL好きな男の娘まで入部してきて、欲望満載でそれを受け入れる大野さんとか、相変わらず
 空気が存在しない世界の住人のクッチーに、さらに受け度が上がってる斑目さん。
 ・・・・・・やっべ、なんかこのサークル入りたいwwwww
 ぬるヲタが完全ヲタ化していく痛々しい感じを描くのでは無く、既に完全ヲタの即戦力達が、いかに
 自由にたのしくヲタを生きていくかが描かれていく感じなので、非常にこの先が楽しみです。
 この作品のひとつの魅力は、大学生(ちなみに舞台は名前は変えてあるけど中央大学)らしく一定の
 節度というかコンプライアンスの理解があるとこでもありますよね。
 ちゃんと社会の中で、オタの居場所を作っていくための現実的判断をこなしていくのは、観ていて
 落ち着くのと同時に、なぜか逆にスリルも感じさせてくれます。
 ただルールだから守らなくちゃいけないんだよというお子様脳では無く、なぜそういうものが必要なのか、
 ちゃんとひとつひとつ考えて理解している、あの人達の聡明さが、ああ、やっぱりこう、刺激的。
 
 有頂天家族: 能登えろいよ能登。 (第一話まで視聴)
 狸と天狗と人間のお話。
 お師匠さんの天狗、とその弟子の狸の話があって、そんで姉弟子の人間がいて。
 姉弟子はかつておしとやかででもミステリアスな強さがあり、そんな弟子を慈しむように眺めていた師匠。
 ところが現在はその弟子は師匠から離反し、魔性の女的な感じになってしまう。
 お師匠は気を落として自堕落な生活に閉じ籠もってしまう。
 弟弟子はなんとかしてお師匠さんを元気付けようとするも、頑固爺と化したお師匠さんはけんもほろろ。
 お師匠さんの中にはかつての女弟子のことが息づいており、ていうか割と恋しちゃってて、未だに彼女が
 自分の元に帰ってくるのを待っている、手紙なんかも書いちゃって、でも実際会うと素直になれなくて
 ツンデレしちゃう萌え爺っぷりが可愛らしく、けれど姉弟子はもうお師匠さんには興味無しでつれない
 態度を通り越してさりげなく陰険に拒絶。
 むしろ自分に惹かれているけどそれを隠してる弟弟子に興味あり、色々かまかけたりちょっかい出したり。
 ・・・。
 まぁそんな感じのお話でございます。
 基本的に現時点では「師弟愛」を元に軽やかに趣深く色々なものを描こうとしている作品に見受け
 られます。
 なかなかに乙な作品でございます。
 
 ファンタジスタドール: 微妙。 (第一話まで視聴)
 うーん・・まぁ・・・こういうアニメがひとつくらい視聴リストにあるのも悪くないんだけど・・・
 ていうかこれ・・ほぼ子供向けアニメ・・?
 うーん・・・・観るのが面倒臭い、って感じたら切るかなぁ・・・・
 行き当たりばったりでよろしく。 (感想じゃねーよ)
 
 ロウきゅーぶ!SS: ロリかどうかは確定なのだけれども。 (第一話まで視聴)
 基本的に私は、「親密な」関係というのが大好きなのです。
 だから小学生の女の子達が、一生懸命感じたり考えたりしたことを話して、共有して、共感して、
 よっしゃいっちょみんなでがんばろー、おー!、っていうノリは、なんというのかな、ひとつのコミュニケーション
 萌えとして、私には受け止められているし、むしゃむしゃと美味しく頂いていたりするのです。
 この作品の主題(?)は私は「チームワーク」だと思って読み解いているのですが、ひとりひとりの個性が、
 それぞれ大事にされて、そうして大事にされるからこそ、存分に自分を魅せていく、それがひとつひとつ
 自信に繋がり、ますます輝いていく、そういう子供達の「育成」として、そもそもチームワークというのは
 存在しているんじゃないかなー、チームに貢献出来る能力を育てるのじゃなく、あくまで個性を育てる
 ためにこそ、チームという機能があるというか。
 個というものが上位にあり、そして最大のものであるという思想が、なんだかたぶん、無意識のうちに
 この作品の底流には満たされているように感じます。
 スポーツって、そもそもなんなんだろう、それを何度でも、この作品は私に教えてくれるのでした。
 実際今回第一話を観て、わたしゃ感動というか、感激しちゃったよw
 ひとりの女の子の「自分」が、ああやって大切にされるからこそ、そうして大切にされた「自分」こそが、
 その自分と同じ他の人自身の大切な「自分」への共感や、そしてそれを元にした助けや協力を
 発生させるんだよねぇって、改めて、深く感じました。
 みんなは、ひとりのために。
 だからこそ、ひとりがみんなのために、安心して、健全に、そして自然になにか出来るようになる。
 それは恩返しでも義務でもなんでもない、極めて当然の気持ちの流れだとおもう。
 だって、自分が満たされて幸せになれたんだから、今度はみんなも幸せになってほしいじゃない。
 私もしあわせ、みんなもしあわせ、それはただ純粋なる、しあわせに包まれる幸福の追求。
 すべては、私もみんなも含む、この巨大な個としての「私」の感じるしあわせのため。
 いいネ! (乾杯)
 
 神様のいない日曜日: お菓子あげたくなる感。 (第一話まで視聴)
 アイちゃんにお菓子あげたくなる病、開始。(なに)
 いやー、これはちょっとやられちゃったな私、これはきたこれ。
 あー、アイちゃん(CV.豊崎愛生)の可愛さはなんだろう、健気、というのとはちょっと違う、頑なというか
 頑固というか、ある意味信じたことを疑えないというか、でも狂信という感じでは無く、たぶんそれは
 あんまりモノを正しく考えられないだけだから、そういうことが出来る状況になれば結構この子は色々
 出来るようになるんじゃないかなぁ、っていうかでもそもそもこの子供に、小さな女の子にやらせるべき
 色々なことってなんなんだろう、墓守とかよくわかんない大役やたせて、その役に見合うように頑張って、
 自分が墓守だって信じて疑わない、というかそれを信じることしか出来ないような子供に、あーなんて
 ことでしょう。
 でも、なんか、悲しくはない。
 アイちゃんの頑張りに、なんか悲壮感が無いっていうか、ああほんとこの子はこれから次第でどうにでも
 変われるんだっていう、今はちょっと色んなことが起きて混乱して辛いかもしれないけど、でもだいじょうぶ、
 なんかそんな風におもう、というか私こそがこの子に言ってあげられるような、そんな可愛さ。
 抱き締めたくなるような可愛さでは無く、お菓子あげて頭がしがし撫でて嫌がられたくなる可愛さ。
 抱き締めてひとつになって守ってあげなくちゃという悲壮感では無い、半歩の距離で見守って側にいて
 あげたいという、納得感。
 ああ、この子はこれでいいんだ。
 完全に大人の仮面を被り切って心の中が歪んでいく不健全さは無く、ただ大人ぶってえっへんと胸を
 張るこどもらしい背伸びっぷりが逆にこの子の健全な可能性を感じさせる。
 ああ、この子に旅をさせてあげたい。
 この子に色んなものを見せて、色んな体験をさせて、そして色んな人達と出会わせてあげたい。
 そんな、親心な萌え属性。
 だいじょうぶ、しあわせになれるよ。
 だってアイちゃんは、しあわせに生きてきたんだから。
 これからだって、きっとだいじょうぶ。
 これからは、アイちゃん自身が、今まで周りの人達に与えられてきた幸せを、実現していくんだよ。
 アイちゃんの中にある、幸せの記憶が、アイちゃんを導いてくれますように。
 
 
 
 という感じです。
 塵も積もればなんとやら、でございます。 全然ちょこっとじゃなかった ←書いた本人がバテてます
 
 
 まー、今の段階ですと、私的には恋愛ラボ空の境界が頭ひとつ抜けている感触でしょうか。
 観てて文句なく面白いのは、サーバント×サービスと、げんしけん二代目
 これからもっと面白くなっていきそうなのが、、ブラッドラッドきんいろモザイク
 あとは、ローゼンメイデンロウきゅーぶ!SSなどの続編がどこまでやってくれるか。
 物語シリーズセカンドシーズンはまぁ、別枠でしょうか。
 
 続編モノを除けば、全体的に今期は不作気味ですが、続編組が頑張ってくれているので、
 改めてな感覚で臨み、そしてその上で今期発のアニメも観ていきたいと思っています。
 おもいをこめて。
 ・・・。
 いやちょっと言ってみたかっただけ。 (照)
 
 
 以上。
 視聴リストの決定版が決まったら、またUpしますね。
 
 
 お暑いので、皆様体調にはお気を付けて。
 私もちょっと本気出す。 (体調管理的に)
 
 では、皆様にも良き今期アニメとの出会いがあることを祈りつつ。
 ごきげんよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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