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++Index++ 2023年3月21日編
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Rozen
Maiden
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■4/20-- 17日更新分に追記。 これまた面白かった。 ■4/17-- 今期開始アニメの感想をだだっと書く修行。 私の幸福度=おもしろいアニメの数 ■ 4/7-- まどマギ新編劇場版の感想のようなものを書き殴りました。 だいぶ書き方を忘れているのに、だいぶ以前の文章と大して変わってない、悪い意味で。 ■3/19-- お久しぶりの来期アニメ語りが始まりますよっと。 まだ寒いっすねー、三月とか、はは、笑える。 ■1/6-- 新年あけましておめでとうございます。 ネタがないとディープなことを書き始める癖をなんとかしたい、とはあんまりおもっていない、今年のわたしの始まりでござんす。 |
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>パ パ と 呼 べ (気持ち悪い人風に・・・ |
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-- 140417-- |
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■■ 豊作ゆめきぶん ■■ |
ごきげんよう、皆様。 |
さて、本日は今期開始のアニメについてたっぷり書かせて頂きます。 |
いやー今期はかなりな豊作なので、私はもうほくほくでございます。 |
私の趣味に合うのがこんなにたくさん、やめて、もうアニメのことしか考えられなくなっちゃう! |
はい。 |
ということですのでね、すっかり有頂天になって頭の中のお花畑が満開になってしまっている私の勢いの |
ままにですね、書きたい放題乱れ打ちに書いていきますのでね、絶好調なんでね、覚悟しろよ皆様。 |
読まないでいいものがこの世にあるということを、思い知るがいい! |
良い子はこんなの読んでないで、せいいっぱい生きてね、私からの忠告だよ。 |
忠告はしたからね、したよ。 |
ということで、以下、今期開始アニメの各第一話を観ての私の感想です。 |
あ、今回は私的評価としてABC的なものも蛇足してみました、だいぶ相対評価になってます。 |
◆ |
ブレイドアンドソウル: C |
だいぶなにも考えずに楽しめるアニメに仕上がっていて、余は満足じゃ。 |
観るのに一切のストレスを要せずに、それなりにストーリーやのアクションの「進行」を楽しめる。 |
簡単に言えば、お酒飲みながらぼーと観てればいいアニメ。 以上。 |
蟲師 続章: SS |
絶 句 。 |
第二話があまりに圧倒的で、私は胸がいっぱいになったよ。 |
なんでこの作者の人はこんな物語が書けるのだろうと、溜息というか、なにかこう、祈りに似た気持ちを |
持ってしまった。 神様ーみたいな。 マジか。 |
蟲という特異で不思議な生き物がそこに存在しているという事自体の不思議さと、人の心の機微と |
その動きを非常に深いレベルで繋げていく様は、もうなんと形容していいかわからない。 |
どっちかっていうとこの原作者の人は、女性より男性の心の有り様の描き方の方が、随分と深みが |
あるような気がするね。 すんごかったよ、あのふたりの男の心のたてる音がきこえたよ。 |
ただただ呆然と、くしゃくしゃになって私は泣きました。 |
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース: C |
一番感じたのは、おかしいな、無数にツッコミどころはあるはずなのに、マジでなにひとつ突っ込めねぇ! |
ってことだよ、いやなにこれ、どこに突っ込んだらいいかわからないくらいにツッコミどころが多すぎる、 |
という意味じゃ無く、ツッコミどころが、そうでなくなるくらいにものすごく説得力のある描き方をされて |
しまっているという意味で。 |
簡単に言えば、ふつーにかっこいい。 あれ? ジョジョってこんなんだったっけ? |
というか、既にジョジョとその母親自体が親子漫才をキメまくってるので、そこに全部が吸い取られてるの |
かもしれない。 |
たぶん、そういうことなのかもしれない。 どうでもいいのかもしれない。 |
selector infected WIXOSS: B |
暗い雰囲気がグッド。 |
あとあれですか、双子姉の秘められた愛とかを混ぜ込んで、不穏かつバッドな雰囲気を出そうと |
いうわけですか。 |
うん、結構上手くいってると思うよ、主人公のばーちゃんに心配かけないように、がんばって友達作ろう |
という感じとか、さりげなく描いているけどかなり不穏当というか歪んでる感間違っちゃってる感が滲んで |
て、この感触はいいわぁ、ひりひりする一歩手前で、ううんなんでもないと隠しちゃったような、さぁて、 |
その隠したものを次に開けたときにはどうなってるのかな、どうなっちゃってるのかな、みたいな。 |
不穏だ、不穏すぎるこの作品! 誰もがごくごく「当たり前」の感情のまま「ふつう」に生きてるのに、 |
気付けば、一体わたしはどこで間違っちゃったんだろう、みたいな、うわぁ、 お も し ろ い 。 |
この作品観てると私自身の悪趣味さをじっくり味わいつつ、同時に、この不穏な感触の中で生きる |
キャラ達に、なにか逆にぬくもりというか共感のようなものを感じるのよね、グロテスクなものへの愛、 |
みたいな。 ん? ちょっと違うか。 |
悪魔のリドル: S |
予 想 以 上 の 出 来 。 |
うあー、マジか、こんなんきちゃったか。 |
キャラの魅力というか、キャラ紹介だけでここまで個性を出し切るのはすごすぎる! |
ほんとに第一話は各キャラの顔見せ程度だったのに、たぶんこれ、キャラの設定自体がぶっとぶレベルで |
練り込まれてるんだろうなぁ、如何に人間の「嫌な」ところを凝縮しつつ、それを「エロ」く仕上げていくか、 |
ここまで来ると、嫌悪感という名の快感を感じちゃうよ、私は。いや私がMだからじゃなくて。Mだけど。 |
この私のいう「嫌な」というのは、そうだなぁ、「心の闇」みたいなものじゃ無くて、自分の中にある、 |
自分が一番「嫌っている自分」ごと、相手を徹底的に切り刻む、という感じね。 |
強烈な自己嫌悪の発露であり、強固な自罰であり、そしてその嫌っている自分を切り捨てることで、 |
残りの「素敵な」自分だけは生き延びようとする、そんな切実であり、自滅的破壊的な感触。 |
うーあー、こいつらほんっっと自分のこと大嫌いなんだろうなぁっていうのが伝わってきて、すっごい嫌な感じ |
がするし、空恐ろしいし、けど、そこにガチでのめり込む様が最高にエロい。 |
というか、その「エロさ」がそれぞれのキャラ造型の根幹を成してる気がするわけよ、わたしは。 |
んで、そんな連中のなかに、あれでしょ、 |
おそろしすぎて見てられんわ! ←指の間からばっちり観ながら |
もっとも、現時点ではその女子こそが素人で標的なのは正解なんだけど、実は最も凶悪で、暗殺者 |
連中の方がばっさりいかれちゃうような気がするのだけれども。 |
あとこの杉田はむかつく。 死ねばいいのに。(ぉぃ) |
FAIRY TAIL新シリーズ: D |
駄目だこりゃ。 ←頭を抱えながら |
うーんうーん、絵柄が変わるとこうも違うのかー、演出も微妙に変だし、んー、んー、んんー。 |
なんというか、この作品って、色々なレベルでの「お約束」が支えてたんだなぁと今更ながらに思う。 |
いまのとこ、この新しい絵柄と演出で面白いところを魅せてることに失敗してる気がするし・・・ |
つか、 な ん か 暗 い 。 |
この作品は、どんなに暗くて絶望的な展開になっても、それこそ「お約束」のようにキャラ達がそこから |
這い上がり、ぶっ飛ばし、うわーって叫ぶ、そこにこそ良さがあると私は思うのね。 |
だけど、こう全体の雰囲気を暗い感じにしてしまったら、なんか違うじゃないですかー。 |
もうちょい、なんとかして欲しいでござる。 |
魔法科高校の劣等生: D |
ス ー パ ー コ ン ト タ イ ム 、 開始。 |
大 爆 笑 。 |
まずい、笑いが止まらない、死ぬ死ぬ。 |
なにこの徹頭徹尾完全に開き直った俺様最高兄様は、やめてよね、真顔でそんなボケられても! |
実はすんごい能力持ってる超優等生なんだけど、ゆえあってそれを隠して劣等生として入学、 |
でも能ある鷹は爪を隠すもんなんだぜ、チラっ、と爪をこれみよがしにチラ見せして、ふっ、と笑うとか、 |
やめて、死ぬ死ぬ、お腹痛い、ひぃひぃ、もうやめてー! |
おまけに妹だけは兄様の才能を知ってて、兄様が差別されるたびに兄様のすごさを以下略、そして |
その妹を優しく労ってる俺かっこいい、みたいな、そして妹は兄様にうっとりとか、ああ、おまえら |
馬鹿なんだろ、すっごい馬鹿なんだろ、お腹痛い、兄様も馬鹿だけど妹もだいぶ馬鹿だこれ。 |
そんな耽美(笑)コントを展開して、周囲は突っ込むかと思えば、おまえらも乗っかるんかい! |
ああだめ、こういう系のボケは久しぶりすぎて、笑うのに容赦がなくなっちゃう。 |
『最も差別意識があるのは、差別を受けている者である、か。』って、そりゃおまえの事だろがーっ! |
ああもう、この作品のツッコミ待ちスキルがあまりに高すぎて、お腹痛い。 |
兄様も妹も「罪悪感」を元手にして互いを利用してるだけの関係で、愛もくそも無いんだけど、 |
というかこの兄妹の関係って、ほぼアル中の夫(依存症者)とそれを支える妻(共依存者)と一緒 |
の構造を持ってるように見えるんだけどその辺りを一切無視して、愛情の問題に仕立て上げるやり口は、 |
あまりに乱暴すぎて、逆にまぁこの世界ではそういうもんなんだろ、という受け入れを私に引き起こさせて |
くれる、つーか、もうコントにしか見えない、お腹痛い、死ぬ死ぬ。 |
それでも世界は美しい: D |
これはまた・・難しいとこきたな・・・ |
ぶっちゃけ、第一話の時点だと全くの駄作だと私は感じたんだけど、一話のラストを観る限り、第二話 |
以降なにやら面白くなっていきそうな気配はあるのよねー、さて、どうしたもんか。 |
ほぼ庶民なお姫さんが、結婚相手のショタ(おそらく陰険)王様とどうバトっていくのか、すごい楽しみでは |
あるんだよね、この手の話は私はどうやら好きらしいので。 |
ポイントは、どれだけお姫さんが女子の「理屈」を唱えられるか、かな。 |
このお姫さんをヒーローにしたり、逆に王様側の論理に隷従するだけにしたりではない、それこそガチで |
王様とやり合う中でお互いを高め合っていく、そういう女子男子対等なお話にしていって欲しいナ。 |
そしてそれに応えられる、素敵で魅力あるショタ王の成長に期待! がんばれ男の子! |
以上、妄想でした。 |
極黒のブリュンヒルデ: C |
ま さ か の 腋 フ ェ チ 宣 言 。 (違) |
笑った笑った、あーあんなに力一杯な宣言は爽快すぎる! |
そして、既に方々でネタになっている、まさかの九九に対する珍回答! |
あのセンスはいままでなかった、最高です、これはもう伝説です! |
あー全然ギャグ作品じゃないはずなのに、この一発ギャグは今期で一番笑ったよ。あはははははh |
ただ、逆に他の部分への取っ掛かりの無さが際立ってしまったかなぁ、いやこの作品はかなり物語の |
語り口自体に色々かかっているのはわかるから、まさにこれからなんだけど、それにしても、第一話で |
ここまでなにも盛り込まないのも、ちょっと不安。 |
というか誰かあの天然セクハラ主人公を止めろ。 ←ニヤニヤしながら ぉぃ |
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まぁとにかく、二話以降も続けて見てみるです。 |
ラブライブ!第二期: B |
いやあの、私、てっきり夢オチだと思ったのよ、そしたらなに?、え、ほんとなの? |
ほんとにあの子が生徒会長なわけ? え、あれでいいの? |
みたいな感じで、割と冒頭からぽかーんとして観てたんですけど、えっと、このアニメってこういうんだっけ? |
とか思ってたら、基本全然一期と同じだった、あー、うん、もうどうでもええわ! |
という感じで、はい、ラブライブ再び始まりましたというノリのまま、全開ですっ飛ばしていくのかと思いきや、 |
早速プチシリアス、かとおもいきややっぱり元鞘でした、みたいな。 |
あ、うん、ごめんね、正直、疲れたよ、こういうジェットコースターみたいなの、年寄りには色々こたえる |
んじゃよ、ふふ、ふふ、あー、たのしかった、また乗ろうっと ←魂遊離中 |
一週間フレンズ。: A |
正直、 こ の 作 品 を 認 め る の が な ん か 悔 し い 。 |
いやーなんだ、この私の心理は、なんかこの作品が良いのはわかるんだけど、すげーっておもうんだけど、 |
それを私の中で、じゃあこれを好きって私が言うのか?、高い評価を与えるのかっていうと、なんか違う、 |
なにかが引っ掛かってる、なんだろう、よくわかんにゃい。 |
なんかこう、にゅるっと・・・・そう、なんかこう、私の手からにゅるっと抜け出してしまうような、 |
ひとつひとつ丹念に描き出していってるんだけど、それはこう、この作品自体という作り手がそれを全部 |
担っちゃってて、視聴者としての私が担える部分があんまないんだよねー、というか。わかるかしらん? |
悪くない、むしろすごい作品なんだけど・・こう、「私の作品」になんないっつーか、ちょっと距離があると |
いうか・・・・なんか、私のものじゃなくて、人のものみたいな・・・あー・・・なんか、せつないかんじ。 |
私のものにならないんじゃ、いいよもう、みたいな、誰がいいなんて言ってやるもんか、ばーか、みたいな。 |
でもこう、もじもじと柱の影から覗いてる、みたいな、あー・・・・・ちょっとこの頭割れないかな(落ち着け) |
もっと簡単にいうと、オタク的に俺の嫁みたいな感じで萌えたり共感したり感情移入するのが、なんか |
出来にくいってことだね。 なのにキャラの感情だけが一方的にこっちに流れ込んでくる。 |
うあーもどかしい、うあーうあー。 ←なにやってんでしょうね、この人は |
星刻の竜騎士: D |
現時点では、ぶっちゃけキャラの問題だと思う。 魅力的なキャラがおらん。 |
それはそれで逆にすごいけど、だからまぁうん、キャラ自体はこれからまだどんどん新しく登場するっぽい |
ので、それを観てから再判断してみるのがベストな気がする。 |
というか、第一話の時点では、なんともかんとも。 |
魔法少女大戦: D |
女 の 子 は か わ い い の に な ぁ 。 |
それを損なうに余りある他の意味不明なキャラの威力が高すぎる。(自爆的な意味で) |
えーと、べつに私は世界観が謎とか、不条理とか、説明不足とか、そういうのは全然へーきなのよ、 |
けどさ、あれはないでしょう、キャラ自体の存在理由が意味不明すぎる、マスコットのようなゆるキャラの |
ような、たんに雑に取ってつけただけのようなアレ、なんだろう、もしかしてこの企画考えた人、このアニメの |
こと嫌いなのん? 潰したいのかしらん? |
というか・・・これ以上なにも思いつかないなぁ・・・二話以降も変わらなければ、視聴打ち切りですな |
ブラック・ブレット: B |
うなじがいいね。(きいてない) |
ロリとおねーさまのうなじがよかった、それが最大の感想。 |
黒髪ヒロインの人はなんか隙があるエロさを湛えていて良かったね。 |
残念ながら蹴ったり蹴られたりな私の趣味を満たす方向性では無かったけど、この三人の女子のそれ |
ぞれの有り様が結構それぞれに存在感と、たのしみ方があったので、合格点をあげよう。 |
ただもう少し、その分主人公男子に頑張って欲しいところだけれどもね。 |
そして私はおねーさま@甲斐田裕子にアビスに招待されたいです! 甲斐田裕子さんは私の好きな |
声優さんです! 久しぶりにおねーさま役ありがとうございますっ! 大変素敵でございました! |
あとロリの人は、ロリというよりはありゃ、子どもだね子ども、子どもががんばっておしゃまなことをいったり |
やってるかわいらしさ、というか健気さを含む「可愛げ」が、結構この作品の肝になってる気がしたな。 |
「子ども」っていうのがテーマというか、割と残酷な設定なんだけど、その中で「悲壮」に頑張るという |
意味での健気さでは無く、単純に自分は自分であり、周りがどう言おうと、ひとりの子どもとして、 |
隣にいる年上の男(主人公)に追いつこうと背伸びする、その「子ども」らしさとしての健気さ、 |
それは大人視点から観た「子ども」では無く、子ども視点から観た等身大としての、「子ども」という |
適応力のある存在の可愛げをこそ、こう、観ている私達が私達自身の中にもあることを感じるたのしみ、 |
というのがあるよなー、なんて、思ったりしました、あと世界観も良いよね、割と次回以降がたのしみな |
作品っす。 あと小山さんはさすがでした。 |
ソウルイーターノット!: A |
まさかの百合三角関係、勃発。 |
まぁ、それは今後のおたのしみとしてですね。 |
なんというか、主人公の独特なノリがよかったのですよ、なんかこう、ポジティブとかネガティブみたいに |
すっぱり割り切れる性格じゃ無いんだけど、こう、すーっと、現実に馴染んでいける、でもそれは適応力 |
が高いんじゃなくて、彼女自身がすごく「現実感」を持って生きている、すなわち、生々しい感情を |
持って生きている、言い換えれば、「今」を生きているから、というように、私には見えたのね。 |
こういう子と、じっくり話が出来たら、きっとたのしいだろうなー、って感じがするし、今なにを感じて、なにを |
どう思ったのかとか、こっちがしっかり聞く気持ちで受け入れたら、どこまでも彼女自身の話をしてくれる |
だろうなぁ、そこには常識とかみんながそうだからというのが無い世界、はー、私はこういう子好きなんよ。 |
自分で考え、自分で感じて、それを表現出来る、なんだか、あれだけ見ただけで、そういうものを |
予感されるものを、あの主人公の子を使って、見事に描き出すことに成功していたように思う。 |
その主人公を軸にして、残りふたりの女子(ツンデレ娘と天然ボケ子)とそういった素の関係が築かれ、 |
それが描かれていくことを、私は切に願っている。 真面目か! (いいえ、ひとつの萌えです) |
棺姫のチャイカ: S |
こういうのを、素直に、素晴らしいと言いたい。 |
取り立ててここが凄いというのは実は無いんだけど、全体的に妙にすーっとすっきりするというか、 |
ものすごく喉越しが良い感じがして、しっとりと全部が私の中に浸透してくる。 |
構成要素として、ヒロインのカタコト饒舌ぶりとか、主人公妹の微妙にアホなところとか、山中で行き遭っ |
た人喰い(?)ユニコーンの不気味さなどなど、レベルの高いところはあるのだけれど、むしろそれらを |
非常に素直に作品の中に流れとして添わせているところにこそ、この作品の真の味わいがあると、 |
私は感じている。 |
ひとつひとつの芸が細かく、乱れが無い、ボケとツッコミも非常にジャストフィットしているし、萌えやかわい |
さというよりは、なんだろう、お!、っと思わせるようなキャラの所作言動そのものにこそ魅力がある。 |
派手なアクションや演出があるわけじゃ無いんだけど、キャラ自体のあらゆる「動き」そのものを見ている |
だけで面白い。 |
そして今更気付いたけど、原作者は「すてぷり」や「アウブレ」の人なのよね、だからなのか、世界観、 |
というより、世界の描き出し方が非常に上手い、つまり、一部を見ただけで、世界全体の雰囲気を |
感じられるような、説明なんてほとんど無いのに、すっと引き込まれる、これは語り口そのものの妙な |
気がするね、しかもその語りは説明的言語では無くキャラの存在そのものを通して為されてるんよね。 |
とにもかくにも、今期で一番、作品世界にひきこまれる楽しさを堪能出来た作品です。 |
それと実はこの作品のキャラの瞳って、妙に存在感あるのも特徴。いやデカいとか星とかじゃなくて。 |
なんだろ?キラキラしてるわけじゃないんだけど、なんだかとても美しいのよね、描き込みが多いのかしら? |
あと、銀髪黒眉は、あり。 うん、あれは、ありだ。 大いに励み給え。 |
エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜: D |
まず最初に言っておく。 |
ヒ ロ イ ン の 声 が 高 す ぎ る 。 |
うあー、なんか合わないよー、語尾がきぃきぃしすぎよー、これのんのんのほたるんの人よね?中の人は、 |
でも合わない、これは合わないよー、悪い意味で、作品からとっぱずれちゃってるよー。 |
内容的には、可もなく不可もないけど色々足りないなぁ、というところ。 |
もっとこうなにか無いと、これじゃ見続けるのは苦痛かもねぇ、一応、もうちょい様子見が妥当かしらん。 |
ご注文はうさぎですか?: B |
ヒロインの子が、のんのんのなっつんが巫山戯てぶりっ子してるように見えて仕方無い! |
とまぁ身も蓋も無い第一印象でだいぶげっそりいったんですが(ぉぃ)、やはり内容的に色々期待して |
いたほどの威力は無くて、正直いうとちょっと残念。 |
もっとこうこまめにボケていいから!、遠慮しないで突っ込んでいいから! |
んで、かわいいとか萌えかと言われると、んー、なんだろう、それもちょっと違うかなぁ、ただこう、なんだろ、 |
ハムスターがくりくりと一生懸命に動き回ってるのを眺めてるときのような感覚というか、見てて飽きない |
というか。 |
色々とちぐはぐ感もあるんだけど、なんだろ、まとまってないんだけど、その雑多感はそれはそれでいいと |
いうか・・・上手く言えないなぁ。 |
ぐっとひきこまれてがっと笑ったりたのしんだりすることが出来ないくらいに、微妙にぶったぎれ感があるんだ |
けど、なんだろ、一場面一場面だけを取り出して楽しむことは可能というか、これ、原作は四コマなの? |
ただ後半ヒロインふたりがお泊まり会するときの感触はよかったなー、ちゃんとお話したり出来るかなぁとか、 |
そこら辺はちょっと共感したかなぁ、あとさびしくないさびしくないとか、わかるわかる、わかりすぎて死ねる。 |
評価としては、全体的にもっとまとまりがあればかなりな傑作と言えるけど、まとまりが無い分、傑作化 |
に失敗した、でも傑作と言えるかどうかとは関係無く、たのしみ方次第では色々と引き出しのある作品、 |
という感じでしょうか。 |
もっと正直にいえば、私は結構好きな、この作品。 |
主人公ヒロインの瑞々しさ、妹(?)ヒロインのゆっくり打ち解けていく感触なんかは、時折こう、 |
胸をせつなく、はっと、暖かく染めてくれるのが素敵で、そっとやさしく抱き締めてあげたくなっちゃうね。 |
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金: A |
これは近年見ない異色作、と言ってもいいのではないかな。 |
設定とかアクションとかなにかそういう派手なものがあるわけじゃ無いんだけど、キャラの言動の間合い |
というか、ある種の「法則性」が独特なのよね、この作品って。 |
それは奇っ怪な言葉遣いをするとかいうものじゃなく・・・なんだろ、お約束的な掛け合いじゃ無いという |
か、このタイミングでこれを言ってこれを言い返す、というのから外れたタイミングでこう当人の本音を |
さらっと出したりとか、こうしようああしようと言ったりとか、ええと、わかるかな?わかりませんよね、うん。 |
声優さんの喋り方自身も、なんか微妙に意識してなにかのタイミングを外してるようにきこえるのよね、 |
なんか演劇的というか、でも私達の知らない種の演技というか・・・ |
人間同士(ひとりは幽霊だけど)が会話しているようで、なんだか互いの気持ちや感覚を含めた「謎解き |
」をしているような、色んなピースをこれでもないあれでもないと、はめたりはずしたりしてるような。 |
観てるこっちの受ける感触としては、すっごい、ドキドキする。 |
他人と接触するって、こんなに興奮するものなんだっけ、というなんだかものすごい根本的なところが |
揺さぶられるような気がするのよね。 |
演劇的といっても、決して大仰でも奇をてらったものでは無いし、普通に観たらなにも変なところは無い。 |
でもなんだろ、主人公男子とヒロイン幽霊の掛け合いのどちらの立場に私を移入しても、すごい興奮 |
するというか、浅く入ったり深く潜ったり、駆け引きでは無い互いの「体の中のぶつけ合い」みたいな |
ものがぱーっと広がってて、うん、物凄い濃密な感触を私は感じた。 |
あるいは、一目惚れも恋すらも無しで一瞬で互いの色々なもの、それはおそらくお互いの「間合い」を |
分かり合ったような関係性を築いてしまったような。 観てて、圧巻以外のなにものでもなかったのん。 |
たんにノリがいいというだけでは無い、ある意味の行間を独特の手法で埋めきった作品かもしれない。 |
勿論、キャラ同士の掛け合いだけじゃ足りないので、補助的に作品の演出や語りなどもあってこその |
この出来だと思うけど、こういうのって、次に続くかどうかが勝負の分かれ目ね、二話以降このレベルが |
保たれれば、これは今期一の奇作になると私は予言するよー、うん、おもしろかった。 |
あと現時点で、今期の男子陣の中でこの主人公男子が一番魅力的。 いったれ、いったれ! |
犬神さんと猫山さん: 判定不能 |
今期一の問題作。 |
というか、 変 態 だ 、 変 態 が い る 。 |
百合ギャグ変態アニメ、ここに降臨。 |
あわわ、なんか私だけ取り残されて、ど、どうしようって周りを見渡しておろおろしてるよー、なんだー、 |
これはなんなんだー、なんでこの犬のお嬢さんはこんなに健全そうに変態できるんだー、なんだこれー。 |
観てるこっちが恥ずかしいを通り越して、ほんとどうしたらいいのかわからなくなるぞこれ、なんだこれ。 |
これこそ真のツッコミ不能作品なのかもしれないけど、全方位に気張ってツッコミ入れてるキャラ(中の |
人はゆるゆりの京子ちゃん)に申し訳無くて、こっちも頑張って突っ込もうとするんだけど、おろおろ、 |
これ、突っ込んでいいのかな、これ、どうしよう、おろおろ。 |
なに言ってんのかさっぱり自分でもわからないのだけど、つまりは百合のお嬢さんが一方的にもう片方の |
お嬢さんに迫る(というかセクハラ)んだけど、片方は突っぱねる、と見せかけて割りとまんざらでも無い |
かもしれないいや違うもん!という、ちくしょう、おまえら結婚しろよこら!、と言ってる間にも変態の |
お嬢さんは加速度的に以下略。 |
一度、皆様もご覧あれ。 (爆弾を投げ渡した気分) |
以上、今期アニメ感想でした。 |
まだ視聴予定として、デート・ア・ライブU、シドニアの騎士 メカクシティアクターズの三作が |
未視聴で残っているのですけど、余裕がありましたら、追記という形でのちほど本稿に記載させて |
頂く予定です。 |
追記: |
デート・ア・ライブU: B |
甘ったれ女子共が真面目な男の子にひたすら甘えまくるお話。 |
私も堂に入った甘ったれなので、これはもうごろにゃんさせて頂きました、ふいー、極楽、極楽。 |
甘えというのはすごく大事なことだと私は思うのよね、甘えられれるという事自体がまず、自分が甘える |
ことを自分に「許す」ことが出来るという意味で、非常に自己肯定感があると言えるし、健全な自尊心が |
あるということだと思うのよ、言い換えれば自分には甘える価値がある人間だと思えているという事だと |
思う。そうした自分を許し認めることが出来るということが、自分を信じることが出来、そして他人を信じ |
ることが出来それが豊かな人間関係を築いていく礎になる。 |
そしてそうした事が出来るようになるためにこそ、最初に甘えられる相手がいる、すなわち甘えることを |
許してくれる人との「出会い」そのものが、すべての健全な人間関係の第一歩になる。 |
そういう意味で、人間不信世界不信のど真ん中にいた、異次元から舞い降りてきた孤独な少女を、 |
デートしてデレさせる、というこの作品のコンセプトそのものが、ひとりの人間の成長物語になってるように |
私には思える。 |
少女達が、自分を受け止めてくれる人の存在を実感し、それを試すなどしつつ安全であることを確信 |
していくにつれ、やがては相手にもまた、自分に甘えて貰いたいという対等な意識が芽生えていくの |
だろうし、そうして自立していくのだろうなぁ、あー、自立ってほんと、人とどうやって信頼関係を豊かに |
築いて支え合っていけるかってことだよなぁ、ひとりで全部やるとか人に頼らないとか、それはただの孤立 |
だよね。 |
甘えられない、自分には人に甘える価値が無い、甘えてたら自立出来ない、なんていうのは、それ自体 |
がもう既に、自己肯定感の欠如、自尊心の低下を示しているし、病的だと私はおもう。 |
不健全な人ほど人に甘えられなくなるし、健全な人ほど人に甘えることが出来るのかもしれないなぁ。 |
孤独な己が人や世界に抱き留められて生きていく感触に暖められて、私は涙を流す、私にとってこの |
作品は最泣きアニメのひとつなのよん、そして私は十香萌えなのである。 十香かわいいよ十香。 |
シドニアの騎士: D |
う、うーん。 |
面白いか面白くない以前に、これは私の趣味じゃないのかなぁ、という感じかしらん? |
映像技術的に、ほー、と思えるところは散見されてはいるので、そこを考えればもうちょっと評価だけでも |
上げてもいいのかとは思うのだけど、私の趣味かどうか、ぶっちゃけ私が面白いか、という私をメイン基軸 |
に据えて考えた場合、うーん、ううーん、という感じなんだよね。 |
基本的に私はキャラ重視なので、そのキャラに私が「魅力」を感じられないと、うーん、って感じ、まぁ |
もっと簡単にいえば好き嫌いの問題なのかな。 |
この作品の世界観とか思想的なところは正直に言えば、あまり好きじゃないし。。 |
ただ逆にいえば、こいつおもしろいなと思えるキャラが出てくれば、掌とかその他とか全部ひっくり返して |
GJとか言い出す可能性もあるので、もうちょい視聴継続してみるです。 |
あと実は微妙にこの先どういう展開になるのかという意味で、ストーリーそのものには興味あったりする。 |
メカクシティアクターズ: A |
ひきこもり男子が画面の中の女の子におちょくられるお話。 |
おちょくり女子@ニャル子さんのクオリティがもはや芸術レベルで、拍手すら出来ないよこれ、すごすぎる! |
もうこのおちょくりだけ延々とやって頂きたい!暴言とか毒舌とかそういうのでは無く、真実「おちょくる」 |
という言葉だけで構成されていて、これはほんとにこれだけでもたのしいなこれ、おちょくりCD出たら |
買うよこれ!(ぇー) |
ていうかおちょくり女子さんや、あんたご主人のことヒキニートネタで散々おちょくってるけど、あんたも |
某作品で某ひきこもり女子の某ささみさんやってたんだからね! なんだこれ。 |
そしてこのおちょくり女子っぷりは、ご主人にまとわりつくような、要するにこの子ご主人に構って欲しい |
んだなみたいな可愛さがあるし、同時にご主人のひきこもり男子もまた、基本おちょくりにこてんぱんに |
されっぷりなのが可愛げがあってよし。全くしないわけじゃないけど、基本ツッコミでやり返すタイプじゃない |
のよね、この子。 |
そしてライフラインであるPCのキーボが壊れてしまったので(原因はおちょくり女子)、しかたなしに一年 |
ぶりの外出の決行っぷりがまた面白いというか、チャーミングというか、ただでさえ他の人の目が気になる |
中でおちょくり女子におちょくられながら目的地に向かうとか、ハードル高すぎんだろ!つかイヤホン外せ |
イヤホンを!あんたマゾか!あ、そうかそうなんだな!よし!(ぉぃ) |
お話は途中で急に雰囲気が変わってなんだかなぁな展開になってくのが、少々残念だし、今後が不安 |
だけど、前半のおちょくり的なネタだけで高評価すぎるし、それをこれから上手く使えていけば、結構面 |
白い作品になっていく気がする。 |
基本演出はまどマギタイプで、随所にしつこいほど化物語的な演出をちりばめてる感じなので、 |
シャフト的にはけっこう斬新な味わいもあるので、そういう点でも注目していきたいね。 |
追記は以上。 |
ここまで読んでくださった方は、きっともうどんなヲタクの妄想にだって付き合えます、私が保証します。 |
はい。 |
今期は私の感じでは、蟲師がやはり断然ですね。 |
そして悪魔のリドルと、棺姫のチャイカもこのペースでいってくれればかなりな傑作かと。 |
他にも感想で述べたように、たのしめる作品が今期は揃っているので、ほんとに私はテンション高い。 |
どんとこい、どんと。 |
ということで、今回はここまで。 |
ごきげんよう。 |
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