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◆◆◆ -- 2005年1月のお話 -- ◆◆◆

 

-- 050125--                    

 

         

                                  ■■晴れのち曇り■■

     
 
 
 
 
 
 ごきげんよう、紅い瞳です。
 今年は確か例年の30倍くらいの花粉がとぶとか、
 花粉症持ちにとっては死刑宣告に等しい事態なはずですのに、未だ音沙汰御座いませぬ。
 あれ? 鼻がむずとも反応せぬよ?
 おかしいです。
 例年ならもう既に花粉の飛来とともに意識も軽く飛んじゃってる時期ですのに、
 なんという事かよく考えたら有り得ないくらいに普通です。平静です。明鏡止水の境地です。(鼻が)
 どういうことですかこれは。花粉はどうしたのさ。
 とはいえ花粉なぞ来ないに越したことは無いので、安穏を貪って踊りまくっている訳なのですけれども、
 しかしどうせまた忘れた頃に鬼のような襲来があるのは予定調和のうちかと心得ておりますので、
 一応用心はしているのですが、でもそれより花粉の無い事に浮かれまくっていてもう駄目なので、
 ええと、その、覚悟しておきます。
 
 
 さて、さて、さて。
 花粉の恐怖に怯えるよりは残り僅かの余生を狂ったように過ごすのが定番ですので、
 この際花粉とか地球上に存在しないことにしておきましょう。
 それで。
 私の現状報告というかそういうかその辺りのお話を。
 一応色々々ありますので、しばらくこれくらいの更新ペースとレベルでお送りする日々が続くと思います。
 そうですね、2月の頭近辺に一段落付く予定ですので、それくらいまでだとは思いますが、
 でもたぶんその次の週あたりくらいからまた一悶着を自主的に起こさざるを得ない状況下にありますゆえ、
 えっと、おそらく2月下旬、はやくても2月中旬まではこんな感じかと思われます。
 ということはつまり、それまでアニメの感想とか書かないのかしら? とか思われるとおもいますが、
 残念ながらたぶんそういうことになるんじゃないかなとか、割と平然と言い放っておきます。
 フルバとかについても書きたいのですけれどね、今はちょっとアレですので。
 あ、で、ということなのですけれども、一応2月の終わり、もしくはきりのいいところで3月から、
 それからフルバアニメの感想を書き始めるかもしれないという事は確定、ということでお願い致します。
 とかなんとか言ってもっとはやくに書き始めていたりしたら、きっと私が壊れたのだと思ってくださいませ。
 
 でー。
 現状報告とかいって予定のお話をしてしまいましたので、よりを戻します。
 
 ◆紅い瞳の現在位置:
 1.アニメ方向
  ・カレイドスター ・・・そのうちDVDを買って一族累代の家宝にしたいというレベル。
   意地でも子孫に継がせます。ハマりすぎ。信仰レベル。毎日の礼拝は欠かしません。
   天使のそらをみんなで応援しよう、しよう、しよう! 
  ・鋼の錬金術師 ・・・スカーが居なくなったので、ここから怒濤の展開。見ているだけで楽しい逸品。
   あとアーチャーの活躍とかこれから、すごい。
  ・ラストエグザイル ・・・クラウスのカッコ良さがわかる人とはなかなか深い仲になr(以下削除)。
   ラヴィを使って磨けるところまで磨きたいです。なにをってクラウスの男っぷりを。
   アルはまぁ、そのうち。
  ・十二国記 ・・・風の万里の章の最終回が大好きです。陽子、初勅にて、伏礼を廃す。
   もうなにもこれ以上言えません。
  ・ガンダムSEED デスティニー ・・・もの凄く面白くなってきたので、
   どんどんキラは行ったらいいと思います。アスランもそろそろシンを従属させましょう。
   あとカガリがなにをやってくれるのか楽しみです。ルナマリアはすっこんでろ。
  ・厳窟王 ・・・ほっといても素晴らしい。実に余裕たっぷりですね、伯爵。
   あれだけ多くのものを備え持っていながら、まだまだまだその先へ行けるスペックの高さがステキ。
   でも取り敢えず誰かエデを止めないと恐ろしい事になります楽しみです。
   カバルカンティ方面は止めた方がより楽しい感じ。アルベールに愛を説かれて改心が理想的。
  ・スクールランブル ・・・こういうの好きだなぁー。
  ・ジンキエクステンド ・・・今期開始アニメ唯一の生存者。むしろ標本として敢えて保存か。
   ツッコミどころが多すぎてこっちが心配してあげないとあっさり無かった事になってしまいそうなところが
   可愛いくて素敵だと思い(以下略)。
   ていうかあのおじいさんが怪我したのは青葉のせいっていうか、
   ガキんちょがひとりコクピットに入り込んだ程度で狼狽えてる変態兄ちゃんのせいだと思うのだけども。
   あそこまで自分の過失を認めないで青葉責めまくるあんちゃんの男気に惚れた、訳は無いです。
   
 2.漫画方向
  ・よつばと!とあずまんが大王で必死に現実逃避しているところです。
  ・羊のうたの最終巻だけ再読して、改めて羊のうたの感想を書くことの困難さに気付きました。
   うん、気付いただけ。
 
 3.ゲーム方向
  閉鎖中。
 
 4.書物方向
  ・上泉伊勢守信綱(永岡慶之助) ・・・ぐだぐだでしたねぇ。
  ・陰陽師 太極巻(夢枕獏) ・・・悪い方向に文章の簡素化が進んでいる印象を受けた。
   さらっとしてるのが美しくて好きなのだけれども、そのさらっと部分の分量が少なくなりすぎてる。
   マンネリ化を恐れていないのなら、もっと堂々とマンネリ部分をカットせずに書いて欲しい。
   だって私は陰陽師はひとつの詩みたいなものだと思っているもん。
   話としての面白さと共に音としての文章の羅列の心地良さを楽しみにしています。
  ・老兵は死なず(佐藤愛子) ・・・好作品。私にとって。
   この人の考え方自体には半分以上賛成しかねるも、
   こういう考え方を以て生きている事ができる人の存在は大肯定中。
   やっぱりこういう人を残せないとね、私達は。
   これからも宜しく私達の喧嘩相手の務めの程お願い致します。
 
 5.願望方向
 ・絵が描きたくなりました。 (カレイドのユーリのせいです。笑顔じゃ仕方無い)
 ・Webデザインの勉強がしたくなりました。 (だってひどいもの)
 ・サイト改装に始末をつけたい。 (同上)
 ・鑑賞会とかしたい。 (マリみてとかガンスリとか灰羽とかその辺りで)
 ・小説を書きたい。 (そろそろ我慢の限界です)
 ・ていうかなんとかなれ。 (現実とか)
 ・時間よ、止まれ。 (おやすみなさい)
 
 
 
 

 

 

-- 050122--                    

 

         

                                  ■■流れて転んで■■

     
 
 
 
 
 
 ごきげんよう、紅い瞳です。
 取り立てて時候の挨拶をネタにして書き出したいという欲求に駆られませんでしたので、
 こんな感じで普通に始めてみました。だからなんだと言われましてもなにもありません。
 さてはて。
 ネタ無し時間無しやる気無しと黄金の大三角形が脳内で巧妙なバランス取りをしている昨今の私、
 其処に付け入る隙は無いかと小首をかしげたり、はてなマークを突っついて遊んでいたりするのですが、
 その、ええと、つまり。
 いっその事やる気無しの一辺倒になってくれれば、思いっきり大の字で惰眠を貪れるのですけれど、
 なにげに色々とやらなくてはいけない事があって、その上それが割と行き詰まっていていたりして、
 私にしてはかなり珍しく真面目に事に向き合っているので、ネタなんて考えている暇も無く、
 忙しいときこそ日記ネタを考えてしまうというオートスキルも発動せず、あれ? なんか私じゃないみたい。
 というか私はもともとこういう人なんです。
 ひとつの事にほんとにハマるとそれ以外見えなくなっちゃうという、
 残念な方向にロースペックな人なんです。
 ネタなんて仕込めるかボケ。
 でもネタなんていつもちゃんと仕込みしてから調理した事なんて無いような気もしますので、
 ほら、いつもネタなんて調理してからできるじゃないですか。
 ていうか全部終わってから気付くじゃないですか。
 あ、私はこういう事書いてたんだ、とか。
 大体いつもなんにも考えずに書き出してるじゃないですか。馬鹿みたいじゃないですか。馬鹿ですが。
 ですからネタが無いとか忙しくてそれにハマっちゃてるとか、そんなの関係無い訳ですよ。
 ましてややる気無い事なんていつもの事じゃないですか。
 要はね、この三つの要素がいや〜な感じでパワーバランスを保ってるのがいかんのです。
 つまりね、結果論なんですよ。
 私はここのところ日記を書いてないのは、ネタ無し時間無しやる気無しだからなのだー、
 って取り敢えず有り得そうな理由をまとめてセット売りして厄介払いしたいだけなんですね。
 いやいや、正直理由なんてどうでも良いんです。
 日記書いてない、というその事実だけでいいんです。
 ええっとね、なにが、言いたいのか、というと、ね。
 
 これで一回分の日記の字数は稼げたかな、って、もうそういう感じだぞーって、ただそれだけ。
 心の底からやる気ありません。
 
 
 
 
 
 ◆ ◆
 
 勉強って面白いですね。
 なにかを見てそれを自分のものにして、そしてさらにその先に到達したいって思える、
 それ自体がむしろ面白くて面白くて仕方がありません。
 学べるものなんてそこら中に転がっていますし、なんなら学べないものなんて無いなぁって。
 つまるところ私が学びたいという欲求を自分の中に育ませていく事を続けていられる限り、
 この私の楽しんでいるということを無くすことはできないような気がする。
 それに学び方、というそれ自体にも私の個性が活かせるというところが堪りません。
 色んなコトをもっと知りたい、考えたい、身につけたい、そう願い続けることで、
 どんどんと私の学習法が洗練されていって、それ自体も嬉しくって、
 いつだって私は学習者としての喜びを甘受できて。
 勉強する、という事の一番大切な事は此処にあるのだと私は思う。
 目の前にあるものがそれが学ぶに値するか値しないか、それを判定するもの、
 それが必ず自分である、とそう言えるようになる事ができると、すごく楽しいと思う。
 それはその判定をする事を楽しむ、という事では無くて、
 判定できるからこそすべてを学ぶに値すると断定することができるという事。
 そっちの方が私は断然面白いと思う。
 学べ無いものなんて無い。
 そしてだから自分が思ったり考えたりしている事を、人に伝えようと思える。
 自分の考えを理解できないのはそれが相手が馬鹿だからだとか不勉強だからだとか、
 だからわかる奴だけわかればいいとか、そんな事思ってるときは大体私は勉強を放棄している。
 自分の今の状態に自己満足して、そこまで相手が登ってくるのをふんぞり返ってただ見ているだなんて、
 そんなの勿体無さ過ぎる。
 私はそうして自分の場所で待っている間に、相手に如何にわかってもらえるかを考え、
 その術を学んでいきたいと考えたい。
 自分を伝える方法をもっともっと沢山学びたい。
 それは自分がなにかを学ぶときに、ただ相手の「わかりやすい説明」を待っているだけでなく、
 自分から理解していこうと働きかけるのと同じ。
 そしてだから。
 その上で、私は初めて「わかりにくい説明」をただあるがままに為せるのだと思う。
 私の中にあるなんだかわからないもの、それを素のままで表すことを、
 きっと勉強熱心な誰かは求めている。
 かっこうの勉強材料として。
 私はその要求に応えられる人間にもなってみたい。
 馬鹿みたいに意味不明でいい加減な自分を堂々と誰かに託して示せるように。
 私はそうやってありのままの自分を受け止めて理解してくれる誰かが欲しい。
 いいや。
 むしろ私は私を求めてくれるその誰かを欲しいと思える自分を求め続けたい。
 それはたぶん、私からは結構遠いところにあるものなのだと、今は思っている。
 私はいつだってただの怠け者だから。
 でもだから私は、勉強したいと思える。
 だからずっとこれからも学んでいける、そう思っていられる。
 やる気の無いただの堕落人間の私に私自身が学ばせる事のできる快感は、止まらない。
 不真面目だからこそ真面目であることの旨みがわかる。
 なぜ不真面目と断定できるのか。
 それはつまり、不真面目な私を認めてそれを更正させたいと思う貪欲な心が私にいつもあるから。
 紅い瞳は、真面目な人であるのだから。
 
 
 あ、石は投げないでくださいね?
 
 
 

 

 

-- 050117--                    

 

         

                                    ■■薔薇茶会■■

     
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 濁りを寄せ付けない透明な光が硝子の粒子の合間を縫って溶け込んでくる。
 背後に暗闇を従えたその白い光はあくまで正々堂々と目の前に広がっていく。
 薄暗がりの中に佇む紅い椅子にもたれている内に、
 この部屋はいつしかその侵入者に居場所を与えてしまっていた。
 誰がそれを許可したというのよ。
 その窓辺に届かない私の手を創造したのは、誰?
 暖かい硝子の埋め込まれた絶壁に毒されてしまう貧弱に凍り付いたこの私の手を。
 淫らに固まったこの体は醜いこの椅子にその支配権を委ねてしまっていた。
 私にはあの裏切り者の窓をお気に入りの真紅のカーテンで閉じ切る事もできないのね・・・・。
 嗚呼・・・・・・私の大好きなこの部屋の薫りが消えていく・・・・
 私は安楽にこの血をたぎらせながらひっそりと憎悪を燃え上がらせていく。
 細やかな風が犇めく誰も居ないこの美しい部屋に後光をもたらす愚か者。
 私はそれを正すこともできない絶対の弱者。
 私の夢が奪われていく事を一部始終目撃しているのがそれが嬉しいだなんて。
 部屋の奥に押し込められたこの体はもはやこの部屋の調度品。
 私には正当なるこの部屋の訪問者の侵入を阻むことなんて許されない。
 私はただテーブルに敷かれた冷たい紅茶の残骸に朱を注いでその客を持て成す準備しかできないのよ。
 この部屋の主は、私じゃ、無い。
 此処は漏れなく差し込んでくる窓辺からの光の安置所。
 そして。
 お客様のための部屋。
 応接室ですら無いの。
 だって私は、人形だもの。
 人形が客を迎える礼など、無いのよ。
 
 
 
 
 
 --- 豊かに陳列されていくこの体
 
 
 
 
 どれだけあがいてもこの部屋の装飾を変える事はできない。
 私の求める色がそれが妥協無き真紅である限り、それが壁に反映する事を止める手立ては、無い。
 私がなにかを好きであるという事をやめる事なんて、できない。
 それなのに、この部屋を造ったのは私では無いということを、私は決して否定できない。
 この狭い空間に明かりを灯すもの、それが月か陽でしか無いという事が、それがどんなに悲しい事か。
 私だってこの部屋の外からこの中の世界を照らしてあげたいのに。
 私が優しく抱きとめて、そして暖めてあげたいのに。
 でも。
 たったひとひらの薔薇の花弁がそよいだとき、私はこの中に居るしかないという事を思い知らされる。
 誰も、この部屋の中に逆巻く無限の微風を放置しておいて良いなんて言わないのだから。
 この部屋の管理を、それを私は任されているの。
 本当はね、私はこの部屋を私の手ですべて造り上げたかった。
 本当はね、私はこの部屋を私の手ですべて守ってあげたかった。
 そして私は、この部屋の中心に据えられた椅子に、この空間の主としてきっかりと座りたかったのよ。
 それが人形の私だって、それでも本当は良かったの。
 だって私には、この人形の部屋を守って戦う事ができるのだから。
 私は、私という名の血の通わない贅沢な調度品であると同時に、
 その哀れな人形の体にこの部屋の支配権を委ねる事もできる存在。
 私はその気になれば、薄明るい訪問客をこのミニチュアの部屋を使って持て成す事もできるのよ。
 
 でも私は、ずっとずっと、それでもただの人形だった。
 
 晴れやかにその光度を失っていく陽光を一日中見つめて、
 腹の立つほどしっかりとぬくもりを失っていく紅茶に弄ばれていく時間。
 決して暮れ果てる事も無い空と、絶対に凍り付く事も無いカップの中の無臭を感じながら、
 それを愛おしく抱きしめて泣き崩れていた日々。
 渇いた褐色の絨毯がその光景を憎々しげに見つめていることも、
 底の抜けた漆黒の天蓋が悔し涙を流していることも、
 そしてあの優しかった透明な窓辺が、
 空の日差しを抱き込んでこの部屋への侵攻を冷静に画策している事さえ知らなかった人形。
 ただただ美しき黄昏の瞬間の連続を刻む微風の律動が心地良くて、
 私はずっとずっとこの無音の薫りに酔いしれていたわ。
 この静寂を乱す者は、なんぴとであっても許さない。
 私はこの小さな世界の主にして支配者。
 このオーダーメイドの真紅の椅子の座に私が居る限り、私はこの領域を決して侵させはしない。
 私は、戦う。
 私にとって生きることとはすべて、この静寂の元に封印された空間を守る事だったのよね。
 私の生き血を吸い上げて増長しきったこの椅子が、
 私のこの人形の体を陳列(ならべ)て放さない。
 さしずめそれは、鍵穴に填め込まれたまま錆び付いた醜い鍵のよう。
 その鍵はもう、右にも左にも回ら無い。
 だから、もう、この部屋は開けることも閉める事も出来無くなっていたわ。
 
 
 
 
 
 
 嗚呼・・・・・・なんて・・・なんて広い部屋なのかしら・・・・・
 
 
 
 
 目の前で踊り狂う甘い光を、この瞳で殺したい。
 殺意を込めた凝視に魂を注ぎ込み、私は全力で椅子に鎮座していた。
 静寂に則り、激しく想いで斬り合いながら、私とその光達との戦いは続いていた。
 そうして。
 気付いたら、もう。
 この部屋は綺麗に荒れ果てていたわ。
 私の目と鼻の先で幼稚に戯れていた愚かな微風達は散り散りになり、
 私の想いで染め上げたこの世界の内装にへばりついて、それごと腐食させていたの。
 私の目の届かないところが出来てしまうだなんて。
 私はもはや、この部屋の主人などでは無くなっていたのね。
 私はもはや、この部屋を司るマスターでは無くなっていたのね。
 私は、ただの、お人形。
 真っ赤な椅子にちょこんと乗せられた、哀れで愚かなお人形。
 その席の向う側には、誰も、いない。
 だって。
 人形の私に、お客を持て成す権利など無いのだもの。
 私はただこの紅く縁取られた舞台の上で戦い踊り続けるだけの玩具。
 私はただこの部屋を彩り整えるための調度品。
 私は。
 私は、この部屋の一部。
 そして、私は、ただの部屋。
 だから其処に、もう私は、居ないわ。
 
 誰も居ないからっぽの体を、それをひきづる者も居ない。
 私なんてだから、ほんとうに何処にも、居なかったわ。
 
 
 
 
 
 
 ---- だから、私はその真っ白に燃えさかる光に抱き上げて貰ったのよ。
 
 
 
 
 
 
 真紅: 「という事だから、ジュン、お茶の準備をして頂戴。勿論、ダージリンよ。」
 翠星石: 「チビ人間、お茶菓子も用意しやがるですぅ。」
 蒼星石: 「ボクはほうじ茶など一杯振る舞って頂ければ結構ですので。」
 雛苺: 「えっとーえっとー、雛はねぇ、苺大福いっぱい欲しいなの〜♪」
 ジュン: 「お前ら〜、僕の部屋を勝手に宴会場にするんじゃなーーい!!」
 翠星石: 「なに言ってるですか。チビ人間如きが私達に奉仕するのは当たり前なのですぅ。」
 真紅: 「家来として当然の事ね。」
 雛苺: 「けーらい〜、け〜らい〜。」
 真紅: 「あなたも私の家来なのよ、雛苺。」
 雛苺: 「うー。」
 真紅: 「うーじゃない。はいでしょ。」
 ジュン: 「えーいうるさい! 黙れ! ていうか出てけっ!」
 翠星石: 「出てくのはそっちだこの引き籠もり野郎、ですぅ。さ、はやく宴会の準備をするです。」
 真紅: 「宴会というネーミングは頂けないわね。せめてお茶会になさい。」
 蒼星石: 「ボクは宴会でもいいと思うけどなぁ。」
 のり: 「はーい、みんな〜。お茶とお菓子持って来たわよ〜。」
 ジュン: 「な、なに勝手な事してんだよ!」
 翠星石: 「では、水銀燈の野郎を片づけてチビ人間もどうにかなったことを祝してかんぱーい!」
 ジュン: 「なんのことだよ!」
 雛苺: 「かんぱ〜〜い♪♪」
 蒼星石: 「かんぱーい。」
 真紅: 「不本意だけれど、乾杯というところかしらね。」
 ジュン: 「・・・せめて下でやってくれよ・・」
   
   
 真紅: 「こういう時間が楽しめるなんて、驚いた事だとは思わないかしら?」
 翠星石: 「考えてみればそうかもしれな・・・・・・た、楽しくなんてこれっぽちも無いですぅ!」
 蒼星石: 「翠星石、なにもここまできて見栄を張らなくても。」
 雛苺: 「雛はねー雛はねー、すっごく、すっごく今楽しいの!」
 真紅: 「私は素直に楽しいと言えるわ。
   それも今まで感じられたもののどれとも違っている楽しさを」
 蒼星石: 「そうだね。マスターとだけの幸せじゃなくて、
   こうやって姉妹が一同に会して笑い合えるなんて、ほんと夢みたいだ。」
 翠星石: 「考えてみれば、私達はアリスゲームの競技者で一応敵同士なのに、ですぅ。」
 雛苺: 「雛は巴と一緒に居たときは、アリスゲームなんて忘れてたなのー。」
 真紅: 「(雛をスルーして)私達はアリスドール。だけれども、
   それはなにもアリスゲームに参加していなくてはいけないという事では無いのよね。
   私は戦いながら生きているけれど、でも戦うために生きている訳では無い。
   私達はお父様に造られた人形だけれども、」
 蒼星石: 「ボク達はきっと、その造られた体を自分達が支配する戦いをするために、
   そのためにアリスゲームという舞台を与えられたのかもしれないんだよね。」
 翠星石: 「私は私だって言えるようになるためだけにアリスゲームは用意された、
   そういう風にも言えるですぅ。」
 雛苺: 「そうしたらさぁ、お父様のお願いって結構簡単な事だったのかも!」
 真紅: 「そうね。あるいはお父様は最初から当たり前な事しか、
   私達に求めてはいなかったのかもしれないわ。」
 翠星石: 「私は私だって言えたらあとは勝手にしやがれボケぇ、って事なのかもですぅ。」
 ジュン: 「(どんなお父様だよ、おい)」
 真紅: 「私達はお父様にアリスドールであって欲しいと願われた。
   でもその願われた『私達』というのは、だからアリスドールでは無い訳ね。
   私達は私達。その私達にアリスを目指すというお父様のお願いを背負わせて、
   そして私達の足で歩いていくだけ。」
 翠星石: 「私達はたとえアリスになれなくたって、もう立派な人形なのですぅ。」 
 蒼星石: 「だからボク達はアリスドールという役を演じていないときは、
   争う必要の無い、ただ優しく笑い合える姉妹で居て良いのじゃないかな。」
 雛苺: 「だって、雛は雛だもんっ!」
 のり: 「きゃ〜、雛ちゃんもう可愛すぎっ! ぎゅっ!(抱きしめて)」
 真紅: 「でもね。私達はそれを受けて、ただその通りのまま動いているだけで良かったのかしら?
   私は私、ただそれだけを言うことができて、
   それでもうお父様の願いは叶えたっていって先に行ってしまったら、」
 蒼星石: 「ボク達の目の前にお父様はもう居られなくなってしまう。」
 雛苺: 「えー! そんなの嫌なのー! やー!!」
 ジュン: 「(こいつ、アリスゲームの事忘れてたとか言ってなかったっけ?)」
 真紅: 「私はアリスドールじゃない。私は誇り高き真紅。
   そしてだからこそ、私はお父様のためにアリスドールになってあげる事もできるのだし、
   改めてローゼンメイデンの第五ドール、
   そしてお父様に造られた人形だって事を受け入れられるのだわ。」
 蒼星石: 「そうだね。ボクはボクでしかないって、それってすごく当たり前な事なのだし、
   だから『そんな事』にいつまでも執着している訳にはいかないのだから。」
 ジュン: 「僕達には、守ってやりたい奴らが居るんだもんな。」
 翠星石: 「守りたい人のために、私達は戦ってるです。
   自分を守るための戦いは、もうアリスゲームだけで充分なのですぅ。」
 雛苺: 「でもー、雛、自分の事も大好きだよっ!って一杯言いたいの。」
 真紅: 「そうね、雛苺。 自分を愛してくれる人のためにも、自分を愛せなくては駄目ね。
   そして、私達が私達として誇り高くいられるのは、それは、」
 のり: 「私達があなた達の事を愛しているからだと思うわ、真紅ちゃん。」
 真紅: 「良く出来たわね、のり。その通りよ。」
   
   
 真紅: 「私達は、アリスを目指すためにアリスゲームを戦っている。
   でも私はそれをやめさせたい。
   私はアリスゲームの勝者になっても、」
 蒼星石: 「敗者のローザミスティカを奪わない。」
 翠星石: 「敗者に無様に生きていて貰わないと、
   今日はこれくらいで勘弁してやるって言えないですぅ。いひひひ。」
 雛苺: 「翠星石・・怖いの〜。」
 真紅: 「私は私だ、とひとりだけで叫ぶために戦うなんて、あまりにも愚かだと思うわ。
   少なくとも、良い趣味だとは言えないわね。
   私は、すべての姉妹達と楽しく笑い合えるために、そのために戦うつもりよ。」
 蒼星石: 「きっとお父様は、其処まで考えてアリスゲームを始められたのかもしれないね。」
 翠星石: 「戦う事にも目を向けさせて、
   駄目マスターに囚われ無くする意図もあったりするのかもですぅ。」
 雛苺: 「雛、面白いの見つけたら飛んでくの!」
 真紅: 「そう。或いは雛苺の言う通りなのかもしれないわ。
   極論すれば、アリスゲームは元々私達姉妹の社交の場にしか過ぎないのかもしれない。
   もしかしたら、戦うという行為自体必要無かったのかもしれない。
   お父様が私達にお与えくださった願いは、本来ただのひとつ。
   至高の少女たるアリスになれ、という事だけ。
   それは本当に互いのローザミスティカを奪い合わなければなれないものなのかしら?」
 蒼星石: 「きっと違うのだろうね。」
 翠星石: 「ローザミスティカよりも大事なものがあるですぅ。」
 真紅: 「アリスがローザミスティカを全部掻き集めた程度でなれるものなら、
   そんなもの、はじめから至高の少女でもなんでも無い。」
 ジュン: 「自分ひとりだけ良い思いしてもな。」
 雛苺: 「独り占めは、全然楽しくないの!」
 のり: 「みんなで仲良くする事は、とっても良いことだって思うわ。」
 真紅: 「だから、みんなでこのお茶会を楽しく最後まで演じ切ること、
   それこそがアリスのすべき事では無いかしら?」
 蒼星石: 「そうだね。」
 翠星石: 「そうかもしれないですぅ。」
 雛苺: 「絶対そうなのっ!!」
   
   
   
 真紅: 「だから、これからも、あなたは私の家来よ。
   そしてジュン。
   
   私は誇り高きあなたのお人形。」
   
   
   
   
   
 ---- 紅く光り輝く小さくて美しいあの部屋が私には見える
 
 私を捕えて離さない広い部屋。
 その中に居る人形の役を笑顔で演じられる力強さにこそ、アリスの強靱さを見つけたわ。
 そして私は、その部屋の中の椅子にゆったりと座っていられるアリスを見つけたの。
 なぜって?
 そんなの決まっているじゃない。
 窓の遙か向う側からやってきた、泣き出したくなるほどに強烈な光が、
 私の目の前で踊っていてくれるのだから。
 ほら、ご覧なさい。
 あんなにあの子達が幸せそうに私の部屋の中で踊って・・・・・
 そして一度たりともテーブルの向う側に誰も住まわせなかった私の瞳が、
 いつしかその光の抱擁に包まれて、私の目の前にあなた達を座らせていた。
 なにも無かった空間に薄明かりが凝縮され、時を経ずしてそれは形を為し声を発し、そして。
 そしてこの無音の薫り立ち込める伽藍堂の部屋に、あなた達のさざめきをもたらしたの。
 
 ああ・・・・ほんとうに良く来てくれたわね、みんな・・・
 
 あなた達を私自身が持て成すことができなくても、私はもう大丈夫。
 だって。
 私には、ミーディアムが居るのだもの。
 とても嬉しいのに椅子の上でぎこちなく微笑むことしか出来ない人形の私を、抱き上げてくれる人間。
 私はもう、あなたにこの体を任せられるのよ、ジュン。
 この明るい部屋を、よろしく頼むわ、ジュン。
 そして、私は。
 そのジュンを召し使って優雅に独り椅子の上でお茶を楽しめる、至高のアリス。
 この部屋は、私のもの。
 この部屋は、私。
 この部屋が、私。
 だからこそ、ジュン。
 私はあなたにこの部屋を任せて、みんなを持て成す事さえあなたに委ねられるのよ。
 さぁ、お茶の支度をして頂戴。
 あの子達が待っているの。
 
 そして、新しい光を受け入れるために、
 私はあなたから貰った右手でこの部屋の窓をすべて開け放つわ。
 
 
 いらっしゃい。
 さぁ、愉しみましょう。
 幸せを、漏れなく受け取るために。
 
 
 
 
 

 

-- 050114--                    

 

         

                                    ■■火事場の■■

     
 
 
 
 
 
 ごきげんよう、紅い瞳です。
 脳みそが店じまい寸前です。やる気でません。ぐぅ。
 あー、明日は大雪だそうで、受験生の方々、お気を付けてくださいね。
 寒かったり冷たかったり雪だったりするでしょうけれど、頑張ってくださいませ。
 私は寝てるけど。
 明日はもうぐっすりだけど。
 義経の再放送の時間までに起きればそれで。
 
 感想書くアニメが無いとサイト更新する気がまるで起きないだなんて、
 それってばつまり、ええと、どういうことでしょうか?
 その質問には誰も答えなくていいです。ていうか黙ってろ。
 でもさ、ほら、そういえば。
 今週中にローゼンメイデンのオマケ的更新をするとか、その辺りの話はまだ覚えてます。
 ええ、それはもうしっかりと。
 だからほら、完全に店じまいしないで踏ん張ってるでしょ?
 紅い瞳、まだちょっと頑張っちゃってる。いけるいける!
 
 
 時間の問題ですが。(あと2日)
 
 
 
 うん。
 取り敢えず頭の中では「あかんあかん! ローゼンの感想書かなほんまあきまへんでっ!」とかもう、
 そういう感じでなにかが充実している上にパンクしてしまっていますので、
 今週いっぱいはローゼンが気になって気になって更新どころではありませんので、
 もうしばらくお待ちくださいませ。
 ローゼン感想を期待して待っている奇矯な、もとい奇特な人は、
 もう少しだけ夢を見ていてくださっても良いですよ♪
 
 
 ていうか、ローゼン感想ってどうやって書けばいいんだっけ? (あくびしながら)
 
 
 
 
 
 
 
 蛇足:
 ローゼン感想がUpされる可能性27%。 その根拠・適当
 本を借りてきましたので書名を記します。
 ネタにでもしてください。ていうかまだ全然読んでなかったり読んでたり。ぐぅ。
 ・老兵は死なず(佐藤愛子)
 ・ヴィヨンの妻(表題作を含む短編集 太宰治)
 ・上泉伊勢守信綱(永岡慶之助)
 ・陰陽師 太極ノ巻(夢枕獏)
 ・ぼっけえ、きょうてえ(岩井志麻子)
 ・自己責任(今井紀明)
 それとある意味でカイレドスターが私の中でもはやスターになりました。
 お空の星になった訳ではありません。
 あ、でも主人公はそらだけど。
 みんなでそらを応援しよう、しよう、しよう!
 
 
 

 

-- 050110--                    

 

         

                                ■■問題、ありません■■

     
 
 
 
 
 
 
 *紅い瞳の今期アニメレポート第二弾
 
 ・好きしょ
  あははははははははは・・・・・・・・・・・プチッ(TV電源OFF)
 
 ・まほらば
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、もう寝る時間です。(TV電源OFF)
 
 
 
 
 もういいです。
 
 
 
 
 ◆ ◆
 
 Web拍手というものをご存じでしょうか?
 っていうかぶっちゃけウチにもついてるんですけど。
 でね、でね。
 Web拍手っていうのは、サイト見て面白かったりしたら思わず拍手!って感じで、
 拍手ボタンをひとつポチっと押す訳です。
 そうするとその拍手したでーというのがそのサイトの管理人にわかるシステムなんですヨ。
 別に誰が拍手したとかは全然わからないので、だいじょーぶ。
 拍手ボタン押した後の画面から管理人にひと言メッセージも送れるので、
 いわば匿名(つまりH.Nもわからない)のBBSへの書き込みって感覚でも使えるのです。
 うん。
 だからBBSよりより簡単に管理人とコミュニケーションが取れるものなのね。
 あ、管理人からの返事はサイト上で行っています。
 私的にはですね、だからサイト見てどんなレベルででもいいから感じるものがあったら、
 ほんとのほんとに気軽に拍手していただきたい訳ですよ。
 感覚としては、たとえつまらなくても次回への期待を込めて、とかそういうのもありでしょうとか、
 まぁそんな調子の良いことを考えるのですよ、私あたりの人間は。
 やっぱり、拍手されたら嬉しいじゃないですか。
 別にメッセージは無くても構わないです。
 拍手だけでも大変嬉しいので、おっとちょっと手がすべっちゃったとか、
 そういうニュアンスで恥ずかしがりながらでもいいから、皆様には是非ポチっと押して頂きたい。
 Web拍手ボタンは上にあるコレです → 
 
 
 
 こんな事をわざわざここに書いた理由は他でも無い。
 4日連続で拍手無しなんだもん。
 ははは、ははは、はは・・・・・・・・・・・・・・はぁ。(ため息)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 日記頑張りますから。
 死ぬほど頑張りますから。
 死にますから! (寂しくて)
 
 
 
 
 
 P.S:
 鹿児島実業、優勝おめでとう。
 大久保嘉人、デビュー戦1ゴール1アシスト、おめでとう。
 うん。
 サッカーのお話。
 
 
 

 

-- 050107--                    

 

         

                             ■■アニみて一周年記念■■

     
 
 
 
 
 
 
 *紅い瞳の今期アニメレポート第一弾
 
 ジンキエクステンドと、ゼノサーガと、ああっ女神様を見ました。
 ジンキエクステンドはお腹が痛くなるまで笑いました。
 そしてそのうちなぜか悲しくなってきました。
 なんでこんなに一生懸命に笑わなくちゃいけないんだろ、って。
 ゼノサーガはなんでこんなの私は見てるんだろとか首をひねってました。
 それなのに普通に見ていてなんにも違和感無く展開にドキドキしてたりしました。
 きっと紅い瞳って人は幸せな人なんだと思います。
 ああっ女神様は古色蒼然としたぬるま湯でした。
 そして眩暈がてら気持ち悪くなってしまいました。
 なんでこれ、こんなに見てて疲れるんだろ。
 
 やる気ありません。
 以上です。
 
 
 ◆ ◆
 
 アニメマリア様がみてるの第一期が一年前の今日、放送開始されました。
 別の言い方をすればアニみて一周年です。
 良かったですね。
 なにが良かったかなんて私は知りません。
 一周年記念とか言って私がなにかするとでも思ったのか。
 する訳が無いと冷静に判断するのが健全な魔術師の工房のお客様の嗜みで御座いますよ。
 そしてそんな嗜みなんて跨いで押し通るのが健全な紳士淑女の嗜みであるのです。
 なにか期待して待たれている方が、やっぱり嬉しいじゃないですかー。
 で、その期待を無造作に裏切ってみたりするのって、割と快感じゃないですかー。
 ほら、みんなもっと期待して。 もっと私を崇めなさい!
 ああいいですよ、もう。
 不健全でいきましょうよ。まったりいきましょうよ。
 え? なに言ってるかわからないですって?
 そんなの、私に言われてもねー。
 ほら、あれです。
 マリみて万歳。(真顔で)
 
 取り敢えず一年も経てば程良く自分の中で消化吸収されきって、
 ようやく私こそ真のマリみてファンなり、とか蚊の羽ばたきよりも小さな声で囁いても良いはずです。
 むしろマリみてファンを名乗ってもいいですか? とか改めて問い直したい心地です。
 私は本当にマリみてファンなの?
 ていうかマリみてファンってどういう事?
 え? マリみて? なにそれ?
 と、こういう感じで脳細胞を意図的に惑わしてみるお遊びを始めても、
 たぶんきっと大体運が良ければ改めてマリみてに向き合える位置に着地できると思いますので、
 今年はまた新しい形でマリみてに関わっていけたならば良いですねぇとかため息を漏らしたいです(希望)
 
 アニメ見たり、アニメ見たり、アニメ見たり、あとアニメ見たり。
 それくらいですけどね、私に出来るのはあはははは。
 原作もそのうち血迷ったらぼちぼちと読み再開致します。応援してください。
 
 
 あ。
 それとアニみて一周年記念として、夢之語リ部に新しくマリみてアイコンを導入致します。
 え? なにもしないんじゃなかったのとか言ってもなにも聞えません。ノリです。
 例の如く眠りの園様からお借り致しました。いつもありがたく使わせて頂いています。
 以下の皆様が新入生ということですので、ひとつ。
 
 反対由乃さん和服志摩子さん
 スーツ蓉子様ロング聖様先代白薔薇様
 
 
 
 白薔薇に大幅な偏り確認。
 
 
 
 
 
 
-- 050104--                    

 

         

                                 ■■ お正月終わり ■■

     
 
 
 
 
 
 
 年末に録画した映画版「壬生義士伝」をこの後に及んで見てしまいました。
 3時間近くもあるので、1時間づつ3回に分けて観ようと思っていたら、
 案の定3時間ノンストップで行ってしまいました。
 これも予測の範囲内さっ。
 で。
 内容に色々不満はあるものの。
 つーか佐藤浩市はとってもいいんだけど斎藤役はねーだろとか、
 ていうかドラマ版の竹中直人の方が凄かったしなーとか、
 ていうか三宅祐司の意味の無い(?)大野次郎右衛門はなんだったんだよとか、
 ていうか「逃げろ、吉村!」が無いって言うのはこれはなんの冗談かーとか、
 いやいやもう、挙げれば数限りないほどに文句が私の中で列を成しているのですが。
 なのですが。
 
 
 中井貴一にがっちり持って行かれました。(胸の辺りをさすりながら)
 
 
 あの怒っているような笑っているような泣いているような顔は、もう堪りませんでした。
 こういう吉村貫一郎もありだなー。
 泣くなっていう方が無理です、実際。
 ていうか後半は分刻みで泣いていたような気がしますけど、ええと、疲れたのはよく覚えています。
 多くは、語るまい。(また泣くから)
 
 
 ◆ ◆
 
 さてさてさて。
 あ、このさてさてさてという言葉はカレイドスターで使用されているセリフを借りたもの、ってどうでもいいか。
 で。
 お正月もあっさりと三が日を終えてしまい、なんだか普通に拍子抜け状態なのですけれども、
 取り敢えずいつも通りに今年分の更新ペースをのらくらと開発し始めていこうかなーと思っている次第。
 今年はどうしよっかなー。
 まーどーするもなにも、なるようになれーですけど。
 そのうちそのうち。
 で、早速ですけれど昨年末に予告したローゼンメイデンの最後の更新はちょっと待ってくだされ。
 今週中にモチベーションを高めて来週更新できればと思っています。
 というかモチベーションが程高くならなかったら更新は夢のまた夢の彼方へ掻き消えてって感じで。
 ええと、そんなところでお願い致します。
 
 そして昨年の後始末云々も良いのですけれど、
 今年発のアニメの感想とかも書いてしまいたいお年頃な訳で御座いますれば、
 いろいろいろと探索しておりますところなのですが、ええと、どうしよう。
 綺麗サッパリ何も見つかりません。
 昨年から1月の新アニメは探しているのですけれど、
 この期に及んでも知っている以上のアニメの情報が上がってきていないということは、
 これはつまりその、これで全部なんですかほんとに?
 いやいやいや、ほんとそう問いかけてしまいたくなるほどにこれだけしかアニメ無いの? って感じ。
 現時点で、正直取り敢えずでも観ようと思う気がするアニメはひとつもありません。
 面白そうと思えるアニメが事前に見つからなかった事は今までにもありましたけれど、
 こんな事は過去一度もありません。
 マズイ。非常にマズイ。
 ていうか、私はなにを観れば良いのん? 教えてマリア様。
 という訳で、ランダムに観てみます。
 目、つぶって観てみます。(意味無し)
 運が良ければ良いのが見つかるし、悪ければ・・・・・・・・・・・・・・・(なにか言えよ)
 で。
 取り敢えず予定の予定という感じなのですけれども、
 2月頃にフルーツバスケットの感想を始めるかもしれません、と言ってみちゃったりします。えへん。
 どんな心境の変化があったのん? とか詮索されてもなにも出てきませんヨ。
 だって、なにも考えて無いからー。(大の字で寝っ転がりながら)
 
 あとなにか書くことがあったような気がかすかに。
 ええと、そうだ。
 日記の過去ログ保管所である悠久的遍歴を改装致しました。
 見やすくなったり、見にくくなったりしました。
 あんまり意味ありませんでした。
 で、その上まだ全然完成していないので、旧態のままの箇所やリンク張っていないとこもありますけど、
 その辺りはしばらくお待ちくださいませ。
 取り敢えず出来たとこだけUpしてみただけなのです。うん、気が早いってこういう事さ。
 
 
 そんなとこでしょーか。
 終わり。
 
 
 

 

-- 050102--                    

 

         

                                   ■■ あけごき ■■

     
 
 
 
 
 
 
 
 あけごき、ことよろ。
 
 
 
 ちなみにあけごきとはあけましてごきげんようの略ですと解説する紅い瞳です、おめでとう、諸君。
 という感じではい、いよいよ2005年開幕で御座います。
 今年はなにをしようかな、とか考える必要も無いくらいに去年と今年はひとつ繋がりな気がしているので、
 その、2005年なんていいよ、もう。
 
 だってさ、いきなり凶ひいたもん。(初詣のおみくじで)
 
 なんかもうさ、2004年を2回やってもいいですから。
 それが駄目なら、はやくも2006年来てくださってもいいですから。
 あんの無茶苦茶人混みの中をしっかり頑張って並んでこれですか神様。
 お賽銭奮発して硬貨王者の500円様をチカラの限り投げたら、
 賽銭箱を飛び越えて舎内で並んでた人の後頭部にクリーンヒットさせた本格左腕の扱いがこれですか。
 うわ、見てる見てる! 頭押さえてこっちキョロキョロ見てるよ! (顔を逸らしながら)
 うん。わかってる。わかってるんです。
 右利きのくせに気取って左手で投げた私が悪いんです。
 細木○子を笑った私が全部悪いんです。
 よく考えたら、500円玉賽銭箱に入ってなかったもんね。
 え? もしかして私、お賽銭もせずにお願いごととかしてました?
 なに? どうか紅い瞳を幸せにしてくださいとか、悲しいくらいにアバウトなお願いとかしてました?
 
 あー。
 それは凶もでるよね。(納得)
 
 ああ。いけない。いけません。
 新年初めからこんな元気の無い事言ってちゃ。
 ほらほら。もっと明るくいこうよ紅い瞳ちゃんよ。
 笑う門には福来る!
 ということで、初詣後に新年会に参加してきました。
 わーい! 毎年やってる親族内の宴会である意味すっごく大変なやつだけど、楽しいなー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 楽しすぎて、トイレに2時間も籠もっちゃったもんね! (吐きました)
 
 
 
 
 
 
 
 生まれて初めて酔い潰れまして候。
 しっかり吐かせて頂きまして御座います。
 うん。あまりに残念だったよ、うん。
 紅い瞳は浅はかな人っぽいけど、浅はかなりにできる事もあったのに、
 酔い潰れちゃうとそれすらもできないもの。
 トイレの中で汚しちゃったのを懸命にトイレットペーパーで拭く事しかできなかったもの。
 ドア開けてーとか外の人が半笑いで言ってくれても、開けられないよ。
 こんなカッコ見せられませんもの。ネタにされる事間違いないし。
 頭グルグルで体がふらふらにも程がある状態でなんとか立ち上がろうとしたら、
 迷う事無く貯水タンクにタックルしちゃって、トイレ内に噴水咲かせちゃったもの。
 そのうちトイレットペーパーを巻くこともできなくなっちゃって、
 最終的に寝ゲロだけはしてたまるかと誓って壁にもたれている事しかできなかったもの。
 まずね、悲しかった。
 私のお酒の強さなんてたかが知れてるけど、
 でも酔い潰れる事だけは絶対しないと思い懸ける事にかけては自信あったのに、こんなになっちゃって。
 酔い潰れるのを回避する方法なんていくらでもあるし、
 事実今までずっとそれを実践してこれたのに・・・・。
 そしてやっぱり、自分の体が此処まで動かせなくなるまで自分を野放しにしてしまったのが、
 それが一番悲しい。
 うん、正直私は自分の身を操る事にかけては自信があったんだけど、
 でもそんなの潰れちゃえば意味無いだろうと予測はできてた。
 だからその状態まで落ちない事、予防こそ第一だとちゃんとわかってたのに・・・・。
 なんかね、こうスッパリと刺し貫かれたような悲しさだったよ。
 そしてね。
 その悲しさを越えて悔しかったのが。
 酔い潰れちゃう事で、他の人に迷惑をかけてしまった事でした。
 私にできる事まで自分でできなくしてしまって、他の人に協力できなくて、
 その上心配させるような事してしまって。
 トイレから出て、布団に寝かせて貰ったとき、おもっきし泣いちゃいました。
 悔し泣きなんて久しぶりでした。
 ていうか、もしかしたら今までで一番悔しかったかもしれない。
 ほんと、ごめんなさいとしか。
 で、一晩明けて(泊めて頂きました)、昨夜参加していた人に謝罪の電話を。
 
 何人かは、話を切り出す前に酷い二日酔いだからとかで電話を切られましたけど。
 
 私はなぜか二日酔いとかは無かったでー。(けろっとした顔で)
 
 
 ちなみに、のお話。
 トイレから出て布団に入る直前までのほんの数分間だけ綺麗に記憶が飛びました。
 で気付いたら布団の上に居たわけで、、謝りついでに慌てて何人かの人に聞いてみましたら、
 
 「気にしなくていいよ」
 「今は知らなくてもいいから。」
 「大丈夫。大丈夫。大丈夫だから!」
 「とりあえず忘れて」
 「・・・・・・・(無視)」
 
 いったい私はなにをしたんですか。
 
 
 
 
 うん。
 それだけ。
 それだけのお話です。
 これ以上なにも出ませんから。
 ていうかもうなにも出したくありません(胃から)
 
 
 
 

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